【我が愛しのミステリアスな土偶ちゃんたち】
以前、考古検定のサブテキストとして購入した本を再読✨それ以来、すっかり「土偶ちゃん」の魅力に取り憑かれている。
私の土器の一推しは、やっぱり岡本太郎が
「なんだ、これは!」と大絶叫した「火焔土器」。
あの圧倒的な存在感は唯一無二。
豪雪地帯だから火を崇めていたのかと思いきや、水のうねり、サケ、ヘビなど由来には諸説あるみたい。実用性のなさそうな形なのに、お祭りで実際に火にかけて使われていたというのもロマンがある。
一つ一つ表情が違う「顔面把手付き土器」も外せない。
そして、我が愛しのミステリアスな土偶ちゃんたちである。板みたいにペラペラなやつ、ハート形、ミミズク、果ては宇宙人みたいな遮光器土偶まで、バリエーションが豊富すぎて見ていて飽きない。
これだけ作っておきながら、何のために使っていたのか未だにハッキリ分かっていないというのも、実にもったいぶっていて魅力的だ。中には子供の骨が入っていたり、鳥の羽でドレスアップされていたやつもいるらしく、縄文人のこだわりは侮れない。
国宝の土偶たちにいたっては、どの子も神々しいのを通り越してかなり個性的である。「仮面の女神」なんて、どう見てもガンダムに出てくるモビルスーツの親戚にしか見えないし、体育座りをしている「合掌土偶」のあのなんとも言えない佇まいは、見ているだけで癒される可愛さだ。
他にもイノシシやクマ、イルカの形をした土器もあり、できることならいくつか我が家のリビングに並べて飾りたいくらいである。
そんなわけで、私は今「星降る中部高地の縄文世界 三十三番札所巡り」という、いわば土偶の御朱印スタンプラリーに絶賛参加中だ。悲しいかな、1年に1回ペースでしか遠征できないため、まだ10カ所しかクリアできていないのだが、これがもう、地味にもの凄く楽しいのである。
いつの日か、あの世界遺産・三内丸山遺跡に行き、太古の縄文ロマンにどっぷりと浸りたい。