原田勝信のレビュー一覧
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最初は.スクラムの基本的な知識,スクラムが用意するメソドロジーについて著名な書物の引用などをはさみながら簡単に解説する.このパートはインデックス論文的な感じで取っ掛かりとしては非常に良いパートでした.
次に GMO, mixi, DeNA のスクラム導入実例.特に DeNA が大規模開発にスクラムをどのように取り入れたかとかは,実践的であるがゆえに,実例からどのように教訓や理論の適用を見出すかが重要だけど,非常に興味深い実例が記載されていたと思います.
最後に,ありがちなスクラムでのトラブルシュート.ここらへんも著者陣が実際に直面した経験などを元に書かれていて,教科書的でありながら非常にわかりやすい指針となりそうなレシピ集となっていました. -
Posted by ブクログ
スクラムのお勉強。
■組織パターン
繰り返し発生する構造的な形で、あるコンテキストにおける問題を解決するもの。何らかの全体の全体性あるいはシステムに寄与し、美的あるいは文化的な価値を反映する。
■パターンのフォーマット
・状況
・問題
・空気
・解決
■インセプションデッキの10の課題
・我われはなぜここにいるのか?
・エレベーターピッチを作る
・パッケージデザインを作る
・やらないことリストを作る
・「ご近所さん」を探せ
・解決案を描く
・夜も眠れなくなるような問題は何だろう?
・期間を見極める
・何を諦めるのかをはっきりさせる
・何がどれだけ必要なのか
■ユーザーストーリー
「〈ユーザー〉として、〈達成したいゴール〉したい。なぜなら〈理由〉だからだ」というフォーマットで要求をシンプルかつ簡潔に記述し、プロダクトオーナー側と開発チーム側との対話を促進するプラクティス。
ユーザーストーリーは、機能の細部を表現できるほどの情報量を持つことができません。そのため、実際にどのような画面になるのか、どのような挙動をするのかという情報は、文章に頼らず、プロダクトオーナーと開発チームの会話を通じて引き出されることになります。この過程を経ることで、プロダクトオーナーの意見だけでなく、開発チームの持つ経験や知識もプロダクトに反映させることができ、プロダクトの品質向上につながります。
良いユーザストーリーを作るには、INVEST(Independent:独立している、Negotiable:調整可能である、Valuable:ビジネス価値がある、Estimable:見積り可能である、Small:手ごろなサイズである、Tastable:テストが可能である)を満たすとよいとされています。 -
Posted by ブクログ
【一口感想】
「アジャイル開発手法のひとつである『Scrum』のポイントと日本での実例を把握するのには最適」
【3行要約】
・前半はスクラムそのものの解説、中盤は日本での実例、後半はよくある疑問やポイント
・スクラムの解説は必要十分
・リファレンスというよりは概要を掴む資料としての本
【所感】
会社の書庫にあったものを流し読みしただけ。
スクラムの概要を掴む目的として前半だけなら30分、後半と合わせても1時間もかからない。
中盤の実例はお好みで。
実践入門とあるが、実際にこの書籍だけで完全にスクラムを履行できるとはすこし考えにくい。
スクラムの根底にある部分であったり、具体的な導入イメージがちょっと掴みにくい。
またどこでハマりやすいとか、必ずぶつかる壁や訪れるステップみたいなものも同様だった。
そういう意味でこの本は、いわゆる「管理者層」が「スクラムのイメージを掴む」という意味では最適の本かもしれない。逆に実際に現場でスクラムを導入したいと考えているリーダーや現場のメンバーが、未経験者ながらこの本一冊のみでプロジェクトにスクラムを導入するのはちょっと厳しい気がする。この本をきっかけとして概要を知り、詳しいところを抑えるには別の本も必要ではないだろうか。
ただ、やはりスクラムを正しくチームに導入したいならアジャイルコーチの存在は必須だとは思う。