森鷗外のレビュー一覧

  • 木精(乙女の本棚)
    『乙女の本棚』シリーズ34弾。
    イラストが美し過ぎる。
    木精が生きているか死んでいるか、と思いを巡らせた事がなく、目から鱗。
    ハルロウが気に入った。今度叫んでみよう。
  • 木精(乙女の本棚)
    乙女の本棚シリーズの中でも自然を表現する言葉の美しさとイラストレーターの絵の美しさに惹かれる作品

    自然は変わらないが少年が確かに成長している事を感じさせる描写が、まさに子供の感覚から大人の感覚に変わる事で小さな日常の喜びを失う寂しさを表していて、とても切なかった。
    イラストも爽やかで自然を優しく描...続きを読む
  • 木精(乙女の本棚)
    絵がすごく美しくしい。最近のこのシリーズの絵の中で一番好きかもしれない。
    大人になって失うものと子どもだからこそ持っていたもの。生きていれば自然と子どもながらに持っていたものは消滅してしまうのはやはり少し寂しいですね。
  • 木精(乙女の本棚)
    すまなかった

    17おネエである
    そして謝罪である

    17おネエにして至極当たり前のことに気が付いた

    謝罪したい
    土下座も辞さない
    ただの土下座ではない
    武士の土下座である(いつから武士よ)

    この乙女の本棚シリーズ
    ただ順番に人気のあるイラストレーターさんに依頼してるわけでなく
    ちゃんと世界観に...続きを読む
  • 高瀬舟(乙女の本棚)
    「愛菜の本棚」を読んで気になっていた森鴎外の高瀬舟。読みやすそうなこちらを読ませて頂きました。
    安楽死や貧富の差にいろいろと考えさせられる物語でした。
  • 高瀬舟(乙女の本棚)
    乙女の本棚シリーズ♪
    森鴎外さん×げみさん

    以前に芦田愛菜ちゃんの「まなの本棚」を読んで、そこで紹介されてた作品で1番気になってたのが、この「高瀬舟」でした。
    それなのに、なかなか文学作品には手が伸びず、、(・・;)
    だけどこのシリーズなら、なぜだか手に取れてしまう〜\♡︎/

    森鴎外さん初めて読...続きを読む
  • 高瀬舟(乙女の本棚)
    げみさんの優しさを感じさせるイラストが文章や雰囲気と合っていて読みやすかった。
    ただ単に「この人は悪者」と決めつけてはいけないですね。その人の全てを知っている人のみこそ本当の事を語れるのかなと。こういう事は昔はたくさんあったんだと思うと心が傷みますね。
  • 高瀬舟(乙女の本棚)
    乙女の本棚シリーズ、げみさんのイラストと物語が絶妙にマッチしていて、イメージが膨らんだ。
    喜助がかなりイケメンに描かれていて♡
    それにしても…この状況だと喜助はやっぱり弟殺しの罪人になってしまうのか。
    安楽死、昔も今も難しいテーマです。
  • 高瀬舟(乙女の本棚)
    昨日1月19日は、森鷗外の誕生日。
    毎年、谷根千にある森鷗外記念館が、無料となります。
    友人を誘い、森鷗外旧居「観潮桜」跡地に建つ記念館へ。友人は、wikiでは、誕生日が2月17日になっているけど?と。まあ旧暦か新暦の違いでしょうとは思いつつ、受付のお姉さんに確認させていただく。
    鷗外自身が、誕生日...続きを読む
  • 高瀬舟(乙女の本棚)
    小学生のころ(多分)教科書で読んだ高瀬舟。
    比較的好印象で自分の中に残っていた作品だが、改めて読むと、月明かりの照る夜更けに舟の上で、自分の境遇を語る喜助とそれを聞く同心の心持ちが心地よい静けさを醸し出すなぁ、と思いました。
    その静けさをイラストがいい具合に冗長させてる素敵な絵本です。

    心地よい静...続きを読む
  • 高瀬舟(乙女の本棚)
    森鴎外は初めてだった。
    内容もいい。げみさんの絵もとてもいい作品でした。
    森鴎外もゲミさんももっともっと読んで、見てみたくなりました。
  • 高瀬舟(乙女の本棚)
    あれ?森鴎外の文体好きかも

    はい、13おネエとなる森鴎外+げみの『高瀬舟』でございますよ

    『高瀬舟』にはいろいろ語りたくなるポイントがあるんですがめんどくさいのでガッツリはしょりますw
    一応「考えさせられますね」とかそれっぽいこと書いておこう

    で文体です
    あれ?森鴎外ってこんな感じだったっけ?...続きを読む
  • 木精(乙女の本棚)
    フランツは谷間でハルロオと呼ぶ。
    木精(こだま)がハルロオと答える。

    当然のことが嬉しい。

    いとうあつきさんが描く四季・時間の移ろいがとても美しい。
    絵本としても見応えがあった。
  • 木精(乙女の本棚)
     乙女の本棚シリーズから、森鷗外さんといとうあつきさんのコラボ作品「木精」です。「木精」って、「こだま」と読むんですね…。ホントキレイなイラストで…表紙もキレイだけれど、ページをめくるごとに、息を飲むような素敵な、清涼感を感じさせるイラストが特徴的です。

     物語の主人公はフランツという少年、いつも...続きを読む
  • 木精(乙女の本棚)
    乙女の本棚シリーズにしては珍しい?明るいイラスト&明るい内容の短編の一冊。
    少年の成長を美しく、寂しくも爽やかに描いている。
    乙女の本棚シリーズは、購入の前にまず原作を読むのだが、今回はイラストの力で、より主人公の成長の鮮やかさと爽やかさが伝わってきた。
    わりと暗い話、それにあわせたイラストが多いシ...続きを読む
  • 高瀬舟(乙女の本棚)
    徳川時代に京都の罪人が遠島を申し渡されると高瀬舟に乗せられて大阪に廻された。

    ある日、弟殺しをした喜助を乗せる。
    彼の様子は常の罪人たちとは違って楽しそうですらあった……

    今読んでも古びて感じられない文章で読みやすかった。
  • 木精(乙女の本棚)
    子どものときに、Helloと言って返ってきた木精が、大人になると返ってこなくなるという不思議。他の子どもたちには返している木精も、今の大人の自分には返してくれないという事実に切なさを感じる。
    話の内容は、昔返ってきた木精が返ってこなくなった、というただそれだけなのに、イラストが美しすぎて、それだけで...続きを読む
  • 高瀬舟(乙女の本棚)
    先斗町の小さな川が、高瀬川。保津川と同様角倉了以が作った川とは、知らなんだ。伏見迄通じていたとは。味のあるストーリー。何を持って満足した生活か。足るを知るとは、何ぞや。
  • 高瀬舟(乙女の本棚)
    名作!
    罪を犯した罪人を島に送る船で、どの罪人も重たい表情なのに対して、この喜助はとても爽やかな顔をしている。
    不思議に思い、お役人様が喜助に話しかける。
    どういう事情なのか?と。
    弟は自殺しようと、クビに剃刀を当てていた。
    発見時にはもうかなりの出血量で、とても苦しそう。
    兄に剃刀を引き抜いて欲し...続きを読む