谷川彰英のレビュー一覧

  • 京都 地名の由来を歩く

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    「京都 観光文化検定」を受験するにあたり購入。
    文庫サイズで、外出時の勉強によい(テキストは嵩張るため)
    このサイズにしては情報量も多く、読みやすくまとまっていると思う。
    3、2級の勉強中だが、過去問と照らし合わせても、結構勉強にるのでは。

    旅行用としても、著者が実際歩いて散策しているようで、読んでいるだけで距離看護掴めてくる書き方が秀逸。
    小さいながらも要所要所に地図が載っているのもよい。
    もちろんこれだけでは知識不足なので、あくまでちょっと外出する時の勉強用として重宝している。

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    2025年07月29日
  • 全国水害地名をゆく(インターナショナル新書)

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    この本は地名から水害について考察する本
    単に水や崩といった字を危険地名と決めつけるのではなく過去の歴史から考察することが大切としている。
    地方ごとの章構成となっていて読みやすい

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    2024年02月08日
  • ALSを生きる いつでも夢を追いかけていた

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    タイトルから闘病記だけだと思っていたらまったくちがった。もちろん、ALSになった状態、つまりALSと診断される前の状態や入院、退院、闘病の状態は書いてある。しかし、それよりも自分の教育学者としての考えや経歴が書かれている。したがって、教育学を目指そうと思っている人にも役立つ本であろう。

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    2022年09月20日
  • 戦国武将はなぜその「地名」をつけたのか?

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    古くからの地名の中には、命名した人達の「強い想い」が込められている。そういう史実に、各地の人々はもっと矜持を持って、それを胸に「より元気な地方を…」というのが本書を著した筆者の想いでもあるようだ。

    “精神論”のようなモノは「片腹痛い」という話しになってしまうのかもしれないが、何か最近は「遠い時代の人達が抱いた夢や理想」に想いを巡らせてみることのような、「気持ちの豊かさ」や、そうしたモノを「受継いでみたい」と一寸だけ思うような「ささやかな矜持」というようなものが、然程大切にされていないような傾向が強まっているような気がしないでもない…だから、本書で取上げられているような話題は尊いように思う。こ

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    2015年12月17日
  • 増補改訂版 大阪「地理・地名・地図」の謎

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    大阪に住んでいても、その土地のルーツや
    豆知識などは知らないものです。というよりも
    当たり前過ぎて疑問に思わないのだと思います。
    そういった誰も知らないような雑学が
    凝縮しています!
    大阪の面白い雑学を知れば知るほど、
    今まで見えなかった大阪の側面を知る事ができ、
    より自分が住んでいる大阪に好きになる
    1冊でした!

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    2025年10月11日
  • 日本列島 地名の謎を解く―地名が語る日本のすがた

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    これまでは「面白い地名だな」、「読みにく地名だな」と思う程度でしたが、歴史があり、人々の思いがありで、奥が深いと感じました。
    地元の地名を見直してみると新たな発見があるかと思いました。

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    2022年03月17日
  • 「六本木」には木が6本あったのか? 素朴な疑問でたどる東京地名ミステリー

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    地名研究本です。
    題名に惹かれて読みましたが、「で?結局は六本木の
    話はどうなの?」
    というのが読後の率直な感想です。
    真相がハッキリしない。

    地名の謎の関して、着眼点と現地へ赴きその場所を
    紹介するスタイルの勝利と言えます。

    例えば「三軒茶屋」の由来は「信楽」「田中屋」
    「角屋」の3つの茶屋が
    あったのが由来というのは初耳でした。

    なかなか地図好きにはたまらない一冊です。

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    2019年07月12日
  • 地名に隠された「東京津波」

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    東京は高層ビルが立ち並んでて土地の高低感がなくなってしまってるんだけど、実際歩いてみたりしたところを振り返ると結構坂とか多いんだよね。そういった東京の地形を振り返りつつ地名を考えてみるとなるほどと思うところが多い。
    東京だけでなく全国にも通じるところがあって、例えば亀という地名は水の中に浮かぶ亀の甲羅のような、すなわち島のことだとか、築地は埋立地だとか。
    地名は面白い。この地名から歴史や地形的な特性を探究する本が出てるけど、今まで住んできた土地土地の本があればいいなぁ。

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    2018年07月25日
  • 埼玉 地名の由来を歩く

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    面白いです。埼玉出身なのかと疑うほど、さいたま愛が深まる。そこの土地を知るためには、必ず自分の足で歩くという精神は、なるほど納得な、深い考察を生んでいる。と同時に、何気ない風景をみてここまで歴史風土に思いを寄せる姿勢に、感銘をうけ、僕らも風景の見方が変わるかも知れない。何度も読みたい。

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    2018年02月02日
  • 戦国武将はなぜその「地名」をつけたのか?

