アレックスパヴェージのレビュー一覧
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作中作を用いた構成がよくできていた。
ミステリ考証として面白さもありつつ、
それぞれの短編としての面白さ、
全体での結末変更や著作などに関する後半の章等、
様々な側面があり、普段読むミステリとは違う楽しみ方が出来た。
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事件には嘘がつきもの。
様々な事件に、ラストで明かされる真実。一冊でここまで楽しませてくれて大満足です。
解説で作中作のある本を紹介しているけど、結構あるんだなあ。そちらも読んでみたい。
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隠棲するグラントがかつて刊行した推理短編集。それを復刊するべく、グラントを訪れた編集者ジュリア。その短編と、2人の短編についての議論が交互に提示される。が、徐々に現れるグラントについての疑惑。その謎とは…7つの短編と、最後の仕掛け、いろんな楽しみ方ができる作品でした。Posted by ブクログ
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七つの話、合間に入る現在の話、分かりやすくて面白かった。結局、登場人物は真実を全部知らない、どの人にも知らない部分が一つはある。全部分かったのは読者だけ。最後に読者の特権をもらったような気分。Posted by ブクログ
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面白いとの情報が飛び交ってたが、昔のミステリーに似たような作品ありで、うん?と思いながら読んだ。パロディかと思わせながらの後半は素晴らしいと思う。先入観なしで完読して欲しい。☆5かどうか悩ましかった。Posted by ブクログ
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こんなにふんだんなネタで、なんだかちょっと贅沢。多くの先行作品も思い出させてくれ、ラストのほうで明かされていく2人の謎も、新鮮味はあまりないもののよくまとまっている。面白かった。Posted by ブクログ
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作中作が七つもあるのに驚いた。作中作に紙幅を割き過ぎでは…?でも、作品全体の構成としては七作品くらいは必要な気もするし、う〜ん…面白くはあったけど、消化不良感は残る。あと、これからミステリ読んだら構成をベン図にしてみたい。楽しそう。Posted by ブクログ
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久しぶりの海外小説。
「登場人物」を見たときの衝撃と期待感。
なかなか面白いんだけど、邦訳の表現と相性が今一つだったかな。
デビュー作とのことなので、ちょっと気にかけておこうと思います。Posted by ブクログ