松尾剛行のレビュー一覧
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Posted by ブクログ
本書は、AIとリーガルテックの進化が法律実務に与える影響を深く分析している。著者が示す2040年までのリサーチプロダクトの発展により、判例や条文を網羅したQ&A形式のツールが法律実務を支える未来像が描かれている。/AIにはルールベースAIと学習型AIがある/新しい問題やデータが少ない問題ではAIは不十分/AIを導入しない企業は優秀な人材の確保が難しくなる可能性/AIは正解のある定型業務を代替するが、正解のない問題や対人スキルは依然として人間の役割が重要/業務でAIを使う際の情報漏洩リスクにも注意が必要/プライベートのメールアドレスの使用にはリスクがある、といった知識が学べた。今後はAI活用と、AIが代替できない領域を極めることが重要だと感じた。
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Posted by ブクログ
技術者ではなく何人かの弁護士が各章を受け持ってChatGPTを始めとした生成AI利用にあたっての注意点を具体的に説明してくれているのがこの本のポイントです。生成AIがもたらす利便性は多岐に渡り一般的なビジネスにおいて例えば翻訳用途に利用されるなど、ChatGPTが盛り上がる前から日常的に利用されるようになっています。
その場合問題になりえるのは情報の漏洩や著作権の侵害です。例えばなんの気なしにわかりにくい英文メールをChatGPTやDeepLを使って翻訳するという行為には既に個人情報漏洩に関するリスクが内在しています。オプトアウトが有効であっても、一時的にその情報はサービスプロバイダーに渡っているし、サービスプロバイダーはその情報を個人情報や機微情報そのものとは扱いません。おそらく全ての情報は等価に扱われます。もちろんセキュリティ面における安全への配慮は行っているものの、その情報が個人情報か機微情報かなんでもない一般的な情報かについて感知しないということです。
これまでもGoogle検索等の検索エンジン利用を通して様々な情報をサービスプロバイダーに流してきた可能性はあるわけですがLLMの場合それらの情報が学習に使われ、第三者のサービス利用に対するアウトプットとして漏洩するリスクがあることを常に考えて使っていく必要があります。