鎌田華乃子のレビュー一覧

  • コミュニティ・オーガナイジング――ほしい未来をみんなで創る5つのステップ

    Posted by ブクログ

    専門学校の先生からこれは絶対に読んでほしいと
    2度も言われたのでようやく手をつけた本

    コミュニティオーガニゼーションとは
    地域組織化活動と訳されることが多いが
    いまいち、よくわかんないが本音だろう
    表紙の絵が全てではあるのだが
    色々な事例を取り上げて具体的に実践行動に
    落とし込む方法が書かれている

    1番のメインは小学生の昼の休憩時間がなくなり
    本を読む時間に変更になった
    でも元どうりに何でもできる昼休みに戻したい
    小学生がスーパーバイザーから
    アドバイスをもらいながら奮闘していく物語が
    メインシナリオ

    ストーリーに共感すると人は行動する
    つまり私ストーリー
    →私たちストーリー
    →行動スト

    0
    2025年08月19日
  • コミュニティ・オーガナイジング――ほしい未来をみんなで創る5つのステップ

    Posted by ブクログ

    えっ!学びしかない。
    という感じで一気読みした。社会問題、ソーシャルビジネス、NPO etc それなりに読んできたつもりだったけれど、実務実行レベルで不足している知識や間違った認識、スキーマ、感覚的に良し悪しを判断していた事象・手法などなど、これでもかって実に濃厚な内容。そしてこのままじゃ全然ダメなことをメタ認知できた。全てを咀嚼しきれていないけど。

    0
    2024年09月08日
  • コミュニティ・オーガナイジング――ほしい未来をみんなで創る5つのステップ

    Posted by ブクログ

    2024年5月に著者の鎌田華乃子氏の講演を聴講し、感銘を受け購読した。
    世の中の出来事に「何かがおかしい」と思うことや暮らしている地域の問題に気づき、今の日本の社会や政治にも不満を感じている人に、少しでもその状況を変えられるかも知れないと知って欲しい。しかし、変わらないとあきらめて「仕方がない」となるのではなく、「社会は自分たちでかえられる」と思えたら、希望ある社会になるのではないだろうか。
     実は、一見「仕方がない」とあきらめがちでも、「仕方がある」こととして、現に日本でもごく普通の人たちが社会を変えてきた例は沢山あります。その変化を起こす上で、必要な要素をコミュニティ・オーガナイジングの一

    0
    2024年08月09日
  • コミュニティ・オーガナイジング――ほしい未来をみんなで創る5つのステップ

    Posted by ブクログ

    コミュニティ・オーガナイジングとは、「仲間を集め、その輪を広げ、多くの人々が共に行動することで社会変化を起こすこと」。社会変化を起こすだけでなく、そのプロセスに参加する人たちの自立性、リーダーシップを育て、持続可能性を目指すものである。昔から社会変革を起こす人や方法はあったと思うが、それを体系化し、誰でも行えるようにパッケージされている点がこの方法の優点と思う。具体的には、1.パブリックナラティブ2.関係構築3.チーム構築4.戦略作り5.アクションそしてコーチングと言うパッケージにまとめられている。架空事例は小学生の行動として出されているが、架空なので少し甘い想定もあるが、それは理解しやすい事

    0
    2024年05月06日
  • コミュニティ・オーガナイジング――ほしい未来をみんなで創る5つのステップ

    Posted by ブクログ

    社会に対して一人一人は無力ではない。仲間を巻き込み話し合い話を広げていく。そのための考えかた、行動の仕方を小学校の昼休みに対するストーリーを通して分かりやすく学ぶことができました。

    0
    2021年08月08日
  • コミュニティ・オーガナイジング――ほしい未来をみんなで創る5つのステップ

    Posted by ブクログ

    実際に社会変革を起こすには戦略と計画、そして練習が必要だということがよくわかる。小学生をモデルに、社会運動のおこし方を解説。これならやれそう、というところやワクワクするかが大事など、納得できる。
    この本を読んで、やってみたいと思いながらも、やはりワークショップで実際に練習する場が欲しいと思った。今はさまざまな場所でこのようなワークショップが行われているかもしれない。調べてみて参加してみたいと思う。

    0
    2021年03月31日
  • コミュニティ・オーガナイジング――ほしい未来をみんなで創る5つのステップ

    Posted by ブクログ

    実践できるものはしてみたい
    そろそろ後輩やチームの人間を上手く動かしていかなければならないと思うので、参考になった

    0
    2025年01月29日
  • コミュニティ・オーガナイジング――ほしい未来をみんなで創る5つのステップ

    Posted by ブクログ

    どこかの町で、議会の議決に反対して住民投票を求めた運動に対して、議員が「民主主義への冒涜」とテレビのインタビューで言ってて驚いたことが有ります。

    しかし、その町の出来事はかなり特殊で、殆どそういう運動は有りません。仮に何故?と訊くと、面倒、ダサい、やっても変わらない、多分そういう意見が返ってくるはずです。

    市民活動に対する研究結果がセオリーになっていることを、本書を読んで初めて知りました。勿論、セオリーなのでその通りにやっても上手くいくわけがなく、実際にはそれを応用して活動を起こす必要があります。

    ただ、本書は初心者向けなのか割とハウ・ツゥー本っぽく書かれています。「このとおりにやっても

    0
    2024年01月08日
  • コミュニティ・オーガナイジング――ほしい未来をみんなで創る5つのステップ

    Posted by ブクログ

    自分を成長させることを諦めたくない人向け。
    新たな世界が見えてくる一冊!

