竹村彰通のレビュー一覧

  • データサイエンス入門

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    データサイエンス入門
    著:竹村 彰通
    岩波新書 新赤版 1713

    アメリカの主な大学には統計学科が存在する。中国でも最近は同様の状況である
    これに対して、日本の大学には統計学部や統計学科がなかった。
    日本におけるデータサイエンティスト育成には、初等中等教育における統計教育やデータサイエンス教育の充実からはじまって企業内人材の再教育まで、あらゆるレベルの教育が必要である。

    ビッグデータと統計について、広く紹介する書と理解しました

    気になったのは、以下です。

    ■ビッグデータの時代

    ・データサイエンスの3要素とは、①データ処理、②データ分析、③価値創造 である
    ・科学的研究のパラダイム
     

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    2024年04月03日
  • データサイエンス入門

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    研究主任など,データを分析しないといけないポジションの人は読んでみると良いかなと思います。
    多くの学校の校内研究に欠けている視点が見えてきます。

    データサイエンスの専門的な内容というより,
    「データを分析するってこういうこと」
    ということがわかる本です。

    難解だという意見もあるようですが,僕には難しく感じませんでした。

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    2021年03月28日
  • データサイエンス入門

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    データサイエンスの入門書。「入門」と言っても、データサイエンスを学ぶ人が最初に読むべき内容というより、データサイエンスをよく知らない人間がどのような領域を対象にどのような役割を果たしどのような手法が活用されているか見通すための概要書というべきか。著者は滋賀大学のデータサイエンス学部の立ち上げに学部長として寄与した統計学者。図表やまとめがあると分かりやすいと思うのだが、岩波新書ならではの趣きもあってそれはそれで良いのかも。アカデミアの人ならではの広い視野と知見が随所に散りばめられ、今ちょうど話題のGDPRを含めてデータの処理や分析にまつわる諸々の問題点を広く触れています。特にEBMや各種バイアス

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    2018年06月12日
  • データサイエンス入門

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    数理統計学の大御所が書いたデータサイエンスのガイダンス書。著者のバックグラウンドを考えると統計学的な観点からの議論がメインなのだろうと思っていたら、そんなことはなく、現代のデータサイエンスについてとても広範かつバランスよく書かれていて、読んで勉強になった。また、データサイエンスに馴染みのない人にでもとっつきやすい内容になっていて、とても価値ある一冊だと思った。

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    2018年04月21日
  • データサイエンス入門

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    なぜ読もうと思ったのか
    ・データサイエンスという言葉の意味を知りたかった
    ・調査項目やデータ分析設計に携わる機会があり、データとは何かを改めて知りたかった

    ・データサイエンスの基礎は「情報学」と「統計学」+「数学」。基礎の学び方は講義を聞いたり本をじっくり読むなど伝統的なやり方が良い。基礎に関しては『統計検定2級』の受講も効果的
    ・データサイエンスを情報学、統計学、価値創造の3つの要素を統合する分野と位置付ける。

    感想
    ・データサイエンスとは何かといった概要を知れる本。実用書ではない。
    ・統計に仕事で携わっているが、統計の歴史については無知であった。統計の起源や日本での統計調査の歴史を知れ

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    2023年09月01日
  • データサイエンス入門

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    データサイエンスについて今勉強していて、授業だと背景や他の分野とのつながり、体系的に学ぶためにも本を読もうと思って読んでみた。統計の基礎的な復習にもなったし、データサイエンスで何ができるかを知ることができた。データの取り方に、バイアスがないかや、そもそも正しいデータかなどデータを扱う際の注意点も知ることができた。データサイエンスが今後ビジネスなどで重要になるらしいので、データを見て分析できるような力をさらに勉強して身につけたい。

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    2022年01月05日
  • データサイエンス入門

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    120ページあたりから急に全くついていけなくなる。
    プログラムの固有名詞とプログラミング関係の用語羅列で思考停止に陥る。
    まあ、そんなんだから、紙の本を求めるわけですが。

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    2020年03月02日
  • データサイエンス入門

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    データとどう向き合っていくかを考える入門書。ただし、データがこれまでどのように使われてきたのかリアルタイムで過ごしてきた世代と、smart phoneがすでに発達した世代では、読んだ時の印象が違うかもしれない。

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    2018年09月22日
  • データサイエンス入門

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    本書は表題のとおり、データサイエンスの入門書である。とても読みやすい文体でそう時間をかけずに一読することができた。洋の東西を問わず膨大な知が蓄積され、体系化され、ディシプリンとして確立し、欧米の大学のケースを参照し、日本の大学にも学部・学科という教育組織が誕生し、教育内容も整理され、この本のような教科書されるまでに形成されたのが、近年のデータサイエンス分野といえる。この分野では、データ処理には情報学(コンピュータ科学)、データの分析には統計学、またデータから価値を引き出すためにはそれぞれの応用分野といった領域を理解・習熟することが求められる。この3方向からのスキル習得や知識の理解を気に留めたい

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    2018年07月10日
  • データサイエンス入門

