平賀緑のレビュー一覧
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Posted by ブクログ
経済が苦手すぎて途中から脱落しかけたけど、もともとは人や社会を救うものだったはずの経済が、投機による金の亡者的なものになっている印象を受けた。iDeCo始めないと不安、って思ってたけど、私が自分のために投資することで、投資のプロたちはそれが損にならないように運用をして、結果その金が増えることが優先されてその過程で不利益を被る人の存在は見過ごされていく。この社会で生きることはそういう構造的暴力に多かれ少なかれ加担することだ、とすると、iDeCo始めるのもなんかよくないかも、と思い始めた。金が増えれば、それが紛争によるものだろうが飢餓の上にあるものだろうが気にしない、そんなマネーゲームに、本当に人
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Posted by ブクログ
「ごはんと世界史」というより「食と”世界経済”の歴史」を紹介する一冊だった。
狩猟生活から農耕による食の定住生産に変わり、土地の侵略/植民地化という悪行に伴う食とその生産地の搾取が顕在化して、産業革命以降は食が商品化されて資本主義(資本家と労働者に二分される)との結びつきがより顕著になって、今に至るって感じでしょうか。
確かに食料を特別に大量生産してない地域(日本)で何故フードロスが起こるのかって素朴に生まれるおかしい疑問で、その答えこそが(荒くまとめれば)資本主義といったシステムの存在な訳で、そうなると解決は資本主義という硬く固まりすぎてまともに加工/変化できないシステム/概念の改修であ -
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Posted by ブクログ
Audible。資本主義社会になってからの資本主義にまつわる歴史が挙げてあり、この本のトピックをもとに掘って周辺知識を付けたい、と思う入り口の書と認識した。参考文献を確認し、その先で参照用に手元に残す書籍を探したい。
終盤では筆者の意見が述べられていたが、そこは正直惹かれなかった。もう少し掘った意見を期待してしまった。筆者自身も「単純化されている部分もあるかも」と書いているのでその点は自覚されているのかもしれないし、書き足らなかったと思っているのかもしれない。著者のTwitter・ホームページもあるようなのでのぞいてみたが、更新は止まっている。何年か先にさらに深く掘った著書が出るかもしれない。 -
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Posted by ブクログ
ネタバレ具体的に「どこの誰がいつ行った何の行動か」を言及せずに「だから資本主義が、グローバル企業が、大資本家が食糧問題を引き起こし深刻化させている」と各章で結論づけるのは、「ファクトフルネス」で言うところの「犯人探し本能」や「ネガティブ本能」であると思う。「ユダヤ陰謀論」に近い印象を受けてモヤりました。
というのも、資本主義にしろ、グローバル企業にしろ、大資本家にしろ、大多数の人たちは、自分が悪巧みに加担している認識などなく、それどころか、世のため人のために貢献していると信じでいるから問題の根が深いのだと思う。
例えば、お客様に上質な時間を提供しようとレベルアップに勤めるスタバ店員に向かって「あな -
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Posted by ブクログ
東京新聞の書評で面白そうだっので読んでみる
ジュニア文庫のターゲットは中高生くらい? 昭和の暮らしを知っている大人がターゲットのような気がする
世界史というよりは資本主義の問題点に視点を当てた経済の解説 植民地支配によって資本主義が拡大した経緯、非支配地域の農業システムが壊された経緯、穀物、油脂、砂糖の市場の拡大と食生活の変化などについて、今まで考えていなかった視点から解説がなされていてとても説得的だった
他方で、資本主義が拡大する以前の経済状況、特に食べ物の流通システムがどのようなものだったのか、著者が「自給自足」と呼ぶ経済システムにおいて人々はどのようにして食べ物を手に入れていたのか -
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