小林ランのレビュー一覧

空白小説

氏田雄介 / 小狐裕介 / 水谷健吾 / 小林ラン

書き出しと結びの文だけが決まっていて、その間を多様な物語で埋め全く異なったお話にしてしまうという斬新なショートショート。
５分もかからず読めるので手軽。
インパクトに欠けるものもあるが、なるほどと感心させられるような大どんでん返しもあったり。
「吾輩は猫である□名前はまだない」が特に好き。
この短さで起承転結をはっきり表せるのが尊敬。
「名前はまだない」できれいに締まっていて爽快。
突飛な発想力がないとなかなか書けない物語だと思う。

空白小説

氏田雄介 / 小狐裕介 / 水谷健吾 / 小林ラン

めちゃくちゃ面白かった！
SF的な作品も多く、ミステリっぽさもありつつ。
たくさんの有名な名言や作品の１文、挨拶まで色んなパターンのお話があり、どれも面白いシチュエーションで唸りました。

空白小説

氏田雄介 / 小狐裕介 / 水谷健吾 / 小林ラン

最初と最後が決まっている物語というのに惹かれて購入しました。
最後に予想したラストと違っていい意味で裏切られたり、最初からそっちにいくかあと驚かされて最後まで楽しく読めました。
「犯人はこの中にいる-私がやりました」の章がとても好きです。自分で作ってみても面白そうだなと感じました。

空白小説

氏田雄介 / 小狐裕介 / 水谷健吾 / 小林ラン

はじめと終わりの言葉が決まっているという条件で制限された中で作品が作られているショートショート。
星新一が好きな人はこれも好きかなと思う。
個人的にはものすごく好き。

空白小説

氏田雄介 / 小狐裕介 / 水谷健吾 / 小林ラン

書き出しと結びが決まっているショートショート集。
おすすめ作品
3章第3話『田中地球』
5章第5話『遠距離』
7章第3話『睡眠労働』

空白小説

氏田雄介 / 小狐裕介 / 水谷健吾 / 小林ラン

最初と最後の一文が予め決められているショートショート集。最初と最後が全く同じでも、これだけいろんなタイプのお話が生まれるんだなぁ、と改めて作家さんの凄さを感じました。文中の言葉の捉え方もそれぞれで面白かった。

空白小説

氏田雄介 / 小狐裕介 / 水谷健吾 / 小林ラン

シリーズ累計50万部突破！ らしく、趣向は確かにおもしろい。 それに合った表紙もシンプルだけどオシャレな感じ... ではあるが、内容はイマイチ。
なんか読んでて疲れてしまった。

空白小説

氏田雄介 / 小狐裕介 / 水谷健吾 / 小林ラン

文字数少なめでスイスイ読めた
意味不明な話もあったが、楽しめる
ショートショートにありがちだが、宇宙人モノが多い

空白小説

氏田雄介 / 小狐裕介 / 水谷健吾 / 小林ラン

書き出しと結びが同じといっても、その言葉の使い方が意外すぎて面白かった。だいぶ力業なものもあるがよく考えたなと感心。

空白小説

氏田雄介 / 小狐裕介 / 水谷健吾 / 小林ラン

ショートショートが好きな人なら読んで損はないと思う。

名著・名言をお題として使うスタイルは面白いと思ったし、ちょっと自分にも書けるんじゃないかとさえ思うほどシチュエーションが限定されてるかと思ってたけど、多様な使い方がされていた。

個人的に面白かった３選
春巻き：『蓋をして三分　→　お召し上がりください』

名言：『地球は青かった　→　人類にとっては大きな第一歩である』

卑怯な手口：『犯人はこの中にいる　→　わたしがやりました』

空白小説

氏田雄介 / 小狐裕介 / 水谷健吾 / 小林ラン

ほんタメでたくみさんの紹介を見て面白そうと思い手にとった。
アイデアは面白いし色々なストーリーが展開されてなるほどと思ったが、これなら星新一のショートショートを読んだほうがいいかな?と思ってしまった。

空白小説

氏田雄介 / 小狐裕介 / 水谷健吾 / 小林ラン

ほんタメでヨビノリのたくみさんが紹介されていて読みました。発想は面白いですが、内容はうーん…といったところです。

空白小説

氏田雄介 / 小狐裕介 / 水谷健吾 / 小林ラン

「吾輩は猫である→名前はまだない」といったような書き出しと結びが決まったショートショート集。1つのお題で7つの全く違った短編が書かれています。

「54字の物語」より読み応えもあり、いろいろなパターンが作れ、面白い企画だと思います。最初の方は、結構面白かったのですが、最後の方になっていくとちょっと微妙...。私が、少し期待値を上げ過ぎたのかもしれません。