全くの初学者にも分かりやすい。何度か読み返すタイプの教科書
●感想
■業務でAngularを利用することになるため、HTML、CSSの基礎知識をつけるために購入してざっと読んだ。HTMLとCSSについて、初歩から学習を進めることができ、よかった。
■HTMLとCSSにどのような媒体でエントリーするか迷ったが、結果的に本書のような本を紙で買ってよかった。HTML、CSSは積み上げ式で勉強、実践していくため、以前の章で習った記法やタグが登場する。その際に、「あれ、これどういう意味だっけ」となることがしばしばある。そのようなときに、パラっとめくって復習できることがよい。
■HTMLと仲良くなるコツは、タグの語源を調べることだと気づいた。最初は、HTMLをとっつきずらいように感じていたが、それは英語の略語が何を意味するかが分かっていなかったからだ。1つ1つ意味を調べると、HTMLがかなり読みやすくなった。例えば、srcはsource、aはanchorを意味する。語源を理解すると、途端にHTMLが読みやすくなった
●本書を読みながら気になった記述・コト
・HTMLは、値をサーバサイドプログラムに渡すために、nameとvalueを指定して渡す
・webサイトのボタンやテキストボックスやラベルは、HTMLのフォームパーツの一種である
・HTMLは、webサイト上の文字、部品を構成する
・cssは文字や部品に装飾を施す。位置を指定する
・HTMLにも br のように、改行をし、見栄え上に変化を起こす記法がある。しかし、基本的に、見た目上のデザインに影響を与えることは、cssで記述することを推奨する
・ただ、太字で記述するぐらいの変化については、HTMLでも記述できる
・CSSには疑似クラスがある。HTMLタグを指定した後に、疑似クラスを指定すると、どのような状態、またはどのような条件に対して、CSSを適用させるかを記述できる
・HTMLは大きくheadとmainで構成する。headは、webの見栄え上に影響しないが、検索に表示するための情報や、ページの文字コード、言語などを指定する
・HTMLがPOSTでデータを送るときデータには、nameとvalueという2つの属性を定義して送信する。プログラムは、nameでどの種のデータ化を特定し、valueで値を特定する
・htmlのname属性は超重要。cssで装飾する部品や文を特定するときに使うため、一意に特定できる名前をつけること
・CSSの基本は セレクタ{プロパティ: 値;} となる。 例は p {color: #ff0000; }
・htmlのheadに読み込むcssのリンクを指定することで、htmlは読み込みを行う
・style属性を使えば、htmlの中に直接cssを記述することができる
・divとspanの違い。divは改行が入る。spanは改行が入らない
・ボックスモデルの考えがCSSの基本。部品に対して、部品の周囲、周囲から、の枠というように、デザイン時に指定できる枠がいくつかある」
