上村紀夫のレビュー一覧
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人材業界や人事に携わる人間はみんな読んだ方がいい。自分は求人広告営業をしている中で、従業員をセグメント分けし、どの層をターゲットにするかという部分は常に意識して考える必要があると感じた。Posted by ブクログ
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産業医、精神カウンセリングの専門家、組織戦略のコンサルタントである著者による、離職・離脱・ぶら下がりが多く発生する「ダメな組織」がどのようなものか、そこからどうすれば脱却できるかについて解説した本。
内容は非常に整理されており、論理的で妥当性が高い。
「ダメな組織」がどのように発生していくか、また...続きを読むPosted by ブクログ -
『やりがい』よりも『働きやすさ』が偏って改善されると意欲の無い社員が辞めずにぶら下がるという現象は盲点であり、自分の経験にも当てはまり、興味深かった。自分の会社は皆納期意識も低いので残業は少なく、有給消化率も高い。組合の力が妙に強く、パワハラやサービス残業も皆無と優良企業である。一方年功序列で能力給...続きを読むPosted by ブクログ
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「なんで人がやめていくんだろう?」
ってずーーーーーーーーーーーーーーっと言ってる
弊社社長!
管理職!
これ読め!!!!!!!!!
でもお前らじゃ読んでもわかんねぇだろうな!!!
という本でした。全部弊社のことが書いてありました。Posted by ブクログ -
久々の良書でした。
前半部分が特に良い内容でした。
弊社 40代以上社員の必読書にして欲しい。
ハイポテンシャルの若手層が抜けていく事を
放置している役員層もお願いだから読んで欲しい。Posted by ブクログ -
【要約】
①組織疲弊の原因はマイナス感情にある。マイナス感情は、会社が与える労働価値と社員の望む労働価値とのギャップで生まれる。
②いい組織の多様性とは「経験・スキルなどが異なるが、労働価値は似ている」状態。そのために、採用では労働価値のギャップが少ないか確認・既存社員へのビジョン共有などが重要
...続きを読むPosted by ブクログ -
経営者、人事向けの本。
大手企業に勤めてますが、ぶら下がり組織な気がするので是非人事に読んでほしい!と思った一冊。
働きやすさ、働きがい、心身コンディションの三要素が大事。
働きやすさだけ突出しても、ぶらさがりが増えてぬるま湯組織になるというのは確かに納得。
(うちの会社がそう)
全員に良い施策...続きを読むPosted by ブクログ -
管理職目線で書かれてる内容自体は読み終わると、実は「うん、そうだよね」と理解を示せる内容。
しかし、ほとんどのマネジメント層でここまで分析をして、ピンポイントの戦略を練れる人はほぼいないでしょう。
的外れな福利厚生や、形式的な個人面談・ES調査など
本書のフローに従って徐々に改善活動を実施したい...続きを読むPosted by ブクログ -
積極的離職、消極的離職、ぶら下がり、潰れる人。積極的離職はいいとして、他をなんとかにするにはまず社員それぞれの労働価値(ライフスタイルや年次で変化していく)と、健康状態とりわけちゃんと眠れているかを都度把握しておく必要がある。
弊社のパターンは、荒野。
マイナス感情がドロドロに蓄積し、大量の仕事、...続きを読むPosted by ブクログ -
組織のあり方や問題点を体系的に学ぶことができた。自身の所属する会社がどのステージでどこを目指すのか迷った際には改めて参考にしたいと思う。Posted by ブクログ
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今の会社でやりがいを感じられず、悩んでいる中で手に取った本。
会社や上司には文句ばっかりだけど、テレワークで楽だし、転職活動するのも面倒だから現状維持している私。「あー、私って実はぶら下がり社員だったんだなー」と気づいたのが収穫。自分自身ぶら下がっていることを、なんとかしなければと奮い立たせることが...続きを読むPosted by ブクログ -
仕事をしていて、あぁいい人材なのにって人が辞めていき、おいおい自己満やないか!みたいな人が蔓延ってる気がして、勿体無いな〜と思った経験がある。仕事自体の社会的な価値はめちゃくちゃあるのに、真面目に取り組む意志を感じないし、このままでは尻すぼみだし、質を保つのすら難しくなってしまいそう。着実に、その時...続きを読むPosted by ブクログ
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10年以上勤めた会社で一人の上司のマイクロマネジメントに耐えかねて消極的離職(離脱)をした。
担当者のみならず、管理職や役員は読んでおくべき一冊。Posted by ブクログ -
4度目の退職にあたり、なんとなく感じていたことを言語化したものがないかなぁ〜と思っていたところ、著書を発見いたしました。退職したことがある人は図になった心の変容に腹落ちすると思います。
大変勉強になりました。Posted by ブクログ -
・辞めてほしくない人がどんどん辞めていく組織の特徴がわかった
・労働者として自分が今どこのポジションにいるのか意識しながら働くようになった
・組織で起きがちな課題のパターン、発見方法、原因、解決策の方向性は書かれていたが、具体的な解決策までは記載がなかったので、その部分は企業が自分たちで考えていく必...続きを読むPosted by ブクログ -
組織内のマイナス感情と向き合うこと
マイナス感情を減らすことこそ、幸福度を上げることに繋がる
最初から労働価値の差、ギャップの少ない人を採用する
今いる社員には道しるべを示す
ビジョンやパーパスなど目標・行動指針を共有する
共有した価値観を定期的に確認・意識付けするためのコミュニケーションを取る
1...続きを読むPosted by ブクログ -
今まさに会社でやろうとしていることの参考になる本だった。
産業医兼経営コンサルタントをされている著者ならではの視点だった。
どうしても会社・経営層はプラス感情を高めるための施策をしがちであるが、そもそもマイナス感情が蓄積している会社ではそれがうまく機能しない。
産業医というマイナス感情を持った社員...続きを読むPosted by ブクログ -
転職活動する前に自分の今いる組織がどのようなものなのか可視化してみる為に手に取ってみた。
違和感をかなり感じての転職を決めたのでその違和感は間違っていなかったんだと納得しました。
ダイバーシティーや女性の積極的雇用で
フラットに評価しなければいけない会社がかなり下駄を履かせて組織が崩壊し、優秀な人た...続きを読むPosted by ブクログ -
現代の組織の問題点について、30000件以上の産業医面が面談の経験から得られたノウハウから分析し、解決方法を述べた本。
非常に分かりやすく、具体的な組織モデルを挙げて分析されており非常に有用であると感じた。
この本は、会社の人事部門、各組織の管理職は必読の本だと思う。
Posted by ブクログ -
職場の定着、離職についての分析、解釈について興味深く読みました。
離職者が少ないからよい会社であるとは限らない。
どんな人が離職していて、どんな人が残っていくのかを知ることによって組織が見えてくるのがおもしろいな、と思いました。Posted by ブクログ