NHK「クローズアップ現代」取材班のレビュー一覧

  • オウム真理教の子どもたち 知られざる30年(集英社インターナショナル)

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    地下鉄サリン事件で麻原含む幹部数名の死刑執行は最近のことなので知っていたが、強制捜査により施設内から子供53人がヘッドギアをつけて保護される写真は初めてみたので酷くぞっとした。

    子供達にとっては親に連れていかれ、ヘッドギアをつけられ教義によって腐った食べ物を食べさせられお風呂にも入れずゴキブリやネズミと生活。親とは離れて生活させられ隣の棟ではサリンが製造され、そんな劣悪な環境で子供自から入ったわけでもないのに、オウムに所属していたと言うだけで犯罪宗教の仲間だと思われる。

    事件当時は厚生によって治療兼研究により子供達をサポートしていくとなっていたが帯にあった通り見捨てられたと取れるような中身

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    2026年03月14日
  • 助けてと言えない 孤立する三十代

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    身なりを整え、大きなカバンを隠して入店。ホームレスだと悟らせないように。
    定職を探しながら日銭を稼ぐ。彼らは親にも知人にも現状を告げられないまま耐える。もう責任逃れのできない年齢だからと、人を頼らず、自分で何とかしようと思っている。生活保護は後ろめたい。炊き出しにも罪悪感がある。
    彼らの考え方はとても理解できる。私も生活基盤を失って途方に暮れたとき、社会に、他人に、寄り添っていただくのは申し訳ないと感じてしまうだろうな。

    「人は人によって生かされる」という現実が、社会全体で喪失している考え方なのではないか。

    本書の中の言葉。助け合うということを考え直そうと思った。

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    2025年01月15日
  • 助けてと言えない 孤立する三十代

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    自己責任論社会が生んだ心の歪みを題材にしたドキュメンタリー。
    初版から10年経った2023年でも、この「自己責任論」や助けを求められない状況は解決できていない。
    こういう社会問題に真摯に向き合った取材に基づいた良書が増えるといいな。

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    2023年11月07日
  • 助けてと言えない 孤立する三十代

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    読中に思い出していたのは、大学時代の友人のこと。

    自分が新卒で入社した会社は割と名の知れたブラック企業で、何年かは必死でぶら下がっていたものの耐えきれなくなって、退職を考え始めた時期があった。
    でも、じゃあ辞めてどうするの? 地元は最寄りの電車駅まで自家用車で30分くらいかかるようなド田舎で、帰ったところでやりたい仕事もない。再就活も難しい。というよりも、実家に帰ったら家族に甘えてしまって、ずぶずぶと沼にはまってしまう気がするので帰ろうとは思えなかった。

    その頃友人は独り暮らしをしていて、自分の住む2DKのアパートの1部屋が物置状態になっているから、そこにしばらく住めばいいと言ってくれた。

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    2016年12月10日
  • 助けてと言えない 孤立する三十代

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    私の身近にも「助けて」と言えない30代がいるので、他人事ではないと思いながら読んだ。
    なぜ「助けて」と言えないのか。だって「助けて」なんて言ったら「甘えるんじゃない」と突き飛ばされるに決まっているから。あるいは決まってると思い込んでいるから。
    なんとかする、自分の責任だから自分でなんとかする。必ずそういうのだ。
    でもなあ。基本的なスキルが欠落している人も多いし、本書では触れられていないけれども、発達障害などがあって根本的にコミュニケーション能力が欠けていたりする場合もあるのだ。そうなると、本人がどれだけ真剣で真面目であろうとも、表に出てくる現象としては遅刻だとか、態度の悪さだとか、そういうマイ

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    2013年06月22日
  • オウム真理教の子どもたち 知られざる30年(集英社インターナショナル)

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    オウムにいた子どもたちはほぼ同世代だけど、すさまじい人生だったと思う。自分も怖かったし、差別しつきた。子どもは親も宗教も選べない。だからこそ彼、彼女らのその後が興味深い。番組同様、面白かった。

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    2026年04月22日
  • ルポ 海外出稼ぎ~「安いニッポン」から「稼げる国」を目指す若者たち

