組織を動かすには「感情>論理」である。
と聞いたら、えっ?と思う人も多いだろう。
日本では「感情的になるな」「筋道立てて話しなさい」と、感情を軽視or否定的にとらえる向きがあるように思える。
組織論と社会心理学による、リーダーシップ論や、人を動かす力について書かれている。
そこで大事な
...続きを読むのは感情。
なぜ感情なのか?
「こいつ何を考えているのかわからない」という人と一緒に仕事をしたら疲れないだろうか。
「何を思っているんだろう」と腹の探りあいをして、仕事そのもの以外にも結局無駄な労力をさいてしまうのだ。
そもそも人は感情で動く生き物である。
感情を伝えるには「自己開示」が大事。
相手が自分を出したからこっちも自分出す、ではなくて。
相手がこころをひらくかは分からないけど、自分が先にこころを開かなければ、相手が開いてくれることはまずない。
リーダーとは「上にたつもの」ではなくて、「人を動かし、束ねるもの」である。
つまり地位・権力をもったらリーダーシップを発揮するのではなく、どんな立場にいようとリーダーシップを発揮できるのだ。
またいい上司とは、部下に目標達成を「させる」のではなく、部下のモチベーションをあげることが、最大の「いい上司」であるポイントである。
組織論というと大げさだけど、高校の部活・大学のサークル・ゼミなどでも、一生応用できそう!!
授業の内容とほぼ一緒だったかな?
ある組織から抜けようとしたときに、この話を聞いて、悩み、迷い、思いとどまりました。