からたちはじめのレビュー一覧

  • ぼくは性別モラトリアム

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    「思春期にぜひ読んで欲しい」
    もし他人がこの本を持ってきて、この言葉を多感な思春期の自分に言われたら絶対反発して読まないだろう。
    でも凡才で、言葉が出ない自分が精一杯この本を薦める時にまず出るのが、この言葉。
    そのぐらい自分の根幹を揺さぶられた本だから。

    生まれ持った性別、自認する性別、好きになる性別。
    それぞれを真剣に考えたことが果たしてあっただろうか。
    自分の中で違和感があったからこそ、「性別」について深く考えた作者、からたちはじめ氏は本で語る冒頭の考えから終わりに向かうにつれ、自分の考えを自分なりに整理していく。
    自分の過去に目を向けたり、自分は今どうやって考えているのかを言語化したり

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    2025年06月26日
  • ぼくは性別モラトリアム

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    最初は絵も字も大きくて、細かいわけじゃなく、すぐ読み終わりそうな気がしたけれど、読んでみると結構深く考えながら読ませてもらった。動物でも植物でも分類できないものを無理矢理分類するから、どちらにも属さない群が発生するという。自然界とはそんなもので、分類するという学問的なことが後から追いついていくのだろうと思う。この本のおかげで全く理解できなかったことが少しはわかった気がする。

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    2024年10月22日
  • ぼくは性別モラトリアム

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    ネタバレ

    LGBとTの分け方、なるほど、と感じた。
    LGBとTだけでなく、LやG、Bと人も当事者同士で色々なグラデーションがあるのだと思う。

    隠すことはなく、雑談やふとした時にさらっと言えるような、または言わずとも個性のひとつとして尊重されるような世の中になって欲しい。

    私自身も、性にとらわれることがないようにしたい。

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    2022年12月04日
  • ぼくは性別モラトリアム

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    この本で「性的モラトリアム」という言葉を初めて聞きましたが、とても面白いと感じました。

    性的な自己認識や対象を明確にしなくてもいいという考え方に触れることができ、わざわざ「カミングアウト」するなどのめんどうなことも不要かもしれないと思いました。

    漫画で読みやすいしオススメです。

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    2024年07月16日
  • ぼくは性別モラトリアム

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    筆者さんの分けるLGBTがなるほど!でした。
    自分に合ったパートナーを見つけるためには、性指向に名前を付ける必要はあるのかもしれないけど、なんでもかんでも名前を付けて「自分は○○だから~」とするのは、個人的にはやらないよう心掛けたいと思っている。

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    2021年04月25日
  • ぼくは性別モラトリアム

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    いつかこのようにお話ししてくれる子がいたら、ただ耳を傾けてあげよう。
    全ては受け入れること。
    それだけで良くていいことも多くて、
    多くのことはこれに通ずる気がする。

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    2020年11月23日
  • ぼくは性別モラトリアム

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    昔からクラスに1人くらいいた、やけにボーイッシュで自分を”ぼく”と呼ぶ女の子。 当時はまだ性別に関する定義が豊かではなかったのでよくわからないままだったが、その子が何者だったのかがわかる一助になりそうな本。

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    2020年07月26日