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    本書のタイトルにある「データサイエンス」って何?と思い、読んでみました。
    本書では「データサイエンスとは情報学、統計学、価値創造の3つの要素を統合する分野」として解説。

    スマホを携帯して移動したり、お店で品物を購入する際にポイントカードを提示したりしながら、便利さやポイント還元などと引き換えに無意識にビッグデータの元を提供していたことに改めて気付いた。

    統計学は昔からある学問だし、学校や会社で学ぶ機会もあったので、Ⅱ章「データとは何か」はとても分かりやすかった。

    Ⅲ章「データに語らせる -発見の科学へ向けたスキル」はコンピュータや情報学に明るくないので、やや難解だった。

    ビッグデータや

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    2018年06月10日
  • 教養としてのデータサイエンス 改訂第2版

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    強化学習とは、今の手が長期的にどんな結果をもたらす、を予測するための学び。
    今これをしたら、先々どうなるか、という視点は試行錯誤を繰り返して学ぶ。人間もAIも同じ。
    この辺りの説明は、良かった。

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    2025年01月09日
  • データサイエンス入門

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    「どうしても読んでみたい。」という場合を除きオススメはしない。本書では【データサイエンスの役割や役割とは?】についてすごく浅く、広く書かれている。そのため、内容がふわっとしている。
    とはいえ、評価したい部分もある。
    これからデータサイエンスについて学びたいという方は『データサイエンスのスキルの学び方』という項目には目を通しておくと役立つだろうと思う。

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    2024年06月06日
  • データサイエンス入門

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    データの見方及びデータサイエンスの動向を理解したい人におすすめ

    【概要】
    ●データサイエンスとは、データサイエンティストとは何か。
    ●データサイエンスの3要素は、データ処理、データ分析及び価値創造
    ●データ処理には情報学、データ分析には統計学が必要
    ●データには、主にテキストデータ、音声データ、画像データがある。

    【感想】
    ●人工知能が発展している世の中であっても、人間は統計学を学ぶ必要があると思った。
     結局は、人工知能が出した答えの良し悪しを客観的に判断した上で意思決定をおこなうのは人間だからである。
     人工知能に責任を負わせることの問題をどう解決するかが進まない限り、このような状況は

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    2023年02月04日
  • データサイエンス入門

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    文系の私には内容が難解でしたが、データがどのように私達の生活の中で使用されているのか知る事ができた。

    データを集めて解析を行えば、仮説に基づくデータを得る事ができると思っていたが、その集めたデータについても考慮しなければいけないという事に気付かされた。

    今後、ビックデータの活用が飛躍的に進んでいけばデータサイエンティストは必要なくなる可能性がある。
    そのデータをどのように活用していくのかを考える能力がデータサイエンティストに残された道になるのかも知れない。

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    2020年10月21日
  • データサイエンス入門

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    1.この本を一言で表すと?
    ・数学など専門的な話にはあまり立ち入らず、データ分析の重要性や分析手法などを一般の人にもわかりやすく説明
    した本
    2.よかった点を 3〜5 つ
    ・公表バイアス、確証バイアス、後知恵バイアスの話
    →よくある話なので読み手が注意すべき所
    ・エビデンスに基づく意思決定
    →「学力の経済学」という本で教育に関する EB を論じていたが、この考え方は日本にもっと取り入れられるべき
    だと思う。
    ・データ処理と可視化
    →SQL とはどういうものかよくわかった。
    ・現在の人工知能技術はビッグデータと表裏一体であり、データに基づく適切な意思決定を支えるという意味でのデ
    ータサイエンスは

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    2018年12月30日
  • データサイエンス入門

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    ほんとうに入門のための本です。概括的な紹介に留まり深堀はしてないのですが、専門外のひとに概要を理解してもらうために紹介するのはありかもと思いました。

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    2018年09月01日
  • データサイエンス入門

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    総合研究大学院大学 複合科学研究科統計科学専攻
    滋賀大学が日本初のデータサイエンス学部を開設
    横浜市大も2018年4月に開設。

    中心極限定理を実感できるゴルトンボード

    深い穴は掘れない。地殻は30キロ程度、穴はせいぜい10キロ程度。それ以上は熱と圧力で掘れない。飛行機は1万メートルは普通の高さ。

    データマインニング=何か有用な知見が得られないか探索すること。

    オンライン講座MOOCのgacco.orgの統計学1,2
    日本統計学会 統計学3
    総務省統計局のデータサイエンスの3つの講座、
    滋賀大学 高校生のためのデータサイエンス入門

    統計検定2級と準1級。

    データ解析コンペディション 

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    2018年07月13日
  • データサイエンス入門

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    2017年7月22日のNHKスペシャルで「健康になりたければ病院を減らせ」とAIが提言し、著者は全く根拠がないとしているが、財政破綻して病院を減らした旭川市で根拠があると思う。

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    2018年06月17日
  • データサイエンス入門

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    データサイエンスの詳細な説明というよりは、統計、インターネット、PCの説明である。
     もっとデータサイエンスを中心に説明して欲しかったが、滋賀大学でのデータサイエンス学部を持っているので、多くの分野での説明となってしまった。

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    2018年05月18日