秋山宏次郎のレビュー一覧
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Posted by ブクログ
SDGsをしっかり学びたいけど、何故そうするか、目標達成のためにはどうしたらいいか、というところを求めていたらこちらの本に巡り会いました。こども向けながら必要なところを適切に抑えて、考えさせることができる良書です。ただ、2030年までに罰則なきこの制度がどこまで拘束力があるか疑問です。今は食べられる、着る物がある、住む家がある。枯渇するのは相当先の出来事ともたくさんのひとたちが考えるでしょう。しかし限りある資源の奪い合いで、戦争が起こるとも限りません。大人たちに子どもから働きかけて、と本書は言います。しかしながら大人たちがSDGsを理解し自ら行動に移す事が大切です。子どもたちに選択肢のない未来
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Posted by ブクログ
このままでは地球が持たない。分かってはいるけど、じゃあ何をすればいいの?が分からなかったし、子どもたちに教えられればと思い購入。
その中でも、『「他人が悪い」ではなく、「自分ができること」を考える』に納得した。
結局は自分の行いが全て。その中で、他人の責任にするのはとても簡単。でもそれだと何も変えられない。現状を変えるのは自分の行動。だからこそ、分かりやすくSDGsを書いてくれていることがありがたかった。
できることは考えようとしないだけでたくさんある。だから想像力を高めて、意識を高めて、自分の行動を変えていこうと思う。
人間と自然は一体。その自然を手前勝手に壊してはいけない。 -
Posted by ブクログ
子供向けになっていますが、堅苦しくなく、SDGsとは何なのかを再確認したい大人にもお勧め。
大枠のところは知っているつもりだったけど、ターゲットのところまで、きちんと読んだことが実は無かったな、と気づいたり、17の各目標が、実は絡み合っている問題なのだと改めて認識出来たり、有意義な学びになった。
日本での中小企業での認識度の低さや、2019年時点での達成度の低さなど、残念な情報もあったが、
この本で、著者が子供たちに、若者から積極的に大人にも伝えていこうよ、と言うメッセージがあったように、自分発信で出来ることは無いかな、と思った。
まずは手始めに、この本を周りに勧めてみようか。 -
Posted by ブクログ
本屋で気になって購入した。未来を生きることどもたちのためにという大義名分のもと買ったものの、自分自身がよくわかっていないと感じていた内容。本文でも出てくるが、日本の認知度が低いのはこういうところ。教師ですらよくわかっていない。
日本国内でのSDGs認知度は調査対象の28カ国中28位で最下位。
→「よく知っている」という項目のため、自信がない人は答えることができなかったのかもしれない。日本人の性格上・・・
とはいえ、一つのデータとして真摯に受け止めるべき。何より自分が聞かれても
「よく知っている」とは答えられない。
他人事感がどうしてもあるのかもしれない。地球の住人として全員が取り組むべき課