2015年に夫婦で乗ったシベリア鉄道紀行。著者である夫は、ソビエト連邦時代の1981年と1985年にも乗車している。その時と比べながらウラジオストックからモスクワを目指す。
著者はロシア語は話せないものの、ロシア文字はどうにか読める。それは大きな力だ。ロシアでは、英語はほとんど通じないらしい。カラー写真も豊富で、楽しい旅行記だった。コロナがなければ、また乗車したかったそうだが残念。その上、出版時には想像していなかったウクライナ侵攻が起こり、ロシアへ旅行というのは当分ないだろうなぁ。
いろいろ考えてしまいます。