金成殱のレビュー一覧

  • K-POP 新感覚のメディア
    K-POPをKとPOPに分けて解釈するという論法で分析されていた。韓国の国内事情、外交事情を踏まえつつ、音楽を取り巻く環境の変化が作り上げたKの部分。そしてアメリカを始めとした音楽史の変遷を捉えたPOPの部分。
    K-POPというものは先進国では生まれなかったスタイルなんだろうなという感想を持った。
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  • K-POP 新感覚のメディア
    戦後の韓国歌謡界が、当時輸入が禁じられていた日本の歌謡曲の影響を色濃く受けていたこと、そしてその後米国のブラックミュージックの影響を受けながら、独自のマネージメントのあり方を模索しながら現在のK-POPが誕生していったことなど、面白かった。
    YouTubeなどの映像メディアと相まって視覚的要素の重要...続きを読む
  • K-POP 新感覚のメディア
     韓国のアイドルグループにハマったので読んでみた。K-POPといえば東方神起、BIGBANG、少女時代やKARAが日本でも流行っていたというくらいの知識しかなかったため、そもそもK-POPとは何ぞや?というところから読み始めようと思い本書を手に取った。

     視覚的な特質(スター性)や親しみやすい魅力...続きを読む
  • K-POP 新感覚のメディア
    KPOPの現在に至る変遷をわかりやすく知ることができた。
    膨大なチャレンジと文化の融合が今日のKPOPを彩る要素になっていると感じた。
  • K-POP 新感覚のメディア
    K-POPの誕生から、現在にいたる道筋をたどる。J-POPに対抗するような時代から、世界的にK-POPが認められた現在へ。BTS、TWICE、EXO、等々。彼らの音楽を聴かないで本だけを読むことの愚かしさを感じた。
  • K-POP 新感覚のメディア
    第三世代までのk-popを歴史的な過程を中心に解説している教科書のような本。若干賞味期限が切れている。アイリーンの炎上案件に言及されているが、パワハラではなく読書のほうだった。
  • K-POP 新感覚のメディア
    2018年の書籍なのでK-POPのスピード感からすると昔の話になってしまうのは仕方ないものの興味深く読めた。今後ナムジャグルみたく自分たちメインで作詞作曲するヨジャグル出てくればまた一段階跳ねるかもね的な意見については(G)I-DLEが出てきたので彼女たちはここの系譜に入るのかなど現状と比べつつ読む...続きを読む
  • K-POP 新感覚のメディア
    K-POPがなぜここまで世界的に売れたのか知りたかったが、J-POPとの関連性やその歴史を丹念にたどってみても分からないらしい。良いものは良いとすればいいのかもしれないが、最近よく聴くことが多いので知識欲は満たせた。
  • K-POP 新感覚のメディア
    なんか正直なところ、K-POPとか論じなくても聞いて楽しめばいいんじゃないと思うんだけど、読んでみた。
    この本にも書いてあるんだけど、K-POPはもともとJ-POPの相対概念として生まれた言葉だと。そしていつのまにかワールドワイドな存在になった。それは、「日本のポピュラー音楽は自らをJ-POPと規定...続きを読む
  • K-POP 新感覚のメディア
    著者は吉見俊哉のもとで学んだメディア文化の研究者で、主としてカルチュラル・スタディーズ的な観点からK-POPの歴史をたどるとともに、現在それがどのようなしかたで日本や他の国々で受け入れられているのかを論じている本です。

    新書一冊の本でK-POPの歴史を論じているので、マニアックな知識を必要とするよ...続きを読む