日高由美子のレビュー一覧
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Posted by ブクログ
複雑な関係を図を使いシンプルに表現し、自分の理解を促し、他人の理解を得るためのツール学習。生徒と先生のやりとり形式の解説と数多くのワークアウトで、楽しみながら読み進められました。
図解することで、1.シンプル化、2.議論の活性化、3.プレゼン精度向上、4.創造性向上、5.説明力向上の5つのメリットがある。
これらは、自分の考えのまとめ、打ち合わせ・ブレスト、学びのインプット、プレゼンなどで活用可能。
図解の具体的なツールは、囲い、矢印、人の3つで、それらの具体的な使い方を丁寧に解説してくれています(例えば丸囲いは有機的、広がり、四角囲いは構造的、安定など)。
文章を図解する時は、基本の3 -
Posted by ブクログ
本書はちょっとした説明文から、会議の内容まで
さまざまなものを図に表していこうとするもの。
先生と生徒が登場。
円の描き方から始まり、徐々に内容がステップアップしていく。
図解に慣れていない段階では、
絵で表現するのは難しいと身構えてしまうかもしれない。
本書の方法では全てを絵で表現するわけではなく、
文字を使って表現することも可としている。
そして文字をどのように加工していけば、
よりわかりやすくなるか解説があり、
「これならできるかも」と思わせてくれる。
読みながら実際に手を動かしてみるのが効果的。
読み進むにつれてより長い話、より複雑な話も
図解できるようになっていく。
最後には -
Posted by ブクログ
レッスン3日目くらいまではシンプルで良かった。
4日目くらいからマーカーで影を入れたり、人物の感情を表現したり、速度を求められるアウトプットには不釣り合いなテクニックの表現が紹介されてた(絵心ゼロでもできる、とサブタイトルが付いてるのに絵の技術を上げようとしてる?)。
後半に連れてあまり上手くない図やこうじゃないでしょという図や時系列の横書きはわかりにくいという説明など、腑に落ちないところもあった。
最終的には図を綺麗に書き上げることを勧めている印象があった。それはプレゼンの資料としては良いかもしれないが、会議での認識合わせや合意のため図解が目的だったのでは?
良い本だったが、ややブレのある印