ショーン・エイカーのレビュー一覧
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・「幸福優位性」は、従来とは違う地点から出発する。現状について現実的であることを要求しながら、将来の可能性を最大にしようとするものだ。そのために、マインドセットと行動をどのように養うかを学ぶ。
・マーティン・セリグマン:幸せを三つの計測可能な要素に分けて考えた。「喜び」「夢中になること」「意味を見出すこと」の三つである。三つの要素全てを求める人が本当に満たされた生活を送ることが実証された。
・よい人生を送るうえで感謝ほど重要なものはない
・逆境はどんなものであれ、自分が想像するほどひどくならない。なぜなら、ひどい結果を予想することによる恐怖は常に、結果そのものよりも悪いからだ。この人間心 -
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ネタバレ法則1 ハピネス・アドバンテージ
―幸福感は人間の脳と組織に競争優位をもたらす。人は幸福感を覚えているとき、つまり心のあり方や気分が前向きであるときに、頭もよく働き、やる気も生じ、結果的にものごとがうまくいく。
法則2 心のレバレッジ化
―マインドセットを変えて仕事の成果を上げる。困難な仕事をするときには、自分の具体的な強みに注目することが最高の結果につながることであると、何年にもわたる研究によって証明されている。
法則3 テトリス効果
―可能性を最大化するために脳を鍛える。ポジティブな「見方」は訓練できる。「今日起こった3つのよいこと」を書き出すと、脳は1日を振り返り、ポジティブと思える -
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ネタバレ・人間の脳はポジティブな気分のときに最もよく働くようにできていることが証明されている
・幸せを犠牲にして成功を目指す、努力すれば成功する、成功すれば幸せになる、と教えられてきた
・しかし本書では心理学と脳科学の研究によって実はその順序が逆であることが分かっている
・人は幸せでポジティブなときに成功する
・幸福優位性の恩恵をフルに活かす7つの法則
① 瞑想する
毎日5分呼吸に意識を集中する。ほかの事を考えず、意識が迷いだしたら、ただゆっくりと呼吸に意識を戻す。
② 何かを楽しみにする
1ヶ月先、1年先の予定でも楽しみをつくる。
気持ちが晴れないときにはその予定を考えてみる。将来の楽しみを期待する -
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「幸福優位7つの法則」著者であり、ポジティブ心理学第一人者であるショーン・エイカーが、ポテンシャル=才能について言及した本。
潜在能力を最大に引き出すには、周囲の人と繋がりを持ち、他者に貢献して、そこから恩恵を得られるかにかかっている。
自分の周りにいる人たちのポテンシャルを引き出して初めて、自分も最大の成功を達成できるというのが骨子。
・最大ポテンシャルは他者との好循環によって得られる
・互いの成長に手を貸すと全員が勝者となり得る
・朝ネガティブなニュースを見た人は丸一日影響する
・会話もポジティブからはじめるべき
・潜在能力を開花させるためには5つの要素「SEEDS」が必要
○5つの要 -
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【ポジがよい】
「自分の仕事を書き表すとき、他の人がぜひやりたいと応募したくなるように書く」というのはいい感じです。
やってみよう!
人は意識しているものしか見えないというのはよくわかります。
車で携帯電話を使用することは禁止されています。しかし、これはハンズフリーでも危険です。
ハンズフリーでも話に集中してしまうと、赤信号を見逃します。
目には入っているのですが、意識がないので見えないのです。
最近、やたらと車の黒いホイールが目につきます。相当流行っていると思っていたのですが、実は自分が黒ホイールに興味がわいているので、目につくだけなのです。
ポジティブな部分を意識するとネガティブ -
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幸福優位
・ハピネスアドバンテージとは幸せが成功に先行するということの理解
・心のレバレッジ化とは、信念とマインドセット。
自分の運が良いと思うか悪いと思うかが実際に結果に関係する。自分の人生は良い方向に行くという信念だけで実際に成果に関わる、つまり全ての物事をどう定義するかが重要。定義を変える。信念に気をつける。
テトリス効果とは、物事の見方。ポジティブな面を拾い上げる見方を訓練する。
今日起こった三つの良いことを書き出すだけで脳の訓練ができる
例: 夕食にタイ料理が出てきて美味しかった
・何が起こるかよりもどう反応するかが重要、その経験から何を得るかによって自分を定義する
・ゾロサー -
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自分は幸せだと思える人のほうが優秀になりやすく、成長も促進されていく。一般的にポジティブ心理学と言われるジャンルを実験など科学的アプローチを通して明確にした本。
実績を証明する考察にページを割いていますがそれ自体は同じ内容の繰り返し。要点は、「自分が幸せだと思うことの優位性」であり、「人と比べて不幸と思うことの非生産性さ」です。
「人間は理由を見つけては自身が不幸だと思おうとしてしまうものだ。幸せの前提があるから不幸を見つけられる。不幸から目をそむければずっと幸せだからね。生きていることそれ自体が本来幸せ。」
私たちは兎角なにかと比較したり、他人と比べてしまうことで不幸の入り口にたってしま