母の友のレビュー一覧

  • 母の友2023年9月 特集「母もみんなも息がしやすい世界」
    人は柔らかくて弱い存在だから、息がしやすい場所をもちたい。(河合香織さんと阿比留久美さんの言葉より)
    私にとってのその場所は「母の友」になりつつある。

    小説を読むだけでは辿り着けない、
    様々な方々のエッセイと出会えるのがよい。

    この雑誌を読んでいると、
    息ができている感覚があって、
    「あ、私呼吸...続きを読む
  • 母の友2023年6月 特集「放っておかないで、自分の心身(からだ)」
    心を亡くしたささくれた身体に生きた言葉が染み込んでくる。
    本書で執筆してくれている方々はみんな優しい。
    ほんとにほどよい距離感のともだちって感じ。
    自分の時間を取り戻すお伴。
  • 母の友2023年11月 特別企画「こどもに聞かせる一日一話」
     特別企画の前に一つだけ。

    「絵本作家鼎談
    ガンバートル×ボロルマー×津田紀子(後編)
    違いから生まれる絵本の種」
     一年間のうち夏の間の二か月はモンゴルに帰る、ガンバートルさんとボロルマーさんは、そこで日本とは全然異なる世界を再体感して、絵本からは離れた『生きる』ということを考えることで、また日...続きを読む
  • 母の友2023年8月 特集「いま、読みたい本」
    色んな人の、本との関わり方をみられて面白かった。同じ本を繰り返し読む、読む時間がなくても積読を買い続けるなど。
    そして、なかなか本を読む時間がないという人も多く、親近感が湧いた。

    本を開いて初っ端の引用は、
    管啓次郎さんの『本は読めないものだから心配するな』でした。

    選書も興味深く、読みたい本が...続きを読む
  • 母の友2023年9月 特集「母もみんなも息がしやすい世界」
    創刊70周年記念特集
    『母もみんなも息がしやすい世界』

     70周年記念ということで、様々な視点から眺めた内容に心が軽くなり、様々な見方を教えてくれた特集でした。


    長島有里枝さん×塩川いづみさん
    「ケアする人のケア、は」
     ケアと聞くだけで、とても難しい印象を持ったが、「ケアの学校」という展示で...続きを読む
  • 母の友2023年7月 特集「自然にふれる喜び」
    以前から読みたいリストに入れていた若菜晃子さんが特集されており、ますます惹かれました。
    さっそく三部作のエッセイを読みたい。

    星野道夫さんの記事も貴重で興味深かった。
  • 母の友2023年9月 特集「母もみんなも息がしやすい世界」
    タイトルの『息がしやすい』という言葉が心に沁みます。
    息がしづらいと普段感じてるわけではないですが、日々を思い返してみるとそんな場面や思いがあったり、、、。
    普段私も考えている『ケアすること』についての対談(長島有里枝さん×塩川いづみさん)はとても興味深かったです。
    河合香織さんのお話も心に響きまし...続きを読む
  • 母の友2023年8月 特集「いま、読みたい本」
    最高の一冊!読みたい本がたくさん見つかりました。大切にしたい言葉も。子供と一緒に絵本を読みたくなりました。
  • 母の友2023年3月 特集「守れているかな 子どもの権利」
    子育てにおいて、根底にあって、むしろこれだけで良いんじゃないかと思えるほど大切なことが『子どもの権利』だと感じた。
  • 母の友2023年6月 特集「放っておかないで、自分の心身(からだ)」
    生理や性教育、東洋医学、ヨガなど、興味があることがギュッと詰まっていました。
    特に小林エリカさんの母の冒険の文章には共感するところが沢山あり、読みながらうんうん!と頷いてしました。
    もう一度じっくり読み返して、ヨガや東洋医学に基づく簡単な料理にも挑戦してみたいなと思います!
  • 母の友2023年4月 特集「わたしを大事にするヒント」
    創刊70年記念のリニューアル第1号。
    70年前の母たちも「あまりに忙しい」毎日を送っていたらしい。考えてみれば、電子レンジはないし、洗濯だって洗濯板。家事に育児に追われるわけだ…。

