ピーター・スコット・モーガンのレビュー一覧

  • NEO HUMAN ネオ・ヒューマン―究極の自由を得る未来

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    ピーターがもし2023年まで生きていたらアプローチが少し変わっただろうと思う。2023年現在の生成AIやGPT、LLM技術を使えば、永遠に人格を残すことができる。よって、これから若くして病気で死にゆく人はこの本を読み、希望を見出すことができると思う。また、僕も生きることに希望を見出せたと思うし、絶対に負けないでなんとかして世界を変え、生きるためにあがこうとすると思う。ピーターのチャレンジは僕たち(日本人に限らず)がいつもそんなことできないと諦めがちな精神を覆す、素晴らしいメッセージだ。

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    2023年10月02日
  • NEO HUMAN ネオ・ヒューマン―究極の自由を得る未来

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    ALSになった作者は肉体の機能をテクノロジーとAIで補うサイボーグ、ホーキング博士の強化版のような、「ピーター2.0」として生きる決意をする。自力で動けなくなっても彼の行動力はすごい。ピーター1.0の時にはイギリスで初めての同性カップルになり、コンサル企業ADLでは企業における“暗黙のルール“をぶっ壊す先駆者になった。ピーター2.0ではALSの常識、世間や医療、そして患者の定説をぶっ壊していく。
    余命宣告期限から2年すぎ、2022年6月に彼の肉体は滅びた。ただもしかすると今後も“AIによる人格の継続”が成功し、いつかTwitterの更新も再開するかもしれない。本作の最終盤ではメタバース内での「ピーター3.0」とのやりとりが描かれる。肉体やサイボーグが滅びても、彼の人格のAIとメタバースでやりとりできれば、それは“生きている”という定義が変わることなのかもしれない。AIって何だろう?人の定義って何だろう?と考えさせられる。
    「攻殻機動隊」や花沢健吾の「ルサンチマン」とテーマは近い。あと「ブレードランナー」も。

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    2023年04月25日
  • NEO HUMAN ネオ・ヒューマン―究極の自由を得る未来

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    自分の未来観を変えてくれる強烈な一冊。SFではなく、英国のロボット科学者ピーターの半生の物語である。

    2017年、59歳の時にALS(筋萎縮性側索硬化症)と診断される。筋肉の衰えにより消化管や肺は機能しながらも餓死か窒息死することが多くのMND患者(正確にはその圧倒的な数を占めるALS患者)の死因だと知った彼は、テクノロジーを用いて生き延びることを決意する。MND協会の理事に当選し、メディアを味方につけ、スコット- モーガン財団を設立し資金を集め、不屈の闘志で挑戦を続けていく。

    「診断日から逆算すると、僕はこれから22ヶ月以内に死ぬことになります」「食べる、飲む、排泄する。これらは医療上の問題ではありません」「メンテナンス上の解決策があるはずです」

    かくして彼は体内の”改修工事”、胃ろう、膀胱ろう、結腸ろうの「造設」を行い、気道に呼吸器を取り付けることを自ら提案する。さらには自らを実験台にサイボーグ化とAIとの融合を進めることも目指す。視線追跡や高度な予測変換技術、合成ボイスにより会話を行い、アバターが自然な表情を作るのだ。

    ビジョナリーな彼の思考実験は、はるか先を見通している。

    「ほとんどの人は、機械の体というものは、僕らのような人間が物理的世界に接触するためだけにあると考えている」「僕はそれと同じくらい重要な、第二の目的を想定している」「僕はVRの中でも感覚を持つことができるんだ」

    随意筋がまったく動かない彼にとっては、物理的な世界でも仮想世界でも、得られる感覚は完全に同じことになるのだ。そして、IOTによりインターネットに接続されることになる膨大な数のデバイスやシステムも含めたモノが、麻痺した体の代用品になり得る。脳の可塑性の性質があれば、サイバースペースを自分の体の一部だと認識できるようになる、指を動かすのと同じ感覚でメールを送信できるはずなのだ。

    「僕の新しい体は、あらゆる領域に広がっていく」「<ピーター2.0>はさまざまな場所に同時に存在する」「僕のペルソナのさまざまなパーツ ー 全体として”僕”を形づくっている小片の数々が、異なる場所に散らばっているのさ」

    「これは、真のパラダイムシフトの前兆なんだ」「ごく近い将来に起きることだ」「MND患者の生き方が変わることによって、人間のあり方そのものが、永遠に変わってしまうんだ」

