森鷗外のレビュー一覧

  • 高瀬舟(乙女の本棚)

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    朧夜の高瀬川。罪人喜助と同心羽田庄兵衛の2人を乗せた舟での会話。足るを知った喜助の話から、庄兵衛が疑問を 感じたこと。そして、沈黙。

    静かな夜の出来事がそのまま伝わってくる感じがした、げみさんのイラストでした。

    『高瀬舟』からは、何を幸せに思うか、それによって生き方が変わっていくなと思いました。

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    2025年05月25日
  • 杯(乙女の本棚)

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    とても読みやすくなによりイラストが可愛い!娘たちが集合している所がなんとも可愛らしい。ふわふわしてる感じのイラストで好きでした。

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    2025年04月27日
  • 高瀬舟(乙女の本棚)

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    げみさんの絵がとても美しくて溜息が出るばかり。この本は私の秘蔵版になりました。

    出版社がリットーミュージックと異色な存在なのだけど、この企画をよく思いついたよなと感心しました。この「乙女の本棚」シリーズはどれもこれも本当にステキ。

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    2024年12月04日
  • 高瀬舟(乙女の本棚)

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    哀しい話。弟は兄を想い命が幾日もない自分が死ねば生活も楽になると自殺をはかり首を切るが死にきれず兄に最期をお願いする。兄は島流しとなるが凛とした佇まいが船渡しをする庄兵衛の心をとらえ生い立ちを知る。
    やるせない気持ちと矜持を持った男、2人を乗せた舟は淋しさがあふれている。

    絵によって情景が分かるしマッチしている。

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    2024年08月18日
  • 木精(乙女の本棚)

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    イラストが海外風でしかも幻想的。はっきりした絵も好きだがこの方の優しい絵をみて癒される。しかもわかりやすい内容で、子どもから大人になる変化を書いていて読みやすい。春は馬車に乗っては文章が長く理解できていなかったので余計に落ち着いて読めたのかも知れない。

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    2024年08月13日
  • 木精(乙女の本棚)

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    ネタバレ

    『乙女の本棚』シリーズ34弾。
    イラストが美し過ぎる。
    木精が生きているか死んでいるか、と思いを巡らせた事がなく、目から鱗。
    ハルロウが気に入った。今度叫んでみよう。

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    2024年05月13日
  • 木精(乙女の本棚)

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    乙女の本棚シリーズの中でも自然を表現する言葉の美しさとイラストレーターの絵の美しさに惹かれる作品

    自然は変わらないが少年が確かに成長している事を感じさせる描写が、まさに子供の感覚から大人の感覚に変わる事で小さな日常の喜びを失う寂しさを表していて、とても切なかった。
    イラストも爽やかで自然を優しく描いている美しさに心奪われる作品。

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    2024年02月27日
  • 木精(乙女の本棚)

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    絵がすごく美しくしい。最近のこのシリーズの絵の中で一番好きかもしれない。
    大人になって失うものと子どもだからこそ持っていたもの。生きていれば自然と子どもながらに持っていたものは消滅してしまうのはやはり少し寂しいですね。

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    2024年01月25日
  • 木精(乙女の本棚)

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    すまなかった

    17おネエである
    そして謝罪である

    17おネエにして至極当たり前のことに気が付いた

    謝罪したい
    土下座も辞さない
    ただの土下座ではない
    武士の土下座である(いつから武士よ)

    この乙女の本棚シリーズ
    ただ順番に人気のあるイラストレーターさんに依頼してるわけでなく
    ちゃんと世界観にあった方を吟味してお願いしておるな
    いやだからごめんて
    武士が謝ってるやん
    一族からやいのやいの言われるのに
    それをおして謝ってるやん

    森鷗外の『木精』にいとうあつきさんのイラストはビタリである
    文句のつけようがない


    三波春夫でございます

    違った「ハルロオ」だ

    この件については謝罪する気は

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    2023年12月12日
  • 高瀬舟(乙女の本棚)

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    ネタバレ

    「愛菜の本棚」を読んで気になっていた森鴎外の高瀬舟。読みやすそうなこちらを読ませて頂きました。
    安楽死や貧富の差にいろいろと考えさせられる物語でした。

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    2023年09月23日
  • 高瀬舟(乙女の本棚)

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    乙女の本棚シリーズ♪
    森鴎外さん×げみさん

    以前に芦田愛菜ちゃんの「まなの本棚」を読んで、そこで紹介されてた作品で1番気になってたのが、この「高瀬舟」でした。
    それなのに、なかなか文学作品には手が伸びず、、(・・;)
    だけどこのシリーズなら、なぜだか手に取れてしまう〜\♡︎/

