ピーター・スコット・モーガンのレビュー一覧
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ピーターがもし2023年まで生きていたらアプローチが少し変わっただろうと思う。2023年現在の生成AIやGPT、LLM技術を使えば、永遠に人格を残すことができる。よって、これから若くして病気で死にゆく人はこの本を読み、希望を見出すことができると思う。また、僕も生きることに希望を見出せたと思うし、絶対...続きを読むPosted by ブクログ
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ALSになった作者は肉体の機能をテクノロジーとAIで補うサイボーグ、ホーキング博士の強化版のような、「ピーター2.0」として生きる決意をする。自力で動けなくなっても彼の行動力はすごい。ピーター1.0の時にはイギリスで初めての同性カップルになり、コンサル企業ADLでは企業における“暗黙のルール“をぶっ...続きを読むPosted by ブクログ
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自分の未来観を変えてくれる強烈な一冊。SFではなく、英国のロボット科学者ピーターの半生の物語である。
2017年、59歳の時にALS(筋萎縮性側索硬化症)と診断される。筋肉の衰えにより消化管や肺は機能しながらも餓死か窒息死することが多くのMND患者(正確にはその圧倒的な数を占めるALS患者)の死因...続きを読むPosted by ブクログ -
ロボット工学の研究者で経営コンサルタントとしても成功を収めた著者が、難病を克服するために自らを実験台として「肉体のサイボーグ化」と「AIとの融合」を目指して奔走する姿を記録した一冊。
ALS(筋萎縮性側索硬化症)と診断された著者は、それまでの医療の常識を破り、全身の筋肉が動かなくなる前に先手を打っ...続きを読むPosted by ブクログ -
ネオヒューマンになった著者の自伝。ALSが発症しても、積極的に生きる著者の姿勢には感服。合成音声で会話、会話内容はAIが過去のデータから勝手に候補を決めるということが、2023年11月現在で どこまでできているのか知りたい。ALSの症状が進む前にチューブ生活を選択する人がいるんだ・・・・
ゲイパート...続きを読むPosted by ブクログ -
本作品はALS(筋萎縮性側索硬化症)に侵された著者が、これまでの患者のようにただ「死」を待って怯えるのではなく、自身の身体を実験台として、最新のテクノロジーを駆使することで、生命を維持するだけでなく、いかにQOLを損なうことなく生き続けられるかにチャレンジする、ノンフィクション作品である。そして、こ...続きを読むPosted by ブクログ
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<目次>
第1章 科学は魔法に通じる
第2章 ルールをぶっ壊す
第3章 愛はすべてに勝つ
<内容>
ゲイでコンピュータに精通し、コンサルティング会社で成功し、MND(筋萎縮性側索硬化症)にかかったが、その不屈の精神とコンピュータなどのテクノロジーを使って生存度を上げる(ただし本人は完全に寝た...続きを読むPosted by ブクログ -
『すべての人間は、生まれながらにして宇宙を変える権利を手にしている』
『私たちが目指すのは、人間であることの定義を書き換えること』
『ルールなんてぶっ壊せ!』
『私たちはただ生き延びようとすることもできるが、1人ひとりが繁栄する道を選ぶこともできる』
『今の現実に反旗をひるがえし、人間であることの定...続きを読むPosted by ブクログ -
運命に抗い、人類の可能性を拡げようとするポジティブさに圧倒されました
自分の半生で書き溜めた日記のダイジェスト版といった感じですかね
そこまでさらけ出さなくてもとは個人的には感じましたがPosted by ブクログ -
多彩な才能をもつピーター博士は、超ポジティブ。
このピーターの自伝小説。
MND(日本ではALSが知られている。似た症状のよう?)と診断されて、人生をより良く生きていきたいと、QOLの向上のためにテクノロジーを活用しようと奮闘する。
つまり、サイボーグになる、ということ。
症状がでる前に、排泄の...続きを読むPosted by ブクログ -
体の自由が徐々に奪われていくALSに罹患しながらも、デジタル技術に体の機能を置き換えていくことで長生きする事を目指し、ALS患者に大きな未来の可能性を与えた著者の手記。
困難な状況にあっても前向きに決断を下していく胆力には感嘆しかないが、そこにはもちろん苦悩と恐怖、絶大な支えとなるパートナーとの愛が...続きを読むPosted by ブクログ -
今ない選択肢を作り出そうとすることはとてもすごいことだと思う
切羽詰まった状態とはいえ、まだ機能している臓器を排除して延命しつつ生産的に生きる方法を模索する
SF小説ではありふれた話だが実際に体を張って実践していることに驚嘆する
マトリクスの世界を目指しているとも言えるが、物理的な肉体の管理はどうす...続きを読むPosted by ブクログ -
# 感想
やればできると思うが、実際に行動に移して、完遂するということはとても難しい。
例えば、この本で書かれている、健常な状態の臓器を切り取って機械に置き換えるというは、まさにその一つだと思います。誰がそれをやりたいかという話もありますが、健常な臓器を切除する医者を見つけるのだって一苦労するこ...続きを読むPosted by ブクログ -
話が行ったり来たりして、戸惑うことも多かった。
人間2.0やロボットについての詳細が描かれているのを期待したが、あまり多くはなかった。
著者がアグレッシブな人で、もし私が同じ病気になった時に同じように考えを変えられるだろうか、、と。
そしてパートナーとしても受け入れられるだろうか、と。考える一冊だ...続きを読むPosted by ブクログ -
Theイギリス人!
主題とは全く関係ないけど、アーサー王から連なる剣と魔法の世界の香が私にはノイジー…
もっと普通に書いてくれる方が私は楽しめた(と思う)Posted by ブクログ -
ビジョンや何某かの先見性は十分に感じられるが、あまりにも自己主張が強くて、読みにくい。
個人的にはお勧めしません。Posted by ブクログ -
著者のバイタリティには舌を巻く。話の展開が章ごとに行ったり来たり、現実とは思えないようなシーンの数々に、フィクションを読んでいるかのような感覚になる。Posted by ブクログ
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身体をAIに任せる人間2.0を既に実践されている方がいるのかと、読んでみました。生い立ち、英国エスタブリッシュメントとしての学生時代、ゲイとして配偶者との出会い、家族への告白、アーサー・D・リトルでの生活などなど。。ページに費やされるのは、抒情的な自伝です。
シンギュラリティ、身体の一部がコンピュー...続きを読むPosted by ブクログ