    彼はさらなる先のことも見据えている。

    「私が生きているうちに、AIで動く私のアバターが、私の想像が及ぶ限りの賢さを身につけたとしたら?そして、そのあとで私の寿命が尽きたとしたら?」
    「私は死の定義を曖昧にすることによって、古びたタブーの数々を打ち破ろうとしている」

    人間とは?意識とは?生と死とは?
    否応なく考えさせられる。やはりシンギュラリティは近いのか。

    ピーターのことはNHKのクローズアップ現代で報じられ、番組のHPでも紹介されている。

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    2022年02月24日
  • NEO HUMAN ネオ・ヒューマン―究極の自由を得る未来

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    ロボット工学の研究者で経営コンサルタントとしても成功を収めた著者が、難病を克服するために自らを実験台として「肉体のサイボーグ化」と「AIとの融合」を目指して奔走する姿を記録した一冊。

    ALS(筋萎縮性側索硬化症)と診断された著者は、それまでの医療の常識を破り、全身の筋肉が動かなくなる前に先手を打って栄養チューブや声帯切除等の措置を行うとともに、AIと一体化したアバターを作成することで、全身が動かなくなっても脳が働く限り自分らしく自由に生きられるサイボーグ「ピーター2.0」になることを目標に、時に旧態然とした医療の現状と衝突しつつ、そんな著者に共感する人々とともに、少しずつ道を切り開いていく。

    厳格なクリスチャンの家庭に生まれ育った著者が、同性愛者としての自我に目覚め、両親や学校と決別しながらも、理解ある最愛のパートナーと出会い、結ばれるまでの過去の物語と、そのパートナーと共に病気に立ち向かう現在とが交互に語られる中で、常に「暗黙のルール」を打ち破り、自由とアイディンティティのために戦い続ける著者の一貫した姿勢に心が打たれる。人間とは何か、生きるとは、死ぬとはどういうことなのか、そこにおいて愛やテクノロジーの果たす役割は何なのかについて、深く考える機会を得られる良書。

    それにしても、特に最終章において展開される未来予想において、肉体の死後もAIとしてバーチャル空間で生き続ける著者とパートナーが幸せそうに会話するシーンをどう捉えれば良いだろう。荒唐無稽な夢物語と片付けるのか、AIに支配される「マトリクス」的な悲観論に走るのか、残された者のエゴによる生命倫理の問題を指摘するのか、はたまた人類がついに彼岸と此岸を跨ぐ永遠の生命をAIというツールによって手に入れる未来を想像するのか・・・。

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    2021年07月25日
  • NEO HUMAN ネオ・ヒューマン―究極の自由を得る未来

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    『ネオ・ヒューマン ─ 究極の自由を得る未来』は、ALS(筋萎縮性側索硬化症)を発症したピーター・スコット=モーガンが、自らを「人類初のサイボーグ=Peter 2.0」として再設計し、病や死の運命に抗う姿を描いた記録。

    ALSによって全身の筋力を失うと告げられた直後、彼は治療よりも「進化」を選んだ。喉頭摘出や人工呼吸器の導入など、生きるための機能をテクノロジーで置き換える一方で、自分の声や表情、人格までもデジタル化。AIやアバター、視線入力、ロボット技術を駆使して、話す・動く・表現する能力を維持・再構築していった。

    このプロジェクトの目的は延命ではなく「繁栄」──つまり、自分らしく生き続けること。身体が使えなくなっても、心と知性、感情、関係性を保ち、人生をコントロールしようとする意志が貫かれている。

    パートナーとの深い愛情と信頼も重要な柱。LGBTとしての経験、社会への違和感、不自由さの中で育まれた自由への渇望が、挑戦の原動力となっている。

    単なる闘病記ではなく、「人間とは何か」「自由とは」「死とどう向き合うか」といった本質的な問いを投げかける。テクノロジーと融合することで、何が失われ、何が保たれ、何が生まれるのか──それを自らの身体で証明しようとした男の物語。

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    2025年07月05日
  • NEO HUMAN ネオ・ヒューマン―究極の自由を得る未来

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    若くして運動ニューロン障害であるMNDを発症した著者が病と向き合っていく本。MNDはホーキング博士が発症した筋萎縮性側索硬化症 (ALS) の一種であり、四肢などが次第に麻痺して動かなくなっていく難病です。著者は合成音声などのテクノロジーを使って機械と融合した人間を目指します。回想と現在を行ったり来たりするので、少し読みにくかった。。

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    2024年10月05日
  • NEO HUMAN ネオ・ヒューマン―究極の自由を得る未来

