あずみ虫のレビュー一覧

  • いもむしってね…

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    生物学の本を読んでいるようで、いもむしの描写が文章も絵も、とても細かくて正確、本当に観察しているような気持ちになります。蛹になった時、死んでしまったのでは、と心配して夜もベッドの横に置いて寝る子供の気持ちにも共感しました。昆虫の研究をされていた澤口たまみさんとあずみ虫さん、というアゲアの飼育観察をずっと続けていた方の本でした。出てくるお母さんのセリフから、昆虫へのラブとワンダーを感じて、好感が持てます。

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    2024年01月30日
  • おねぼうさんはだあれ?

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    6分ちょい

    冬眠している友だちを起こしにいくうさぎのミミナちゃん。
    春を知らせる、花を置いていきました。
    冬眠から目覚めた生き物たちは花の香りともうひとつ、よい香りを探します。

    春がやってきた嬉しい気持ちいっぱいの絵本

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    2023年03月15日
  • ヒロシマ 1977 めぐりくる夏

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    私の記憶にある広島
    お好み焼き屋は住宅の一部を改装したところが多く、実家の近くにもあった。
    土曜日はお皿を持ってお好み焼きを買いに行った。
    カープがセリーグで初優勝したときは学校中から歓声があかった。
    フラワーフェスティバルにも行ったし、スタッフとして手伝ったりもした。
    懐かしい景色をたくさん思い出すことができた。

    70年は草も木も生えないと言われた広島。
    今の広島があるのは、志乃たちのような名もなき人たちの生きてきた証なのだと思う。

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    2020年06月19日
  • いもむしってね…

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    ネタバレ

    アルミ板をカットする技法で作品を製作している、あずみ虫、という方がイラストを担当しています。金属らしい、ちょっとカクカクした線どりが、子供の不器用な絵のような雰囲気を出していて、どこか子供の日記を見ているような感じがします。

    題名の通り、いもむしが多数登場し、かつそこそこ模様がリアルなので、虫が苦手な方には決してオススメしません。私は虫はそこまで苦手ではありませんでしたが、改めて毒々しい模様のいもむしのイラストをみると、ちょっと「ひっ…」となってしまい、触れるのをためらってしまいました。

    物語は、庭にお母さんがプランター栽培していた人参の葉っぱにキアゲハの幼虫が住み着くところから始まります

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    2017年07月03日
  • ヒロシマ 1977 めぐりくる夏

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    真実を伝えることも愛。

    相手を思い、何も言わないのも愛。

    家族の絆というものを考えさせれました。

    そう考えれるのはマサ、靖子、和子、志乃を通して戦後の広島を体験させてもらったからだと思います。

    これからも戦後が続くように私達が頑張らないとね。

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    2016年09月01日
  • 学研の新・創作 Two Trains とぅーとれいんず

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    小学校高学年の頃ってずいぶん昔なのに
    この女の子たち、すぐそばに感じられます。
    私もこんな時代があったんだな。
    ふるさとの小学校の学区内散歩までしちゃた。
    もちろん今はもう誰も知った人には会わなかったけど。

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    2009年11月13日
  • いもむしってね…

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    普通の絵本かと思っていたら、イモムシ、ケムシのこと、詳しく知ることが出来る内容だった。登場するお母さんが詳しすぎて面白い。

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    2025年10月28日
  • おねぼうさんはだあれ?

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    シロツメクサ、スミレ、カタクリ、ノイチゴ。

    うさぎのミミナちゃんがおねぼうさんの森の友だちの家に置いていった花束。

    その花のにおいのほかにもいいにおいがするものを探してみんなが歩いていった先には…

    春に子どもと一緒に読んで、実際にこれらの花を見られるといいなあ、と思います。

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    2022年04月06日
  • ヒロシマ 1960 様々な予感

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    高校を卒業後に東京で働くことになった和子は仕事の関係で出会った男に恋をします。

    やっぱり父性を求めてしまうのかな…と読みながら思いました。

    学校に就職と恋愛で和子の青春を描いていくのかと思ったら、しっかり広島ことが関係してきました。

    このようなことは本当にあったんでしょうね。

    真実を知り、そして大切な人を失った和子が現実をどのように生きていくのか気になります。

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    2016年09月01日
  • 学研の新・創作 Two Trains とぅーとれいんず

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    小学生中学年から読めるとうたっている。イヤでも、結構ややこしい女子の気持ちが満載で、中年の私でも「分かる分かる」と言いたくなるお話です。短編集。

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    2015年06月29日
  • 学研の新・創作 Two Trains とぅーとれいんず

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     男子にはわからない、女子同士の人間関係の複雑さ。微妙さ。
     小学校高学年という子供とも言えず、大人でもない時期の友人関係をいくつかの短編で描いています。男子にはむずかしいなあ。
     小学生の娘がいる親としては、なかなかにせつない部分も。イマドキの子供のトモダチ関係を身近に感じる作品です。

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    2017年08月16日
  • おねぼうさんはだあれ?

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    うさぎのミミナちゃん、春になったけどだあれも起きてこない。
    おねぼうさんのお友達を起こしに行きます。
    「はるに なったよ。いっしょに あそぼう」
    起きてくれないお友達に、春の花束を置いていきます。
    シロツメクサ、スミレ、カタクリ、ノイチゴ…
    でもだれも起きてくれないので、一人でいつもみんなと遊ぶ野原へ。
    ぽかぽか暖かいひなたにすわっていると、ミミナちゃんもうとうと…

    あそぼう、あそぼうと起こしに行くミミナちゃん、そして自分もうとうと。
    とってもかわいいお話です。
    わかるわかる。
    春の日差しは眠くなるよね。

    絵を描いたあずみ虫さん、アルミ板をカッティングして描いているのだとか。
    独特の技法で

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    2023年03月09日
  • おねぼうさんはだあれ?

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    ネタバレ

    息子はうさぎさん好きなので、気にいるかなと思ったのですが、あまりヒットせず。動物はたくさん出てくるが、絵柄がちょっとわかりにくかったのかなぁ

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    2022年09月12日
  • おねぼうさんはだあれ?

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    うさぎの女の子が、冬ごもりからなかなか起きてこない友だちをお花のにおいで起こしにいく。
    アルミ版をカッティングして描いているそう。おもしろいなぁ。

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    2021年04月16日
  • いもむしってね…

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    ネタバレ

    芋虫愛に溢れた絵本。
    七種の蝶や蛾の、幼虫時と成虫時の姿が紹介されている。語り手がどの芋虫も全肯定するのが良いし、芋虫愛に溢れすぎて、語り手のお母さんまであり得ないくらい芋虫に詳しかったり、優しかったりするのがちょっと面白い。

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    2017年09月16日
  • ヒロシマ 1949 歩きだした日

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    8月も近いし、広島生まれ広島育ちなので読んでおこうと思い読みました。
    戦争の事ばかりではなく、市橋家や周囲の人々に焦点を当ててあるので、重過ぎず読むことが出来ました。
    それでもやはり大変なのは伝わってきます。

    続編が2冊出ているようで、どうしようかな〜という感じですが、和子の成長後も少し気になるし手に取るかもしれません。

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    2016年07月28日