山田唯人のレビュー一覧
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Posted by ブクログ
ネタバレ農業という未知の業界を知るために購入。コンサルらしく、業界の俯瞰的な分析と数多くの事例が記載されており、初学でも理解し易かった。一方で具体性の乏しい(ネットや記事からの表面的な情報)事例もあったので、本書で業界の概観を把握し、興味ある具体事例を深掘りすると良いと思った。
①農業の需要と世界のトレンド(人口増と需要の相関、気候変動による輸出国の変化)
②業界を革新させるアグテック(データ取得、水分と栄養の管理、作業の効率化、データによる意思決定、サプライチェーンのデジタル化)
③政策によって生じるダイナミクス(輸出入大国の政策転換)
④食生活の変化(世界的なカロリー過剰、培養肉)
⑤肥料、農薬 -
Posted by ブクログ
なんでこの本を手に取ったのか忘れてしまったが、ざっと読んでみた。5Fとかのフレームワークを使って現状分析、その後、大量の事例、提言と流れていく感じ。
対象読者は
農林水産省の役人と政治家?あと、一部の投資家といったところかな??
その筋の人向けのレポートと言った仕立て。圧倒的なデータ量を料理している感じは、コンサル志望の学生とかも読むと良いのかな。
分析されている中で、より細かい数値まで落とし込んでいるのが凄いなと、総論だと提言とかありきたりになりがちだけど、具体的な議論に落とし込んだ時に細かい数字は力持つから。
とりあえず、ニュートラルな評価。 -
Posted by ブクログ
ネタバレさすが、マッキンゼー&カンパニーと言うべきか、食・農分野ではすでに当たり前に進められている構造改革についてしっかりと伝えてくれている。世界でSDGs(Sastainable Development Goals)の取組が進められると食・農の構造が大きく変化するという。
これからは第一次産業が第二次産業化してくるというかすでに変革がはじまっているということだ。
ただ、日本の農林水産業がどこまで変革できるのか、生産のパラダイムシフトが必要であることを認識した。それがどこまで進んでいるのだろうか。
以下、覚書
①生産側で温室効果ガスの排出を抑制する、②需要側の変化(フードロスの低減、肉の消費量 -