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    ネオヒューマンになった著者の自伝。ALSが発症しても、積極的に生きる著者の姿勢には感服。合成音声で会話、会話内容はAIが過去のデータから勝手に候補を決めるということが、2023年11月現在で どこまでできているのか知りたい。ALSの症状が進む前にチューブ生活を選択する人がいるんだ・・・・
    ゲイパートはいらないと思いつつ読んだが、この人のへこたれない人格はゲイとしての戦いで育まれたのかと読後は納得。ゲイのパートナーとの愛はすべてに勝つ。

    調べたら、著者は2022年に亡くなっていたのですね。残念

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    2023年11月11日
  • NEO HUMAN ネオ・ヒューマン―究極の自由を得る未来

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    本作品はALS(筋萎縮性側索硬化症)に侵された著者が、これまでの患者のようにただ「死」を待って怯えるのではなく、自身の身体を実験台として、最新のテクノロジーを駆使することで、生命を維持するだけでなく、いかにQOLを損なうことなく生き続けられるかにチャレンジする、ノンフィクション作品である。そして、このチャレンジは今も続いているのである。
    ALSといえば「ホーキング博士」が世界的に有名であるが、著者は肉体の衰えを最新の医療技術で延命するだけにとどまらず、AIや仮想空間などを駆使することで、自身の脳をAIと融合するという前代未聞の実験に挑戦しているのである。この点が「ホーキング博士」との最大の違いである(これはホーキング博士の時代よりも、この分野の科学技術が急激に進歩したおかげである)。
    著者は既に病気の進行により、「声」を失い、「食事」も胃ろうに頼り、「排便」も人工肛門に置き換えられているが、自らをサイボーグと称して更なる高度化を試みようとしている。
    著者は自身の取り組みを通して、ALS患者など難病に苦しむ人たちが「死」を待つだけしかないという現在の選択肢から、サイボーグになるという新たな選択肢を与えようとする大胆な試みである。
    さらに、それを通して技術だけでなく、倫理的な課題も世界に投げかけているのである。科学技術が発展した世界では、何をもって「死」と判断するのかという問題提起を行ったのである。
    著者の取り組みは、昨年末にNHKでも取り上げられており、今後の動向にも注視していきたいと思う。

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    2022年01月30日
  • NEO HUMAN ネオ・ヒューマン―究極の自由を得る未来

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    <目次>
    第1章  科学は魔法に通じる
    第2章  ルールをぶっ壊す
    第3章  愛はすべてに勝つ

    <内容>
    ゲイでコンピュータに精通し、コンサルティング会社で成功し、MND(筋萎縮性側索硬化症)にかかったが、その不屈の精神とコンピュータなどのテクノロジーを使って生存度を上げる(ただし本人は完全に寝たきりになる。半ば脳死状態だが、脳とAIをつないで意思を疎通する)ことで、余命宣告以上に現在も生きている人物の伝記。『アメトーーク』の「読書芸人」でカズレーザーが紹介していた本。最初からゲイの話なので、そこがカズレーザーとつながるのかと思ったが、親からも否定され、苦労する中最愛の彼氏を見つけ、信頼しあう。著者の不屈の精神は、ゲイだからこそのものだと感じた。また優秀なコンピュータ技術者で、それ以外の能力も高く、未来のAIを含む、コンピュータのちからを信じているからこその決断に喝采を与えたい。

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    2021年12月23日
  • NEO HUMAN ネオ・ヒューマン―究極の自由を得る未来

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    『すべての人間は、生まれながらにして宇宙を変える権利を手にしている』
    『私たちが目指すのは、人間であることの定義を書き換えること』
    『ルールなんてぶっ壊せ!』
    『私たちはただ生き延びようとすることもできるが、1人ひとりが繁栄する道を選ぶこともできる』
    『今の現実に反旗をひるがえし、人間であることの定義を書き換え、AIとのコラボレーションによって全人類を繁栄させる』
    『真に重要な宇宙の法則は3つ
    1 科学こそ、魔法への唯一の道である。
    2 人類が偉大なのは、ルールをぶっ壊す存在だから。
    3 愛はー最終的にーすべてに勝つ。』


    運動ニューロン疾患(ALS)と診断され、余命2年の宣告を受けた著者。自らを実験台とし、肉体をサイボーグ化、脳をAIと融合させる。
    難病、不治の病ALSを科学的に研究し、パートナーと人間らしく生きる。
    随所に見られる前向きな発言と実際の行動。素晴らしい勇気の持ち主である。
    余命2年宣告から4年経た現在も存命。