    現代は現代で「忙しい」ことに変わりはなくて、4月に育休から復職した私にとって「わたしを大事にするヒント」はめちゃくち...続きを読む
  • 母の友2023年3月 特集「守れているかな 子どもの権利」
    これだけ、一冊の雑誌をこと細かく読んだのは、生まれて初めてかもしれない(そもそも毎月コンスタントに発売する雑誌を私は買わないので)。

    それくらい内容は、多種多様に富んでいながらも共通点があって、考えさせられる事が多く、とても充実した読書になりました。111108さん、ありがとうございます(^^)
    ...続きを読む
  • 母の友2024年2月 特集「きょうだいとか、ひとりっことか」
    犬山紙子のエッセイが一番印象に残った。
    大好きな友人を脳内に召喚し、1人で戦わない。
    会ったことのない作家でも、心が軽くなるような言葉を紡ぐ人はどんどん召喚して、自分の心をガードする手法。「その手があったか!」と妙に納得した。
    たとえ自分にとって都合よく解釈していただけで、ホントはその作家はどんな人...続きを読む
  • 母の友2024年4月 特集「子育てを“たのしむ”」
     「母の友」は、この号から新年度となったことで、新しい連載もいくつか始まり、まずはそれらを紹介していきます。


    サントーシマ香さんの
    「ヨガでみつめる私の時間」
     こころや体に溜まった緊張を解きほぐし、気分をリフレッシュさせてくれる、やさしいヨガの紹介、初回は「ガス抜きのポーズ」で、やり方はとても...続きを読む
  • 母の友2024年3月 特集「なんで忘れちゃうんだろう?」
     特集のタイトル、「なんで忘れちゃうんだろう?」を見ると、年齢的に不安に感じられる点もあったものの、内容は忘れることだけではなく、記憶や記録についても様々な角度から取り上げており、『記憶は人間の財産』や『日記はやさしい』、『子どもとの日々の存在』など、各コーナーのタイトルだけで興味を惹かれるような多...続きを読む
  • 母の友2024年2月 特集「きょうだいとか、ひとりっことか」
    特集 「きょうだいとか、ひとりっことか」
     子育てに関する悩み相談や、お金にまつわる不安に、きょうだいを描いた本の紹介と、色んなコーナーがある中で、私が印象的だったのが、Q&Aの一つ、『ついつい「大きいんだから」と上の子に我慢させてしまいます』で、『「あなたは大きいんだから」と言われても、子どもにし...続きを読む
  • 母の友2024年1月 特集「笑っていきましょう」
    川内倫子さんの写真「一月の光」
     私が読み始めて初めて見た人の存在する写真は、雪景色の中、ソリを引き上げているその後ろ姿の横に映る影によって、光の存在を認識出来て、その僅かながらも確かに存在する様には、まるで、その人の気持ちを鼓舞しているようにも思われた心強さであった。


    特集「笑っていきましょう...続きを読む
  • 母の友2023年12月 特集「“声”が聞きたい」
     まずは、気になったコーナーから。

    川内倫子さんの写真、「十二月の光」
     その冬枯れの木々を、どこか朝靄がかかったように取り巻く光には、まるで優しさを見出せる温かさがあって、月毎に異なる光って、あるんだなあと、改めて実感させられた。

    「絵本作家対談 多田多恵子×堀川理万子(前編)
    まつぼっくりが...続きを読む
  • 母の友2023年10月 特集「炭水化物、気になりません?」
     まずは、気になったコーナーから。

    小幡彩貴さんの「kinderszene(キンダースツェーネン)」
     秋の切ない雰囲気は、感受性豊かな子どもには、また違った感覚なのかもと思わせる、おじいちゃんの寄り添い方も素敵な一場面。

    長田杏奈さんの「私のきれいは私が決める」
     「今日も暑いですね」ぐらいの...続きを読む
  • 母の友2023年10月 特集「炭水化物、気になりません?」
    炭水化物は大切、そもそも痩せることに執着するが故、炭水化物を抜こうとする。
    昔は裕福の証でもあり、太っている事が良しとされた。飽食の今の時代には、いくらでも食べられるけれど自己管理ができている証として痩せている事が良しとされている。
    炭水化物が気になる 以前に、なぜ気になるか、なぜ痩せたいと思うのか...続きを読む