上村紀夫のレビュー一覧
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Posted by ブクログ
往々にして、歴史からみても、離職率が高い会社の寿命は短い。
会社という存在は生き物である。
それらの問題の数々は何故起きるのか、現場で改善しようと動く人間は多いが、それには意味はあるが限界がある。
問題の根底は組織の上層部の失態であり、現場の意見を聴けないのは企業統治(コーポレートガバナンス)の崩壊を示唆しているものであり、会社内で起きている大小の様々な問題に力がある上層部の意識が改善されない限りは起き続けるだろう。
優秀な人材はどの部署にも存在し、その方々のおかげで会社が運営できていることを社長然り上層部は認識し行動しなくてはいけない。
些細な失敗は、遅かれ早かれ何かが重大な事件ごとが起きて -
Posted by ブクログ
人事向け。結論の『ステップを極める』は割と賛否両論あるだろうと思う。社員視点で自分は賛成派。絶えず適応できるものが生き残る環境とも言えるのだが、人の流動性が無さすぎる会社は既得権益が生まれ古参の社員の力が大きくなり風通しが悪くなる。働きがいもなく、日常のルーティンで仕事をして刺激も生まれない。ただルールや評価基準も明確にしないと某中古車販売店みたいにとんでもない方向へ進んでいく可能性もある。新自由主義的な厳しさが含まれる。離職が増えれば当然そこにマイナス感情も伝染するが本書にあるような対策を講じれば優秀な人材の流出もふせげるのだろうか。ただ会社全体が重い腰をあげて人事制度に取り掛からないと個人
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Posted by ブクログ
<本のタイトル>
「辞める人・ぶら下がる人・潰れる人」さて、どうする?
<本の紹介>
「辞める人・ぶら下がる人・潰れる人」が増加している課題があります。
「マイナス感情がウィルスのように発生・蓄積・伝染していく過程」を理解し、
「効率よく病巣を取り除き、働く人と組織を活性化させる」ノウハウが紹介。
<感想・気づき>
・組織が病んでいくのは「マイナス感情」が原因。
マイナス感情の解消から目を背け、何か施策を手当たり次第に実行しても、
短期間でその効果は薄れ、またマイナス感情に引きずられネガティブ化する。
そもそものマイナス感情の原因を特定し、解消しないと根本解決しない。
またマイナス