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    2021年08月04日
  • NEO HUMAN ネオ・ヒューマン―究極の自由を得る未来

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    「AIと生きる」を文字通り体現しようとしたネオヒューマン、ピータースコットモーガンの自伝。
    テーマ設定から語り口まで、自分好みの小説かと思うような一冊で、終盤まで夢中になって読み進めていた。ただ、ノンフィクションだったからなのか、読後感がいつもと違っていて、居心地の悪さのようなものを感じた。
    どういう位置付けの本として読むのが良かったのか。
    260705

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    2026年07月05日
  • NEO HUMAN ネオ・ヒューマン―究極の自由を得る未来

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    運命に抗い、人類の可能性を拡げようとするポジティブさに圧倒されました
    自分の半生で書き溜めた日記のダイジェスト版といった感じですかね
    そこまでさらけ出さなくてもとは個人的には感じましたが

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    2023年05月05日
  • NEO HUMAN ネオ・ヒューマン―究極の自由を得る未来

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    ネタバレ

    多彩な才能をもつピーター博士は、超ポジティブ。
    このピーターの自伝小説。

    MND(日本ではALSが知られている。似た症状のよう?)と診断されて、人生をより良く生きていきたいと、QOLの向上のためにテクノロジーを活用しようと奮闘する。

    つまり、サイボーグになる、ということ。
    症状がでる前に、排泄の機器や栄養チューブを、自発呼吸できなくなる前に人工呼吸器をつけるのだ。
    人工呼吸器をつければ、声を失うことになる。
    そして最後まで正常でいられる脳とAI、音声をつなげて、他の人とのコミュニケーションがはかれるようにする。

    これはSFではない。自伝小説だ。
    実際にピーターはおこなっている。

    テクノロジーに疎い私には宇宙語のようで理解が追いつかない部分も多々あった。
    ネット記事で、
    NHK クローズアップ現代
    『ピーター2.0 サイボーグとして生きる』
    2021年11月24日 放送
    の内容で、この小説が現実のものだと認識された。


    そして、この小説は「愛」の話でもある。
    ピーターは若いころに最愛の人、フランシスに出会う。
    彼らのような同性愛者は当時は認められておらず、辛い偏見にあってきた。
    それに屈することなく、同性愛者たちの先陣をきってきた。
    彼らはお互いを誰よりも必要とし、20年以上も寄り添ってきた。

    本作の前半はピーターの学生時代と診断が下ったころが行き来する。また後半はテクノロジー、医療用語、経営など多岐にわたって難解。

    それでも未来の人間の在り方に一石を投じる作品になっている。

    2022年6月15日、ピーター・スコット・モーガン氏の肉体は永眠された。
    でもどこかであなたのアバターに出会えるように感じる。

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    2023年01月21日
  • NEO HUMAN ネオ・ヒューマン―究極の自由を得る未来

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    体の自由が徐々に奪われていくALSに罹患しながらも、デジタル技術に体の機能を置き換えていくことで長生きする事を目指し、ALS患者に大きな未来の可能性を与えた著者の手記。
    困難な状況にあっても前向きに決断を下していく胆力には感嘆しかないが、そこにはもちろん苦悩と恐怖、絶大な支えとなるパートナーとの愛があった。

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    2023年01月16日
  • NEO HUMAN ネオ・ヒューマン―究極の自由を得る未来

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    今ない選択肢を作り出そうとすることはとてもすごいことだと思う
    切羽詰まった状態とはいえ、まだ機能している臓器を排除して延命しつつ生産的に生きる方法を模索する
    SF小説ではありふれた話だが実際に体を張って実践していることに驚嘆する
    マトリクスの世界を目指しているとも言えるが、物理的な肉体の管理はどうするのか、に関する答えをどう出すのか気になる

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    2022年05月28日
  • NEO HUMAN ネオ・ヒューマン―究極の自由を得る未来

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    # 感想

    やればできると思うが、実際に行動に移して、完遂するということはとても難しい。

    例えば、この本で書かれている、健常な状態の臓器を切り取って機械に置き換えるというは、まさにその一つだと思います。誰がそれをやりたいかという話もありますが、健常な臓器を切除する医者を見つけるのだって一苦労することでしょう。医者からしたら失敗して他の問題を併発するリスクもある、前例がない難しさ、ALSによる予期せぬ展開も考えられ、挑戦するメリットはどう考えても少ないと思いました。