    社会を変える凄い技術が紹介されているのかと期待しながら手にしたら、手法や技術よりも、困った当事者たちがなぜ欲しいのか話し合いお互いの手を取り合って実現していくストーリーに引き込まれて、夢中になって読み進められた。
    リーダーシップとは、リーダーを育てていくこと。股読み返したい良書でした。

    0
    2022年09月04日
  • コミュニティ・オーガナイジング――ほしい未来をみんなで創る5つのステップ

    Posted by ブクログ

    先日、『コミュニティ・オーガナイジング』という新刊を読んだ。内容は、簡単に言えば社会課題を解決する手法とでも言えるであろう。問題意識に対して、仲間を集め、目標とする社会の在り方をゴール・セッティングし、そこに到達するための戦略を考える。日本ではあまり良い意味に捉えられていないように感じる社会運動をどのように起こしていくかということが平易に書いてある。実際、お昼休みの自由を奪われた小学生たちが、その自由を取り戻すために小学校でムーブメントを起こすというストーリーに合わせて折に触れて社会運動の肝要について解説が入るという本書の進め方は非常にわかりやすかった。

    本書を読んで、なぜnoteが書きたく

    0
    2021年06月20日
  • コミュニティ・オーガナイジング――ほしい未来をみんなで創る5つのステップ

    Posted by ブクログ

    新鮮な本!コミュニティソーシャルワークが個人と地域の統合の家元みたいになってるけど、、もともとのコミュニティオーガナイジングにもちゃんと個人からのスタートがあると気づかせてくれた。

    0
    2021年01月06日
  • コミュニティ・オーガナイジング――ほしい未来をみんなで創る5つのステップ

    Posted by ブクログ

    力を合わせて課題解決していくにはどうしたらいいのか、そのノウハウがわかりやすく説明されています。

    模擬事例の展開は、あまり好みではなかったですが、やり方はよく理解できました。

    この技術を使うにあたっては、倫理的な観点も大切になるだろうと思いました。

    着眼点がわかったので、日常の中で使っていこうと思います。

    0
    2021年01月04日
  • コミュニティ・オーガナイジング――ほしい未来をみんなで創る5つのステップ

    Posted by ブクログ

    仲間を集め、その輪を広げ、多くの人々が共に行動することで社会変化を起こすこと。それがコミュニティ・オーガナイジング。
    社会運動に対してネガティブなイメージのある日本人だけど、自分や大切な人を守るために、もう少しおかしいと思うことに声を挙げられる世の中になれば良いと心から思う。(死んでしまってからだと遅いんだよ、と昨日の某芸能人の自死のニュースを受けて尚更やりきれなく、苦しく感じた)

    本書は、ハーバード大学ケネディスクールにてコミュニティ・オーガナイジングのノウハウを学んだ鎌田華乃子さんが執筆した、How To 本に分類される書籍になる。アタマの良い人が書いた文章は、難解でこちらを突き放してい

    0
    2023年07月13日
  • コミュニティ・オーガナイジング――ほしい未来をみんなで創る5つのステップ

    Posted by ブクログ

    日本人は、社会や政治を変えようとアクションする人が少ない。声を上げると足を引っ張られる。これが日本の息苦しさにつながっている。著者は自分と同様にこうした疑問を持ち、留学して社会変革の方法論を学んだ。ストーリーを語ることから始め、関係構築、チーム構築、戦略づくり、そしてアクションへ。社会変革に必要なプロセスが、わかりやすく実地に即して語られる。文明社会の危機の中で、身近な具体的で小さな課題から始めるというのは迂遠な気もするが、やはりその積み重ねで草の根が力をつけるのが結局は近道なのだろう。良書。

    0
    2022年12月19日
  • コミュニティ・オーガナイジング――ほしい未来をみんなで創る5つのステップ

    Posted by ブクログ

    組織や活動をコミュニティに浸透させ活性化させる方法の本で、日本の労働組合とかでは「オルグ」と呼ばれ、戦前の小林多喜二の小説タイトルになるほど古くから定着しているものでもある。
    新しい点は、これまで経験的に習得し教訓化してきたものを、米国などでメソッドに体系化したものを紹介しているところだろう。メソッド自体に疑問点はない。

    しかし、著者が紹介のためにつくった架空の物語は想定が甘すぎる。
    小学校でやり手の教頭が昼休みを読書の時間にしたことに対して、児童が自由な昼休みを取り戻す、というもの。やり手教頭が、児童の活動に介入も弾圧もしないという緩い想定になっている。
    私が教頭なら、校門前で楽器演奏をし

    0
    2020年12月25日