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    「ワーキングホリデーでオーストラリアやニュージーランドで(アルバイト)働いた方が日本で正社員で働くよりも2倍から3倍のお金が得られ、人間関係やプライベートも日本より良い」という20代から30代前半までの世代の現実が浮かびあがるルポルタージュです。私見ですが、オーストラリアやニュージーランドが英語を身につけに少しでも安く留学できる英語圏だったというのは30年以上前の話で今は日本人が出稼ぎに行く場所なんですね。本書では日本の国内でコツコツ地道に働いているだけでは見えない景色・現実を見えている若者が今増えているということです。

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    2024年10月29日
  • ルポ 海外出稼ぎ~「安いニッポン」から「稼げる国」を目指す若者たち

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    ワーキングホリデーできる歳はとっくに過ぎてしまった。円安が続けば海外に働きに出る若者は増えるのだろうか?一方で、日本で働きたい!と思われなくなってしまったという現状は悲しい。

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    2024年06月15日
  • 助けてと言えない 孤立する三十代

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    就職氷河期世代の孤独な実態。「たすけて」と便箋に綴り傍に置いたまま、仏壇の前の布団の上で孤独死(餓死)した両親のいない39歳の男性。自己責任として自分を責め、「助けて」と発することを拒み続ける三十代。生活保護を申請しないで、ホームレス化する三十代。「救いを求めてもいいのではないか」「社会は助けての声を受け止める環境にあるのか」を発信した書。「助けてと言えない」、2013.6発行。

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    2020年01月03日
  • 助けてと言えない 孤立する三十代

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     こ綺麗な身なりで髪型も整え、一見するとホームレスに見えない30代くらいのホームレスが増えているらしい。しかし長年ホームレスの支援をしてきた男性が見ると明らかに目立つ箇所があるという。それは靴だ。 履き続けたまま長いこと歩くので、汚れが目立つか、傷みが目立つらしい(だからこの本の表紙は靴)


     彼らは自らをホームレスと認めがらない。
     定住する家がなく、日雇いの仕事で多少の金が入ればネットカフェに泊まり、小銭だけになれば24時間営業のファストフード店で朝を待つ。所持金がなくなれば公園で野宿もするが、ずっとそうしているわけではない。また日雇いの仕事が入ればネットカフェに泊まる。だからホームレス

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    2017年08月15日
  • 助けてと言えない 孤立する三十代

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     自己責任論。
     今の世の中に痛いほど響く声。
     人生に失敗した人間が、どん底に落ちる。そのときに、落ちた責任がその人の無責任な行動にあることを理由に救済しないなら、それは人の世ではない。

     私はそう思う。

     たとえ無責任な行動の結果であっても、救済もせず放置する社会は間違っている。

     なぜか言う理由はない。おそらく、困った人を助けるという単純な思いが人類の発展につながったという最近の研究成果とも関係ない。
     ただ、私がそのように思うだけだ。


     この本には三十代という私と同年代の人たちの苦境が描かれている。
     これを読んで、この間読んだビックイッシューの挑戦にも同じようなシーンがあっ

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    2013年12月16日
  • 助けてと言えない 孤立する三十代

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    北九州で餓死した39歳の男性。「たすけて」と書いたものの誰にも出せなかったその手紙の横で、冷たく横たわっていたこの男性の名は北原学(仮名)。彼の死をきっかけにして、助けを求められず困窮する30代の人々の現実を追ったルポ。
    弱いものを救うことができる社会。これが"発展した社会"の定義だと個人的には思っている。弱いものと弱い"ふり"をするものの選別は必要だ。しかし、それは個別具体的でならないと思う。一般論で語ることは間違いなく必要だが、一般論では語れない人たちを切り捨てる社会であってはならない。そう思うのだ。
    この本を読みながら迂闊にも泣いてしまった。正社員で実家暮らしだけど、一度転職しているし、

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    2013年09月29日
  • オウム真理教の子どもたち 知られざる30年(集英社インターナショナル)

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    サンプルは限られていたけど率直な感想は思ったより普通に暮らしている人が多いんだなと言う事。
    山上被告のような極端に悲惨な二世は居なかった。まだ統一教会よりマシと言うことなのか?