    著者のすごいところは行動力や決断力もありますが、落とし所がきちんと見えているとも感じました。将来はAIでなんでもできるだけでは、1年後の自分をどうするのかはわからない。著者は現時点で可能な1年後のバージョンアップを設計しています。遠い未来を語ることができるから賛同や共感してくれる人たちがいて、近い未来を見せることができているのですぐ力になってくれる人たちが集まってくるのだと思いました。

    憧れの未来を見ることも大事ですが、堅実に一歩ずつ今できることを積み重ねることも大事だと教えてもらった気がします。一足飛びの未来を狙うのではなく、今できる未来を一つずつ叶えていこうと思いました。

    # 抜粋(一部省略あり)

    - 人間とAIをシームレスに接続する方法を模索できるということだ。
    AIが今後、加速度的に洗練されていく中で、その必要性は高まっていくだろう。AIと連携すれば、人間本来の知能を増幅させることも、認知症の問題を現実的に解決することも可能になる。逆にこの探求を怠れば、種としての人類は機械に取って変わられる恐れがある。(P.145)
    - 私はこれから長い時間をかけて、少しずつ自分の体に閉じ込められていくことになります。でも、それよりもっと長い時間を、閉じ込められた状態で過ごすつもりなのです。私が最も重視するのは、長期にわたるQOLです。閉じ込め状態になる前のことは、正直あまり気にしていません。(P.159)
    - 僕たちがやろうとしているようなことができる人間は、僕たち以外に存在しないんじゃないかって。世間を見渡しても、誰一人として試そうとしている様子もない。まして、MND患者で同じ発想を持っている人など皆無だろう。対照的に、現状の路線を維持しようという暗黙の圧力は強大だ。(P.182)
    - 僕がイメージしているのは、世の中で起きていることをキャッチして教えてくれるAIのシステムだ。カーナビみたいな感じで、条件を変えて3パターンくらいの提案を出してくれる。(P.187)
    - 「君とどう接すればいいのか戸惑っているんだよ。君のすぐそばまで近寄っていいのか迷っているんだ。学校じゃ、車椅子の人との接し方なんて教えてくれないからね。しかも相手が身動きもできないとくればなおさらだ……」(P.241)
    - 時がたつにつれ、僕はサイバースペース(あるいはサイバースペースを介してアクセスできる物理世界)を自分の体の一部だと認識するようになるだろう。脳が持つ可塑性という性質のおかげでね。メールを送信したり、エレベーターを呼んだりするのも、指を動かしたり、眉を上げたりするのと同じ感覚でできるようになるはずだ(P.245)
    - 未来に希望を見失ったせいで、死を選ぶほど追い込まれている人々がいると考えると、私はどうしようもなくやりきれない気持ちになった。彼らは、それ以外の可能性はなく、現実的な選択肢もないと思い込んでいる。
    そんな彼らに、私は希望と、可能性と、選択肢を示したいのだ。まだ道はあることを知ってほしいのである。私だって、誰が何を選択するかはその人の自由だと本心から思っているし、死を選ぶ権利でさえ全面的に支持している。しかし、同じくらい強烈に、生きる権利についても支持したいのだ。(P.400)
    - 1.科学こそ、魔法への唯一の道である。
    2.人類が偉大なのは、ルールをぶっ壊す存在だから。
    3.愛はーー最終的にーー全てに勝つ。(P.420)

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    2022年05月11日
  • NEO HUMAN ネオ・ヒューマン―究極の自由を得る未来

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    話が行ったり来たりして、戸惑うことも多かった。
    人間2.0やロボットについての詳細が描かれているのを期待したが、あまり多くはなかった。

    著者がアグレッシブな人で、もし私が同じ病気になった時に同じように考えを変えられるだろうか、、と。
    そしてパートナーとしても受け入れられるだろうか、と。考える一冊だった。

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    2022年01月19日
  • NEO HUMAN ネオ・ヒューマン―究極の自由を得る未来

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    Theイギリス人!
    主題とは全く関係ないけど、アーサー王から連なる剣と魔法の世界の香が私にはノイジー…

    もっと普通に書いてくれる方が私は楽しめた(と思う)

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    2022年01月12日
  • NEO HUMAN ネオ・ヒューマン―究極の自由を得る未来

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    ビジョンや何某かの先見性は十分に感じられるが、あまりにも自己主張が強くて、読みにくい。

    個人的にはお勧めしません。

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    2021年12月22日
  • NEO HUMAN ネオ・ヒューマン―究極の自由を得る未来

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    著者のバイタリティには舌を巻く。話の展開が章ごとに行ったり来たり、現実とは思えないようなシーンの数々に、フィクションを読んでいるかのような感覚になる。

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    2021年08月19日