堀越喜晴のレビュー一覧
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布団をしっかりと肩までかぶり、あたまを枕から持ち上げることもなく、もちろん灯りも点けずに、何人もの人の手の触れた点字書に指をはわせながら、時間をかけて文章の響きに心を澄ます。秋の夜長、私たち点字使用者だけに与えられたそんな至福の時をじっくりと味わうというのも、また一興だ。
この世のたった一つの権利と...続きを読むPosted by ブクログ -
点字毎日で連載されたエッセイの書籍化。
全盲の著者による遠慮会釈なしの声。
とかく、守られるべき存在、手助けが必要な存在とステレオタイプ的に括られがちな人たち。
こういう本を読む事で、そう言った括りを壊し互いが互いを補い合える社会になれたらなと思う。Posted by ブクログ