広木大地のレビュー一覧

  • エンジニアリング組織論への招待 ~不確実性に向き合う思考と組織のリファクタリング
    ■感想
    ソフトウェアを作っていると色々と曖昧なもの・ことに出くわすが、それらを「不確実性」として説明しており、自身の経験と照らし合わせても納得できる論が多いと感じた。

    ■参考になったこと
    ・エンジニアリングは不確実性を減少させる活動
    ・不確実性=①目的不確実性、②方法不確実性、③通信不確実性
    ・行...続きを読む
  • エンジニアリング組織論への招待 ~不確実性に向き合う思考と組織のリファクタリング
    不確実性マネジメントについて拾い読みした。学びはあったが、出典が明記されていないため著者の意見と一般的な話の見分けがつかないこと、他の文献を読んでの学習が難しいことがマイナス。

    スケジュールの最善ケースと最悪ケースの幅が、スケジュール不確実性である。このスケジュール幅を可視化して効率よく削減してい...続きを読む
  • エンジニアリング組織論への招待 ~不確実性に向き合う思考と組織のリファクタリング
    エンジニアリングと経営の両面から、組織がどのように利益や目標を追求すべきか/できるかを説いている。数的モデルも登場し、説得力があるように感じた
  • エンジニアリング組織論への招待 ~不確実性に向き合う思考と組織のリファクタリング
    エンジニアリングの組織において生産性を高めたいので、読みました。エンジニアリングは不確実性を減少させる活動であるという定義はしっくりきました。ソフトウェアの開発は不確実性が最大の状態から、情報を積み上げてそれを削減していく。計画についても、間に合わせるではなく、完了予定を確定させていく、という考え方...続きを読む
  • エンジニアリング組織論への招待 ~不確実性に向き合う思考と組織のリファクタリング
    組織における情報の透明性、
    開発における見積りの不確実性を解決しようとしたときに、
    どういうことを考えていけばいいのか、
    最初の一歩の踏み出し方を教えてくれる本な気がしました。

    どの章でも、どの問題でも、
    まずは何がわかっていて、何がわかっていないのか、
    無知の知ではないが、わかっていないことを知...続きを読む
  • エンジニアリング組織論への招待 ~不確実性に向き合う思考と組織のリファクタリング
    個人、チーム、組織それぞれの枠組みについて、不確実性を低減する(わからないことをわかるようにする)考え方に基づく適切な思考ツールを整理している感じだった。

    一部の人だけでなく、全員の考え方を変えていかないと運用は難しそうなので、本書を読むだけでなく、ワークショップを開催するなどの意識合わせが必要に...続きを読む
  • エンジニアリング組織論への招待 ~不確実性に向き合う思考と組織のリファクタリング
    全く予想してなかった思ったよりアカデミック寄りでした。でも全てを不確実性と向き合うためと考えるのはとても腑に落ちる。やはりマーケット不安重視のプロダクト向き組織とスケジュール不安重視のプロジェクト向きに組織での差が納得できた。興味があるセクションとあまり参考にならないセクションの差が激しかったものの...続きを読む
  • エンジニアリング組織論への招待 ~不確実性に向き合う思考と組織のリファクタリング
    「エンジニアリング組織論への招待: 不確実性に向き合う思考と組織のリファクタリング」 広木大地 ★★★★☆

    前半は非常に面白かった。後半はすこしキツかったかな。
    「アジャイル VS ウォーターホール」という図式自体が違うということは、目から鱗が落ちる思いだった。
    アジャイルは方法論ではなく、状態な...続きを読む
  • エンジニアリング組織論への招待 ~不確実性に向き合う思考と組織のリファクタリング
    何だかエッセイだなという感じ。

    アジャイルなチーム、学習するチーム、組織力学などエンジニアが取り巻く不確実性にどのように挑むかが述べてある。
    数式で語っているところもあれば、なんだか出典がよく分からない図(筆者の図解?)で説明されている所もあり、説得力が上がったり下がったりして読みにくい。

    考え...続きを読む
  • エンジニアリング組織論への招待 ~不確実性に向き合う思考と組織のリファクタリング
    様々な課題や感情が絡み合って、もつれた問題に対して、さまざまな理論を引用しながら、カテゴライズ、細分化して解きほぐし、解決可能な課題にしていく。個人個人の課題解決から、チーム、プロセス、組織の課題解決ヘと発展させていく。
    知らなかった概念が数多く登場し、分かりやすく解説されているが、ちょっと盛り込み...続きを読む