平賀緑のレビュー一覧

  • 食べものから学ぶ世界史 人も自然も壊さない経済とは?
    具体的に「どこの誰がいつ行った何の行動か」を言及せずに「だから資本主義が、グローバル企業が、大資本家が食糧問題を引き起こし深刻化させている」と各章で結論づけるのは、「ファクトフルネス」で言うところの「犯人探し本能」や「ネガティブ本能」であると思う。「ユダヤ陰謀論」に近い印象を受けてモヤりました。

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  • 食べものから学ぶ世界史 人も自然も壊さない経済とは?
    資本主義と大きく関わっていることが分かりました。
    貿易や緑の革命など、習ったことのある言葉が出てくるので懐かしさがありました。
    歴史の背景を知ると、食べものの見方が少し変わったように思います。
  • 食べものから学ぶ世界史 人も自然も壊さない経済とは?
    人類史上切っても切り離せない食べものの問題を通して数世紀に渡る世界経済の歴史を学ぶ。食や農を自然や文化、人間の本能として語るのではなく、現代政治や資本主義経済に向き合うという著者の世界観が展開される。
  • 食べものから学ぶ世界史 人も自然も壊さない経済とは?
    東京新聞の書評で面白そうだっので読んでみる

    ジュニア文庫のターゲットは中高生くらい? 昭和の暮らしを知っている大人がターゲットのような気がする

    世界史というよりは資本主義の問題点に視点を当てた経済の解説 植民地支配によって資本主義が拡大した経緯、非支配地域の農業システムが壊された経緯、穀物、油脂...続きを読む
  • 食べものから学ぶ世界史 人も自然も壊さない経済とは?
    食料と経済の相関関係を教科書的にわかりやすくまとめた良書。ストーリーに抑揚が無く頭に残りづらいのが残念でした。