田島木綿子のレビュー一覧

  • 海獣学者、クジラを解剖する。~海の哺乳類の死体が教えてくれること~

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    国立科学博物館に所属する研究者、田島木綿子(たじま・ゆうこ)さんの著作で、海の哺乳類の研究者がどんな活動調査をしているのか知れる1冊。

    一般向けの本ということで、とても読みやすい。
    田島さんのお人柄もあると思うが、研究対象への探求心や思いが溢れていて、とても面白かった。

    ストランディングの連絡を受けて日本各地に調査に赴く、イルカ1頭なら一人で車に乗せるなど、想像以上に体力・力仕事で、研究者へのイメージが更新された。

    この本を読んだら、ストランディング調査をしている研究者を見つけたら、話しかけずにはいられない。
    研究者の話を聞く機会があったら、是非行ってみたいと思った。

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    2025年08月20日
  • 海獣学者、クジラを解剖する。~海の哺乳類の死体が教えてくれること~

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    海洋生物が海から座礁することをストランディングというらしい。ニュースで私たちが目にするより、もっと頻繁にあることだとか。原因は様々ありそうだけど、お腹からプラスチック片が見つかることもあると知って、海洋汚染が気になった。
    人間が生態系におよぼしてること、沢山ありそう。
    海の哺乳類の仲間たちのことも、沢山触れられていて、同じ哺乳類の仲間として親近感を持って読んだ。個人的には、シャチとラッコ推し。もちろん鯨も好きだけれど。

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    2025年05月31日
  • クジラの歌を聴け 動物が生命をつなぐ驚異のしくみ

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    「海獣学者、クジラを解剖する」が面白かったのでこちらも!
    内容は専門的ですが、細かく項目が分かれていて読みやすかった。

    求愛するために飽くなき作戦を講じるオス
    より良いオスの遺伝子をクールに選ぶメス
    親が一生懸命、子どもを育てること
    非力な子どもが、必死に生きようとすること

    動物の生態や生殖器の構造は、形成するコミュニティや社会性の有無などにも関連して進化を遂げているのがわかる。
    読みながら“感心”と“驚き”が止まらない!
    進化って、壮大で奇跡みたい。

    知れば知るほど動物の世界は奥深く、興味が尽きない。そこに意味が見えてくると、途端に輝いて見えて世界が広がっていく。

    研究者や学者の方々の著書を読むと、知的好奇心を満たされるだけじゃなく、いつも思う。
    1つの仮説に至るまで、そこから更に解明にたどり着くまでに先人が費やした労力や時間、熱量はすごい。そしてそこまで夢中になれることに、憧れのような気持ちもあります。

    随所に余談として著者の調査旅行での体験が綴られており、それも楽しい。
    著者のお人柄や、動物に対しての愛情も窺い知ることができて、面白かった。

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    2025年03月28日
  • 海獣学者、クジラを解剖する。~海の哺乳類の死体が教えてくれること~

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    日曜天国に出演されてて気になって読んでみた。

    ストランディング、解剖、はく製とかアレな言葉が並ぶのに面白いし興味深い。

    シャチが流氷に閉じ込められて、脱出できたのに脱出できない子どものシャチの鳴き声を聞き戻ってきたシャチが数頭いてって話に泣く

    ヒトが絶滅させた、絶滅するくらい数を減らした生き物たち
    沖縄のジュゴンが埋め立なんかで食べるものや住みかを追われずに、いつまでも居てくれるために出来ることってなんだろう

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    2024年10月20日
  • クジラの歌を聴け 動物が生命をつなぐ驚異のしくみ

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    生き物の求愛行動についての書き出しで、面白さにどんどん惹かれていく。
    知らない間に、交尾や子宮、胎盤の形など
    専門的な内容になっていったのに、全く嫌にならず知識を取り込むことができる。
    知った気になっていた身近な生き物や、全く馴染みのない生き物まで、以前より深く知ることができた。
    地球に生きている生き物たちの逞しさ。
    そして順応していく賢さ。
    人間は、なんてちっぽけな能力しか持ちえなかったのだろうか。
    私も、クジラの歌を聴きに行きたいと思った。

