佐伯夕利子のレビュー一覧
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スペインのサッカーチーム「ビジャレアル」で行われたコーチや選手の意識改革について、コーチとして携わった著者が解説している。
タイトルにもある「教えない」ことは、教える方も教わる方もメンタルが強くないとやっていけない。
専門家を招き心理学に基づいた改革を行ったことで、チーム全体が良い方向に向かうことが...続きを読むPosted by ブクログ -
日経ビジネスに載っていて?興味を持った。
サッカーのことなんて全く興味ない私だが、子育てや、仕事で育成の立場になった時に必ず役に立つと思える本だった。
プロでなくなった選手の60%が5年で自己破産しているという事実には驚き、この本の重要性を感じてからはどんどん引き込まれていった。
冒頭の、「選手...続きを読むPosted by ブクログ -
「監督は絶対に怒らない」を最大の決め事としている小学生のバレーボール大会が福岡で始まって10年近くが過ぎ、全国各地に広がりを見せており「指導者は怒ることをぐっとこらえ、選手に考えさせることを徹底」とメディアに取り上げられているが、伝える記者は分かったつもりで誤解している。主語は一体誰ですか?
【付記...続きを読むPosted by ブクログ -
知り合いの先生に教えていただいて読んだが、学校教育とも大きくつながる内容であった。教育者として、こちらが大切だと直接的に伝えるのではなく、子ども自身が大切だと自ら気付かせるような手立てを考えることが大きな使命である。これはAさせたいならBと言え思考にも繋がる。
・自身の指導を振り返ると、思い込みが原...続きを読むPosted by ブクログ -
職場で活かしていきたいと思った。
意図した声かけを行うこと、相手の考えを問うこと、自分の力が及ばないことは気にしないこと。Posted by ブクログ -
主語を自分達自身から選手たちに置き換えることの大切さ、及び今までの自分自身の発言や行動を反省するきっかけになった。
人が学ぶ、育つ環境を整えることがとても難しく、価値のある行為だと改めて実感しました。
言葉の使い方や前提にある意識から見直すきっかけとなる本になりそうです。Posted by ブクログ -
自ら考え主体的な人間への育成方法。
リーガで活躍する一握りの選手を生み出すための教育へのリソースの割き方はお金、時間と共に多大。
サッカーだけでなく、子供の人格、性格と向き合い総合的な育成によりはじめて子供が成長する。
学校、地域など子供がサッカー以外に過ごすコミュニティとの連携が重要。Posted by ブクログ -
チームでの仕事の育成にも参考になる本。
上下関係が明確にある職場において、どう反映するかは自身で考えなければならないかな…。
以下、印象に残った言葉。
どんな指導が効果的かどんな言葉がけがいいか、といったことは後の2, 3章でお伝えしますが、そういった方法論以上に自分の言動に意識的かどうかを振り...続きを読むPosted by ブクログ -
楽しく、自主的に。自分が子どもの頃にこんな指導が一般的であったらスポーツも部活も続けていたのかもと思う。スポーツの世界でも社会でも学校でも教えない、相手の言葉に耳を傾ける、自分の言動に意識をもつ、自分の感情と距離をとる、問題提議をする時は解決策も持ってくる。等々自分を含め多くの人に学んで欲しいスキル...続きを読むPosted by ブクログ
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少年野球のコーチをしており、コーチングに活かせればと手に取りました。
ところどころに日本の指導の欠点を記しており、それが見事に自分もしていることであったため強く反省しました。
子供たち主体の子供たちが心地よく学べる環境を作ることが「指導者」。日本のコーチの大半は「支配者」。
どちらが理想かわかってい...続きを読むPosted by ブクログ -
心に響くフレーズ
①感情に執着すると本質を見失なう。
②考える癖をつけることを最優先にする。
③そのためには、問いを投げることを意識しよう。
Posted by ブクログ -
自分はスペインリーグにそんなに詳しくないのですが、
ビジャレアルというサッカーチームは
他のチームよりも育成が得意なようです。
この本は、そんなビジャレアルでコーチ・監督をされていた
日本人著者(何と女性!)による
ビジャレアル流のサッカーコーチングの手法の紹介。
細かいサッカーのトレーニング手法...続きを読むPosted by ブクログ -
どのような声掛けをするかという点について、
とても勉強になったが、
大事な内容がもう少しまとまって記載されていると、
もっと読みやすいと思った。Posted by ブクログ