小泉保のレビュー一覧
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カレワラあらすじ編。
もとは叙事詩なので量も多くて読みづらいが、これは散文で読みやすい。
エピソードだけ知りたければこれでOK。
シベリウスを聞く人、フィンランド・メタルを聞く人には特にお勧め。Posted by ブクログ -
北欧神話やギリシア神話、日本神話と違い、神が「至高の神ウッコ」一人だけというところが面白い。
その代わり、詩歌の神として崇められている呪術師のワイナミョウエンや、宇宙を創った鍛冶屋のイルマリネンなどが登場した。
話の主体は、ワイナミョウエンやイルマリネン、レンミンカイネンなどの冒険という感じだった。Posted by ブクログ -
シベリウスの交響詩には「レンミンカイネン」「タピオラ」「クッレルヴォ」などフィンランドの神話を題材にしたものが多いです、それらが登場するのが、フィンランドの民族叙事詩「カレワラ」です。
フィンランドは西暦1000年頃からスウェーデンに占領され、1809年からはロシアの支配下になっていました。そん...続きを読むPosted by ブクログ -
フィンランドに行くにあたって勉強のために読んでおこうと思って手にとった、フィンランドの神話というか伝承。
生まれながらにおじいちゃんで高度な魔法を使いこなすワイナミョイネンはじめ、個性的なキャラが割りと好き勝手に行動する。
「歌い出す」という表現が特徴的・・・足りないものを歌って生み出したりする。
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子供向けかと思いきや、何、このシュールな神話。
ワイナミョイネンっていう地味目のおじいちゃんが主人公の神話。しかしおじいちゃんのくせに性格は、はっちゃけ気味です。
フィンランド、あなどるなかれ。Posted by ブクログ -
フィンランドの国造りの物語から、税金や奴隷制、殺し合ったり自殺したり、女を求めたり、こけももを食べて妊娠したり、という収集された叙事詩。こういった物語が存在することがスオミのナショナリズムを高揚したらしい。Posted by ブクログ
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福永武彦「死の島」を読むにあたり、作中にカレワラとシベリウスのことが言及されていたので参考のために読みました。
ばらばらな話なので結局はよく分かりませんでしたが、大気の乙女と、ワイナミョイネンが楽器を弾くところが印象に残りました。
あらすじは分かったもののさすがに浅かったので、興味のあるところだ...続きを読むPosted by ブクログ -
「カレワラ」はフィンランド国民にとって国民的勇者(or 神話・伝承的な人物)の波乱万丈の冒険譚で、「偉大なるワイナミョイネンと愉快な仲間たち」の物語であって、それがフィンランド人のアイデンティティの拠り所ともなっている・・・・・ということを知ったのは KiKi が大学生の頃。 物語としての完成度・...続きを読むPosted by ブクログ
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フィンランドの神話。フィンランドはムーミンとノキアばかりではないということだ
呪術の歌でものを歌い出し、山や海や炎を自在に駈ける男たち
固有名詞を見ていると、たしかにフィンランド語ってウラル語系なんだなーとわかる気がする
(「北欧神話」というのはデンマーク・アイスランド・スウェーデン・ノルウェーに...続きを読むPosted by ブクログ