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    2024年10月02日
  • 海獣学者、クジラを解剖する。~海の哺乳類の死体が教えてくれること~

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    へんなものみっけ!の鳴海先生そのものだった。
    いつの日か謎が解けますように。
    いつの日か人と海獣が幸せに暮らせますように。

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    2024年02月02日
  • 海獣学者、クジラを解剖する。~海の哺乳類の死体が教えてくれること~

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    海岸に打ち上げられた海の哺乳類たちを調査する海獣学者のエッセイ。
    クジラたちの生態がわかりやすい言葉で書かれており、とても楽しく読めた。
    摂餌方法とかとても興味深い。→

    クジラたちが海岸に打ち上げられる状態である「ストランディング」という言葉も初めて知ったが、意外とストランディングが頻繁に起こっていることに驚く。そして、陸に上がった彼らを調査する時間の短ささにも(内臓が溶けて爆発するとか、想像できない……)驚いた。

    あと、イルカやシャチ、ペンギンやマナティなどの話も楽しい。ペンギンの赤ちゃんの見た目の違いとか、謎が解けた感があったり!(もふもふボサボサの赤ちゃんはキングペンギンの子なのか)アシカとアザラシの違いとか、ふんわりとしかわかってなかったなぁ。今度水族館行ったら色々見てみよう。

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    2024年01月09日
  • 海獣学者、クジラを解剖する。~海の哺乳類の死体が教えてくれること~

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    ぱわーショベルの職人さんと仲良くなるエピソード、異業種だけどプロ同士の仕事を通じた目に見えないものが伝わってきて、“なんか”よかった

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    2023年09月24日
  • クジラの歌を聴け 動物が生命をつなぐ驚異のしくみ

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    動物たちの性淘汰の世界、その戦術進化に驚く。その体の発達には意味があり自分の遺伝子を残すことへの執念には頭が下がる。
    たくさんの図や絵が掲載されていてわかりやすかった。

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    2023年09月21日
  • 海獣学者、クジラを解剖する。~海の哺乳類の死体が教えてくれること~

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    海岸に打ち上がること、ストランディング
    これが日本全国でほぼ毎日のように起こっていることは知らなかった。時々ニュースになるくらいだから珍しいことだと

    なぜ、打ち上がってしまうのか
    なぜ、死んでしまったのか

    海洋汚染の問題、乱獲の問題にも触れていますがとても読みやすくそしてわかりやすい

    私もクジラ、シャチ、イルカは好きです
    海も好きです

    この本を読むことで、海や自然について自分にできることを考えさせられます
    もっともっと、ストランディングについて知ってもらいたいという気持ちを作者さんと同様に持つことができました

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    2023年08月28日
  • 海獣学者、クジラを解剖する。~海の哺乳類の死体が教えてくれること~

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    刑事のような解剖調査と推理があると知った。
    死んだ理由を知りたいというごく単純な思いに突き動かされて世界中を飛び回っている作者の研究生活。
    たくさんの支えと豊かな経験が綴られた本だった。

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    2023年08月04日
  • 海獣学者、クジラを解剖する。~海の哺乳類の死体が教えてくれること~

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    研究者として鯨などが浜に打ち上げられるストランディングという事態に、調査研究のために馳せ参じる模様が語られる。某ラジオ番組で解説されていた内容通りの展開があり、その世界に引き込まれる。研究のやり甲斐、一般の人に解説する時の楽しさなど、その情熱が語り口にあふれている。研究者や関連する方々との交流も、熱く語られていて、読んでいて楽しい。
    アシカなど鰭脚類にも言及があり、最後はストランディングの原因とも考えられる海洋プラスチック、POPsについての解説があり、認識を新たにした。

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    2023年07月08日
  • クジラの歌を聴け 動物が生命をつなぐ驚異のしくみ

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    クジラに限らず、動物たちの繁殖行動と育児方法を教えてくれる。
    動物園や水族館等で見る動物たちは、こうして命をつないできたのね、と感心。
    所詮ヒトも動物の一種。あんまり変わらないんだなってあらためて思う。

