小渕千絵のレビュー一覧
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Posted by ブクログ
★ 引用1文
APDの4つの要因のうち、もっとも多いのは発達障害です。
★ 感想・レビュー
APD関連の書籍は2冊目。
だが、1冊目(『聞こえているのに聞き取れないAPDがラクになる本』)と比較して圧倒的に詳細な内容。来院してくる人が抱える原因の数的データや、聞き取りに至るまでの仕組み(耳との脳の機能)、更にはライフハックなども掲載あり。
とにかく納得できる本であり、APD界隈(症状やその患者)をイメージ・理解するのにとても役立ったし、聞き取りトレーニングを行うという自分の方向性が決まったことも良かった。
もし自分の子どもにAPDを疑った際の行動についても記載があり、これも読んでよかった -
Posted by ブクログ
わかりやすい。
APDじゃないかと思っている人が最初に読むならこの本がおすすめ。
グラフとか文字の大きさとか余白とか、視覚的にわかりやすい構成で作られている。
子供、大人のAPDチェックリストがある。
ただ、子供のチェックリストは教員向きかな。家庭ではちょっとチェックしにくいところも。
あと、ネットで音源をきいてチェックできるやつもある。
「聞こえ」(耳の障害、軽度難聴など)場合の検査方法、対応
「聞き取り」(脳、神経の障害、発達障害など)の検査方法、対応
が載っている。
APDを詳しく知りたいとか研究したいとか思ってる人にはそんな読む必要ないかな。
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Posted by ブクログ
APDとは「聴覚情報処理障害」で、聴覚機能には問題ないが何らかの理由でその処理能力に障害があることを指している。私自身この言葉は初めて聞いた。まだ世間的な認知も進んでいないようだ。
「そそっかしい」「人の話をあまり聞かない」など子供の頃は個性の一つとして捉えられがちで、社会に出てから周囲との違いが顕在化して気づくケースもよくあるらしい。中には「指示を正確に処理できない」ことが人命に関わる重大ミスに繋がってしまう職業に就いてから気づくこともあり、人によっては深刻な事態も。
耳の機能だけでなく脳や心理状態とも関連があり、まだまだ研究途上のこの障害。しかし障害かそうでないかの線引きはかなり難しい -
Posted by ブクログ
APDとは?
APDとは
こんな症状があります。
音や声が聞こえます。
しかし、聞こえてきた温製を
言葉として聞き取るのが苦手です。
聴力検査で異常は見つからないので、
長らくは認知されてきませんでした。
しかし、
近年その実態の解明が進み、
この症状がある人は
意外と多いことがわかってきています。
✔️APDは聞こえるけれど、
聞き取りにくい症状
具体的にどんな症状があるの?
具体的には
このような症状があります。
・うるさい所で聞き取れない
・早くて小さな声が聞き取れない
・聞き返しや聞き誤りが多い
・話が長くなると、
話の要点がわ -
Posted by ブクログ
ネタバレ日本ではまだ認知度の低い「APD
(聴覚情報処理障害)」の解説本。APDの原因は
①脳損傷の既往のあるタイプ、②発達障害タイプ、
③認知的な偏りのあるタイプ、④心理的な問題を
抱えるタイプ、がある。
脳の問題、特性であり本人のやる気の問題ではないが
なかなか気づきにくいし気づかれにくいやっかいなもの。
対処法を知り上手く付き合っていくことが大切。
私も中学くらいから疲れてると耳鳴りがして
人の声が聴こえなくて困っていました。
音はするんですけど言葉の処理部分まで
届いてないなーって認識はできるんですけども。
メニエール病のときは音自体が変質していて
それはそれで困りました。耳が弱いなって
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Posted by ブクログ
「テレビには字幕必須」「電話対応がめちゃ苦手」とまではいかないけど。。
「居酒屋とかでの大人数での雑談が苦手」(これは性格もあるけど)「雑音の中では聞き取れない」「耳で聞いただけでは理解や記憶ができない」「長い話が苦手」はよくわかる。
公園とか喫茶店とか、救急車のサイレンや工事の爆音がない普通の?雑音なら相手の話を聞き取れるけど、隣で高い声の子どもが奇声を上げてたり、大人でも自分が関心のある話題の話をされたら、目の前の相手の話に集中できない。
よく聞き返して聞き間違いするし、声が大きいと言われるのもあるある。
学生の時はそこまで苦労したことなかったのになー。やはり働き出してから、合わない環境(