上原直子のレビュー一覧
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情報が溢れている現代社会において、どのように他者を動かすか・影響を与えるか、加えてどのように他者から影響されているかを再認識する本Posted by ブクログ
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多くの心理学実験を説明していた。学部生が実験参加者となっている実験もあったので、卒論のための実験として参考になるかもしれない。Posted by ブクログ
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本書で特に重要だと思った点は、「人は相手の意見を変えるときに、自分を正当化して相手の意見を批判しようとするが、全くの逆効果である」という点。人間は感情で動く生き物であり、自分を本能的に防衛しようとして相手を否定しようとしてしまう。だがそれではいけない。自分が自分の意見を正しいと思ったとして、それを別...続きを読むPosted by ブクログ
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おもしろい感じ。ワクチン恐怖の話からはじまってる。
まあ意見にまっこうから反論しても対立がふかまるだけなので、いろいろ手段考えてチェンジしましょう、みたいなの。Posted by ブクログ -
身も蓋もない言い方をすると
「『何を言うか』よりも『どう言うか』が大事」
ということを述べる一冊なんだな。
穏当に丸めたが、『誰が言うか』も大事だということであろう。
なのでサブタイトルになっている「説得力と影響力の科学」のほうが本の内容に即している。
原題は「THE INFLUENTIAL MIN...続きを読むPosted by ブクログ -
色々学びがあるけど、1番面白いと思ったのは、人は皆、他の人ととても違っていて個性的でありたいと思っているが、ほとんど差がないことが述べられているところ。そう考えると、お互いに理解し合えることはたくさんあるはずで、このことを知るだけで自分とは別の人「他人」との付き合いがもう少し上手くやれるような気がす...続きを読むPosted by ブクログ
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評判ほどの本ではなかった。どうでもいい例示ばかりで頁数を稼いでいる割には、読んでても当たり前のことしか書かれておらず。まあ読まなくてもよかったかな。Posted by ブクログ
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科学よりも心理学的な側面が強いように感じた。
思考に様々なバイアスがかかっている限り、理論でなく共感で人の心を動かすほうが効果的。賛成意見しか見えない確証バイアス、「ブーメラン効果」など。Posted by ブクログ -
自分の意見が、どのようなものに影響されるのか、という話。
人はデータが自分の意見に沿っている場合に限って有効性を評価する、とか、認知能力が優れている人ほどデータを歪めて自分に都合の良い材料にしてしまう、というのも昨今の状況ではさもありなんという感じで納得。
テストで正しい回答を分かっていても、自分...続きを読むPosted by ブクログ -
結婚生活が長く続く一番の要因は、情熱や友情ではなく類似性。
意見は変えられないから、正反対同士が惹かれあっても長続きはしない。
お年寄りが元気でいるためには、介入は少なく主体的行動が多いほうが良い。
知性ではなく、それ以外の部分に訴える。
賛成意見しか見えない。
死と税金以外確実なものはない。...続きを読むPosted by ブクログ