    やはり生物科学の分野って面白いな。

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    2023年07月03日
  • 海獣学者、クジラを解剖する。~海の哺乳類の死体が教えてくれること~

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    クジラだけではない、海の獣の話し。なるほど海の大型の生き物の観察は難しい。だから死体が重要だと。
    浜に死体があれば駆けつけ、解体し、持って帰るというなかなか壮絶な職業だが、とにかくサンプルを集めることがどれだけ大事なことなのか、とくとくと書かれている。

    クジラ以外にもイルカ、シャチ、アザラシ、オットセイなどなど、素敵なエピソードとともに紹介されている。

    この著者の書いた本を読みたくなる。

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    2026年03月18日
  • 海獣学者、クジラを解剖する。~海の哺乳類の死体が教えてくれること~

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    解剖学者の本。何気に文章にユーモアがあり楽しく読めた
    ニュースで話題になるクジラが海岸に、なんてニュースの裏、後で何が行われているか。
    はあ、大変勉強になりました
    税金の知らなかった使い道、知らないことだらけ
    こういう人とバーでじっくり話を聞いてみたい
    クジラにも1度会ってみたいもんです

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    2026年03月14日
  • 海獣学者、クジラを解剖する。~海の哺乳類の死体が教えてくれること~

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    海に生息する哺乳類(海獣)を専門とした研究者(解剖学者)の日々の活動と海獣の生態について説明した本。

    昔から何故かクジラが好きなので、読んでいてとても興味深かった。特に印象に残ったのは以下。

    ◾️生物学的な分類上、イルカは小型のクジラであること。
    ◾️たまにニュースで見かけるクジラやイルカの座礁(ストランディング)の理由とその後の研究者の奮闘。
    ◾️海中のマイクロプラスチックやPOPs(残留性有機汚染物質)の危険性。

    また、好きなことにのめり込んでいる人の話は面白しものが多いなとつくづく思う。

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    2026年02月08日
  • 海獣学者、クジラを解剖する。~海の哺乳類の死体が教えてくれること~

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    面白かった。ストランディングのニュースは聞いた事あるけれど、そのニュースの裏で大変な作業が行われていたんだと驚いた。
    本当に田島さんの書く文章が楽しくて面白い。面白いし、いろんな事件が起こるし、この本を書いてくれて本当に感謝しかない。ラジオで話をしている所も聞いたことあるけれど、ユーモアがあり、いつまでも聴いていた人と思う人だった。

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    2026年01月10日
  • 海獣学者、クジラを解剖する。~海の哺乳類の死体が教えてくれること~

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    著者は国立科学博物館で、主に海棲哺乳類の研究をしている人。
    日本各地の海岸に漂着(これをストランディングと呼ぶ)したクジラやイルカなどを解剖しその死因やストランディングの原因を調べたり、標本として剥製を作成したりといった日々の研究活動について述べたエッセイ。

    ニュースとして報道されるようなクジラだけでなく、ニュースにならないような事例も含めると日本でも相当数のストランディングが発生していることを知る。

    あと、ラッコが地上では殆ど歩けないということも知らなかった。「ぼのぼの」は嘘だったんだ。

    腐敗の始まったクジラやイルカの解剖は相当な臭気であることは著者も触れているけど、著者に言わせると野生アシカの生息地の方が臭そうなのは単に慣れの問題だろうか?

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    2025年12月24日
  • クジラの歌を聴け 動物が生命をつなぐ驚異のしくみ

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    自然淘汰が歴史の大きな流れだとすると、この本で書かれている色んな生き物の性淘汰戦略は戦国時代の争いの真っ只中の各武将みたいなもんだね。

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    2025年10月19日
  • 海獣学者、クジラを解剖する。~海の哺乳類の死体が教えてくれること~

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    クジラやイルカのストランディングに対応する科学者と自治体各方面のあれこれがとても興味深い。現場で身体に染み付いてしまった臭いにどう対応するかとか、極寒のオホーツク海沿岸での苦労とか、そこに居る人ならではの経験を知るのは貴重だ。

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    2025年10月08日