きくちゆうきのレビュー一覧
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Posted by ブクログ
コロナも相まってか、1日1日を大切に生きねばなあと思うことも多くなり、ほんとにすごいタイミングで生まれた作品だと思うわ
ツイッターではじめは(笑)的な内容なのかなと思って、死を軽く書いたりしてしまうのだろうかと、少し敬遠してたんだけど、たまにハッとする内容がTLに流れてきて、いつのまにか検索してたし、いつのまにかフォローしておった。
ふつうに切なくなるし、生きることを楽しみたいとも思う こういうこと、言ったことあるなあと反省したり、こういうこと、やだよなあと共感したり、四コマの中でスッと考えてしまう物語だ
作者さんに感謝の意も込め購入したので、いやらしい話で恐れ入りますが、帯詐欺ではあるなあ -
ネタバレ 購入済み
ツイッターならでは
ツイッターで100日ずっとみていました
100日目もリアルタイムで見て、切ない気持ちになったので書籍を購入しました
この本を読むと100日間ずっと追っていた時の気持ちを思い出します
知り合いのアルバムを見返すような気持ちになります。
なので100日間追っていない。本だけ購入した人には多分、つまらなく感じると思います。
しかし、わたしはとても楽しませてもらったので星4にしました。
追加のページでワニが死んだその後のキャラクターについて少しだけ描写がありました。
ワニが死んでしまった後にも、残酷にも日常は続いていく。
仕事はしないといけないし。笑わないといけない。
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Posted by ブクログ
ネタバレ話題になってたから買って読んでしまった。なんということはない。なんということはないのに、話題になるところがスゴイな。
なんということはないやん!誰でもかけるやん!とか思う人が多そうだけど、でも誰も描かなかった、みたいな。
この本読んだあと、「出会い系サイトで70人と実際に会ってその人に合いそうな本をすすめまくった1年間のこと」を読んで、行動を起こすことがいかに大事か、行動を起こしさえすれば、扉は開かれているんだ、と思ったのだが、このワニちゃんは行動を起こさなかったのよね。100日後に死ぬことも知らずに。じゃあ、行動を起こしていれば良かったのかなっていうと、そう一概にも言えない。行動を起こさなく -
内容は好きだけど、価格は嫌い
最近"死"を軽く思われるような発言が多いなか、改めて普通の生活がいかに大切で尊いか思い出させてくれます。
毎日を大切に、そして自分の周りの人たちも大切にしていこうと思えます。
ただ4コマ漫画で丁寧とは言い難い内容なので、価格が随分高い気がします。
最後のコマも微かな絵の描写を元に何が起こったのか想像しなければならないので、読む方によっては何が起きているのか訳のわからないまま終わるのではないでしょうか。
後日譚を入れているのであればそこでもっとヒントを描いたり、あとがきなどで作者様がどのような気持ちでこれを描いたかを入れていただいたらもっと深みのある書籍になっていたと思い -
Posted by ブクログ
ツイッター上で発表されていたこの作品で、ワニが亡くなったのは3月20日。
世間が「コロナもう大丈夫じゃね?」と警戒を少し緩めた頃だ。
今、読み返すと、「桜咲いても花見なんかしてると死ぬぞ」と言うワニからの切実な警告の様に読めなくもない。まあ、結果論ですが。
ワニの死は100日目に突然やってきた。
最近読んだ「美しい距離」におけるがんの妻の亡くなり方(準備期間がある死)とはまるっきり対照的だ。
それに、コロナの志村けんさん...
様々な死があって、我々は不可逆的にそれに向かって生きている。
どんな死に方であっても後悔のない人生って、どう生きていけばよいのか。
難しい…