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    日本各地の地名の由来を辿った内容ですが、戦国時代の武将の経緯とその土地の由来が書かれている所は、読んで発見する事が多いです。あまり、土地の名の由来を気にする方は少ないかと思いますが、この書籍は分かりやすく書かれています。戦国時代と土地の関係。これだけでも読んで楽しめる一冊かと思います。

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    2016年01月03日
  • 地名に隠された「東京津波」

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    確かに東京はアップダウンが激しいね。渋谷とか確かに三方高台だし、後楽園とか丸ノ内線はいきなり地上出るしね。
    安全なのは甲州街道、青山通り、春日通、中山道。
    地名でやばい場所わかるとの事で、うちの谷河内なんか、ホント最悪だわ。谷で川で内だもんね。ホント引っ越そうかなと思う。
    神田川の支流で飯田橋付近に江戸川というのがあり、それが江戸川橋とは知らなかった。

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    2013年10月30日
  • 地名に隠された「東京津波」

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    「もし東京に10mの津波が押し寄せたら、東京はどこまで沈むか?」その仮定に拠ったシミュレーションを試みた一冊。関東大震災後の大正時代に刊行された「東京市高低図」を使用して、その土地の持つ名称を絡めながら警鐘を鳴らす。一部地名の解釈が強引じゃない?と思う面もあるけれど、大きく見て危険を理解し、安全対策を計ることが大切だと思いました。水に弱い東京。天災の下、たくさんの危険を孕む場所に、避けるわけでなくどう楽しむか考えつつ、純粋に古地図の楽しさも知った一冊です。

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    2012年05月31日
  • 地名に隠された「東京津波」

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    『地名とはそもそも何であるかというと、要するに二人以上の人の間で共同に使用せらるる符号である。』(柳田国男)
    地名の内容は、社会から暗黙のうちに認められていたものだが、世が変わるにつれ、内容は忘れられ語音だけが残る。
    かつて水の都だった江戸も、埋立てや暗渠によって海や川が隠蔽されているが、地名からその土地がもつ歴史を紐解くことで、東京で地震が起きた際に、津波災害が起こるであろう地区を予想することができる。
    内容はとてもおもしろかったが、その対策がスーパー堤防というのは安易だと思う。

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    2012年04月30日
  • 地名に隠された「東京津波」

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    ネタバレ

    3.11以来、地震関連の書籍に手を取ることが多くなった。この本は、地震が来たときの津波の被害が想定される地域を明示しつつ、その土地の由来や地形についても詳しく述べられている。古地図が大好きな私にはたまらない一冊だった。

    東京は坂が多い土地であるという。確かに地名も「道玄坂」「宮益坂」「赤坂」などすぐにたくさん思いつく。但し今は地下鉄が発達していたり、高層ビルが多く見渡しが悪くなっているので、通常我々が坂を意識して歩くことは少ない。その感覚の狂いが、津波からの逃げ遅れにつながると著者は警告する。

    この本を読んでから、自分が今どのような土地に立っているのかを常に意識するようになった。そうしたら

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    2012年03月02日
  • 地名に隠された「東京津波」

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    古地図本。都心部を高さ10mの津波が襲った場合に水没することが想定されるエリアをシミュレーションしている。

    江戸以前の都心部各地の川、池、沢、谷、沼などの配置から、土地本来の地勢・水との距離を記述。坂、道の記述は割愛されている。

    20〜30年前には台風で五反田一帯が床下浸水とかしていたことを考えると、台風と大地震がセットで発生する最悪シナリオは心のすみにおいておくことにこした事ないと実感。

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    2012年02月20日
  • 「六本木」には木が6本あったのか? 素朴な疑問でたどる東京地名ミステリー

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    積読新書一掃キャンペーン第3弾。東京の地名の謎を解く。東京に生まれ育った人間として、知っておいて損はないものが多くありました。

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    2025年08月01日
  • 地名に隠された「東京津波」

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    100年前の東京市高低図をヒントに洪水の多いところ、そうでないところを解説していく。想像の通りだが、それなりに勉強にはなる。

    冒頭に東京湾津波10mで妙に煽っているが、地名と由来を解説する3章以下が参考になる。

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    2023年10月15日
  • 日本列島 地名の謎を解く―地名が語る日本のすがた

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    ネタバレ

    <目次>
    第1章  祈いてびっくり!ユニークな地名
    第2章  動物が地名をもたらした
    第3章  都会で気になる地名の謎
    第4章  数字の示す意味は?
    第5章  伝説を以下に伝える地名
    第6章  古代史をたどる地名
    第7章  武人たちの鼓動を伝える地名
    第8章  北海道開拓がもたらした地名
    第9章  都市名に隠された歴史

    <内容>
    地名本としては、ほんの導入編のエッセイ。警察職員向けの雑誌「BAN」連載のものを中心に再編集したものらしい。著者は元教育学者(筑波大名誉教授)。そっち系で名前を知っていたので、その後地名系の本を連発した際には、やや遠慮していた。地名研究は素人系の本がたくさん出ていて

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    2022年03月11日
  • 地名に隠された「東京津波」

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    書名から期待した満足感は得られなかった。それは津波にまつわる地名が都内に存在するというものではなかったからだ。東京の水にまつわる地名は、区画整理や住居表示の合理化で失われているものが多そうだが、そのあたりの言及も少ない。本書で紹介された深川の波除碑も、津波ではなく高潮の痕跡を示すもの。東日本大震災直後に執筆されたため、東京都の津波対策はおそらく端緒についたばかりだったろう。波高10mの津波想定は有りだ。埋立地、海抜0m地帯、そして地下鉄の津波への備えと、その限界を知ることは無駄ではない。

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    2020年09月26日
  • 「六本木」には木が6本あったのか? 素朴な疑問でたどる東京地名ミステリー

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    吉祥寺は駒込にあって吉祥寺にはないのは、昨年社寺巡りで吉祥寺を訪れた時に知りましたが、似たような話がたくさん集められてました。

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    2018年04月17日