刀祢館正明のレビュー一覧

  • 英語が出来ません

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    英語学習者として、「どうにも英語できるようにならないなー!」と常々思っているので、タイトルに呼応するかのように手に取りました。

    でも、効果的な英語学習の方法が書いてあるわけではありません。
    そもそも英語学習とは何なのか?
    どこに辿り着けば「英語ができる」と言えるのかを様々な角度から論じた本です。

    「英語をする」のではなく、「英語でする」ことを第一におき、自分が語りたいことは何なのか、自分が楽しめるのは何かを改めて考えさせられました。

    特に、「外国人を練習台にするな」と語っている章が深く心に刺さりました。
    異国の災害の現場で自分が取り残されることを想像すると、涙がこぼれました。

    自分にも

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    2023年06月09日
  • 英語が出来ません

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    英語学習に関するエッセイという感じで、文中には英語はほんの少ししか出てきません。
    タイトルが目につき、途中で読むのやめそうだなと思いつつ、あまりに期待せずに何気なく読んでみたのだが、意外にも面白くて引き込まれてしまい、最後まで読み通してしまった。(受験のとき英語で苦労したこともあるからなのかもしれない。)
    カタカナと英語の関係、日本は大学レベルの教育を母語で学べる数少ない国であり、わざわざ英語を学ぶ必要がないなど、なるほど納得するものがありました。

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    2025年01月18日
  • 英語が出来ません

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    書店をウロウロしていたら、あまりにもストレートすぎるタイトルとポップな表紙が目について手に取りました。

    英語学習を取り巻く課題・問題をとても多角的な視点から提起していて、新たに気付かされたり、凝り固まった物の見方を解されることが多かったです。

    「なの弁」「だよ弁」のくだりは、日本語にすると生真面目にそうなってしまうところの面白さというか、思わず「そうそう!」と相槌を打ってしまうほど共感しました。

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    2023年11月11日
  • 英語が出来ません

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    日本の英語教育の現状と問題点を指摘する。遠い昔から解決できない悩み。

    百年前から続く日本人の英語教育の悩み。”実用的”を目指し入試改革も進められつつあるが、現況の文部科学省の姿勢にはかなり批判的。とはいえあまりの批判の多さは読んでいて気持ちの良いものではない。教科書の例文の不自然さや時代とのギャップの指摘など重箱の隅をつつく内容が非常に多い。

    結局、大学で学ぶために必要だから今のままの入試で良いのか、その他今後の英語教育がどうあ?べきか、自分の能力では残念ながら理解できなかった。

    本書は新聞の連載コラムが元となっている。その分筆者の主張に1本のスジが通っているわけではない。なので読み物と

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    2022年05月13日
  • 英語が出来ません

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    【一言感想】
    英語を勉強するためには、まず自分自身が楽しむこと次に相手に伝える様に身につけていくことが重要

    朝日新聞の記者である筆者の視点から、日本人がなぜ英語に対して苦手意識を持つのかを調査した作品

    学術的かと思いきやとても読みやすく、そこまで構えなくても気軽に手に取って読める様な内容であった

    日本が教える英語は相手に伝えるというよりも、点数を取るための道具の様になってしまっているため、苦手意識が芽生えてしまう

    そうではなく、相手に対してどの様に伝えるかのコミュニケーションとして学んでいく中で、会話をする楽しみや英語作品を鑑賞する楽しみなど、継続していく目的を生み出していく様な学習が

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    2023年05月07日
  • 英語が出来ません

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    朝日新聞記者による、英語学習をめぐる歴史と社会分析。夕刊の連載記事を単行本化。この中に紹介されている本の何冊かを読みたくなった。英語そのものを楽しむこと、それが著者からのメッセージ。

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    2023年03月04日
  • 英語が出来ません

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    日本人の悩みの一つ、英語ができないことの原因などを探っていく書籍。英語ディベート大会では、そのテーマ自体が知識と考える力を要求するものでこれは手が届かないなと思った。大学受験の英語を変更するだけでは何も変わらないこともわかった。TOEFLなどの導入がなくなったのは本当に良かった。TOEICも創設者の狙いと現在の使われ方に大きな乖離ができてしまったことも知った。英語教育で大事なことは「自分の言いたいことを言う」ということ、勉強は「自分の考えを持つためにする」と言っても過言ではない、との引用は参考になった。英語を勉強するということはジョギングや水泳のように楽しめばいいという意見もあった。英語を話す

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    2022年10月01日