吉田典生のレビュー一覧
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Posted by ブクログ
(2016/2/14)
マインドフルネスなる新語が登場するが、読んでいくと瞑想がベースになっていることがわかる。
常に刺激があり緊張を強いられ、くたびれる脳に対し、脳呼吸を落ちつけ瞑想することで、
脳をリセットすることができ新しい活力が生まれる!
それを個人でも、組織でも応用できる、という内容。
対人関係にこれを活用するのは相当のレベルと思うが、
自分ひとりであれば、何とかなりそう。
マラソンなんて、瞑想しながら走れればいい結果が生まれるのではないだろうか。
呼吸を整え、安定した心持で走る、、、理想的だ。
私は耳はpodcastでニュースなど聞いているが、ちょっと考えてみよう。
足が痛むと瞑 -
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Posted by ブクログ
ネタバレマインドフルネス瞑想の効果・可能性、いくつもの実践方法が紹介されている。
マチュー・リカール、リチャード・デビットソン博士、ジョン・カバット・ジン博士の研究、グーグル社のSIY(Search Inside Yourself)を展開している瞑想方法だ。
(1)呼吸に意識を向ける、(2)注意がそれる、(3)注意がそれたことに気づく、(4)それた注意を呼吸に戻す、という4つのプロセス。
(1)目的を確認、(2)心地よい姿勢、(3)ゆっくり目を閉じる、(4)4つのプロセスの瞑想、(5)最後に3回深呼吸、(6)振り返り。
クイック・ボディスキャン、マインドフル・ウォーキング、マインドフル・イーティング、 -
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Posted by ブクログ
昨今の雨後の竹の子状態のマインドフルネス業界では、珍しく読める本。
拝啓だけでなく、理論や実践について、偏りなくバランスよく書かれているのでマインドフルネス入門書としては読みやすい。
しかしながら、この、マインドフルネスがビジネスに効果的だ、と考えてマインドフルネスを実施することは、「成果を期待しつつ瞑想する」ことになり、それはマインドフルネスな状態なんだろうか……と思ってしまう。
何の期待もなく、ラジオ体操のように当たり前に行える社会になればいいなぁと思うけれど、ある程度意識しないとマインドフルネスではないと思うし……。
もっと、気軽なお値段でマインドフルネスに出会えばいいと思 -
Posted by ブクログ
より早く、より多くの成果を出すことが有能である証であるかのように思われがちだが、実際には必ずしもそうではない。
本書では、誰もが陥りがちな「問題解決」「自分探し」「学び」「人間関係」「目標達成」「夢」を「急ぐ」ことへの警鐘を鳴らしている。大事なのは成果ではなく、過程を如何に実りあるものにするか、ということである。
成果を求めるあまり、オーバーペースになって失速しては元も子もない。時に立ち止まり、全体を見渡し、軌道修整しながら、周りとの共存の中で、数ある選択肢の中から最良と思われる行動をとる。もどかしいようでも、これらのことがきちんとできている人ほど、結果を焦って猪突猛進する人より、よりよい -
Posted by ブクログ
2014/4/22
フォロワーシップ行動モデル(5タイプ)
・協働者(貢献力:高い、批判力:高い)
・従属者(貢献力:高い、批判力:低い)
・破壊者(貢献力:低い、批判力:高い)
・逃避者(貢献力:低い、批判力:低い)
・それぞれ中間:実践者
4つの報酬(トータル・リウォード)
・対人関係報酬(組織、職場内の風通し、コミュニケーションの状況、上司・同僚・部下との関係など)
・金銭報酬(給与、賞与、各種手当、短期長期インセンティブ、福利厚生、退職金など)
・名誉報酬(組織のブランド力、知名度、周囲からの期待、認知、肩書、権限など)
・成長報酬(組織の方針、ビジョン、仕事そのもの、達成感、やりが -
Posted by ブクログ
仕事が速い、決断が速い等は「目指すべき技術」として私は認識していますが、速く行うためには急いでしまった結果、失敗や後悔したことを記憶しています。この本の著者である吉田氏は、良い結果をだすために「立ち止まる=急がない」ことで大切なものを確認して進むヒントを示してくれています。
急がないためには、早く出発する、準備を怠らない事くらいしか私には思いつかなかった私ですが、この本には私にとって多くの「気づき」を与えてくれました。
今後の社会人生活にもそれらを活用していきたいものです。自分の過去には、未来の自分をつくる原材料がある(p84)は、自分のログを記録し始めてから最近感じたことでした。
また