    森鴎外さん初めて読みました。
    色々考えさせられる内容だったけど、いい作品だったな〜。

    "足るを知る"という事。
    そして"安楽死"についても。

    高瀬舟は京都の高瀬川を上下する小舟。
    その昔、罪人をこの高瀬舟に乗せて島流しにする習わしがあった。
    その道中?、罪人の話を聞いた護送

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    2023年08月18日
  • 高瀬舟(乙女の本棚)

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    げみさんの優しさを感じさせるイラストが文章や雰囲気と合っていて読みやすかった。
    ただ単に「この人は悪者」と決めつけてはいけないですね。その人の全てを知っている人のみこそ本当の事を語れるのかなと。こういう事は昔はたくさんあったんだと思うと心が傷みますね。

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    2023年08月13日
  • 高瀬舟(乙女の本棚)

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    乙女の本棚シリーズの一冊。
    これは内容と絵が合っている。乙女でなくとも読みやすい。
    このシリーズは、時々なんでこの絵なのかなと思うこともあって、立ち止まってしまうことがあるんだよな。それはそれで面白いのだけれどね。初老の本棚とかあればいいのかも。

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    2025年07月12日
  • 杯(乙女の本棚)

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    ネタバレ

    十二歳ぐらいの七人の少女がきゃいきゃいやっていたところに現れた、十四五と思われる西洋人形のような"平和の破壊者"。

    少女たちと同じように、彼女も泉を汲んで飲もうとするのだが、取り出した杯は黒ずんでいて馬鹿に小さく、少女たちの大きな銀の杯とくらべてずいぶん見劣りがする。
    少女たちはそれを口々に貶しながらも、哀れみから「あたいのを借そうかしら」と差し出すが——

    「わたくしの杯は大きくはございません。それでもわたくしはわたくしの杯で戴きます」

    という凜とした主張は、なにかしら人生に対する訓戒のように思えた。
    パステルかつメルヘンながら毒を感じる今井キラさんの絵が、森鴎外の文

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    2025年05月01日
  • 木精(乙女の本棚)

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    キャーっ♡
    なにコレ!?
    すってきぃーーー!!

    げみさんのイラストも素敵だったけど、いとうあつきさんのイラストも素敵(〃∇〃)

    これこそ『乙女の本棚』ね♡
    内容よりイラストを楽しむ♡
    それが『乙女の本棚』のほんとの楽しみ方♡


    フランツは「ハルロオ」と叫んでたけど、
    アタシは「オトメーーー」って叫んじゃうわよ♡

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    2025年04月29日
  • 木精(乙女の本棚)

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    絵本として読める本でした。
    絵も話もとても綺麗で心が洗われます。
    空の色や季節の移ろいが美しく表現されていました。

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    2025年03月15日
  • 木精(乙女の本棚)

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    ネタバレ

    絵がとても綺麗です。
    いとうあつきさんは、教育学部、保育士さんという経歴なことに驚きました。
    それでこんなに美しいイラストをお描きになられるなんて…
    やはり才能と努力なのかなと思いました。

    お話はやまびこの話でしょうか。
    大人になったから返ってこなかった、
    と幻想的なままにしたい気持ちがあったのかなあと思いました。
    子供の気持ちのまま読みたいものです。


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    2024年07月31日
  • 木精(乙女の本棚)

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    森鷗外文学忌、鷗外忌
    森鷗外といえば、「寒山拾得」が好きなのだけど
    今年は「ハルロウ!」

    歩き始めた頃から通う山の谷間
    少年の
    「ハルロウ!」に答える木精
    少年の成長は、声の変化と共に
    自然をありのまま受け入れる
    少年は思考し始める
    彼の大切だったものを大切なまま次の少年達へ

    イラストはいとうあつきさん
    木精が思いの外具現化されている
    山間の街並み、谷川、夜の村 すべて美しい

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    2024年07月09日
  • 高瀬舟(乙女の本棚)

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    いつか読みたいいつか読まねばと思っていた小説。
    読めてよかった。
    答えの出ない問い。
    喜助は優しい。

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    2024年07月03日
  • 高瀬舟(乙女の本棚)

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    乙女の本棚シリーズ、げみさんのイラストと物語が絶妙にマッチしていて、イメージが膨らんだ。
    喜助がかなりイケメンに描かれていて♡
    それにしても…この状況だと喜助はやっぱり弟殺しの罪人になってしまうのか。
    安楽死、昔も今も難しいテーマです。

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    2024年02月10日