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    2026年05月17日
  • オウム真理教の子どもたち 知られざる30年(集英社インターナショナル)

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    うーん、これはなんとも。面白くなかったと言い切っていいかもしれない。

    てっきり、麻原彰晃の子供たちの今を取材したのかと思っていたのだが、オウム信者の子供たちのその後だった。
    それはそれでいいと思ったのだが、読み進めても結局何が言いたいねんというか、方向性は先に決まってて、取材の中で新たなものが見つかった感じもしない。
    おそらく取材した全員でもない。何を持ってピックアップしたのか。取材元が拒否したってこともあるんだろうが。

    なんかこう、こうあるべきなフレームで語ってる気がして居心地の悪さが消えない。


    確かに虐待に近い状況ではあったし、それは「不幸」ではあったのだけど、むしろ子供たちはそこ

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    2026年05月11日
  • オウム真理教の子どもたち 知られざる30年(集英社インターナショナル)

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    ネタバレ

    オウム真理教の「子供たち」に焦点を当てたルポ。
    親子分離による関係の断絶や、教義と現実の価値観の間で揺れる姿が描かれる。
    網羅的な分析ではなく個別事例の積み重ねだが、これまで見えなかった当事者の現実を知る一冊。

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    2026年04月20日
  • オウム真理教の子どもたち 知られざる30年(集英社インターナショナル)

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    ただそこにいたというだけで加害者側に立たされてしまった100%被害者でしかないオウム真理教の宗教2世たち。
    子供の頃に歪まされた精神は今でも隠されるように放置され、様々な形に歪んだままそこにあった。

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    2026年03月17日
  • ルポ 海外出稼ぎ~「安いニッポン」から「稼げる国」を目指す若者たち

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    自分もワーホリしてみたかった気持ちを思い出しました。今の若い人には海外でどんどんチャレンジしてほしい。
    地方は若者に地元に残ってほしいというけれど、外の世界を見ることや流動性は必要で、残ってほしいじゃなくて戻りたくなる地方にするのが国、地方の仕事だと思います。
    取材班が、自分たちが立てた仮説と違う回答ばかりだった時に、なぜ仮説と違うのかを追わず、仮説を裏付ける回答を求めて取材を続ける姿に違和感を覚えました。限られた期間で番組を作り上げる必要があるのかもしれませんが、たまにニュースになるのはこういうことなのかなと考えさせられました。

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    2025年11月16日
  • ルポ 海外出稼ぎ~「安いニッポン」から「稼げる国」を目指す若者たち

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    日本人が社会にもつ不満、長時間労働・男女格差・スキルを磨いても給料が上がらない。など、日本の課題に対して、若者が静かにストライキを始めた。

    日本だと25万の月給が、海外では80万。賃金アップに加えて、海外の働き方は職場の人間関係や、風通しのよさ、そもそも仕事に対する価値観の違いなど、環境面でも魅力的ときた。

    利口な若者はどんどん海外にいってしまう。
    日本も変わらねば、置いていかれるばかり。

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    2024年07月16日
  • 助けてと言えない 孤立する三十代

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    タイトルを見て、30代ではないですが、気持ちわかるな〜と思い購入しました。誰かに助けを求めるって、相当追い詰めらても踏み切れないことだと思います。それが家族であってもです。ただ、亡くなった方の気持ちを本当に思うのであれば、詮索せずにそっとしてあげるのが1番なんでしょうね。

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    2014年01月16日
  • 助けてと言えない 孤立する三十代

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    「自己責任」という言葉が、どれだけ人を追い詰めるか。風邪をこじらせる前に治した方が早いように、もっと早く「助けて」が言えていたら、心の負担も少なく、お互い様と互いに助けられたのではないだろうかと考えさせられる。

    また、家族を養わねばという気概はあれど妻子を残して失踪してしまう例もある。男が養わねばといって消えるくらいなら、二人で働いて子どもを育てようとシェアしたほうがずっと皆にとってよかっただろうに、とも思った。

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    2013年11月15日