出雲さちのレビュー一覧

ミッシング・ガール

ミーガン・ミランダ / 出雲さち

冒頭、過去の失踪事件について物語が進むのかと思いきや、新たな事件の2週間後から1日ずつ遡って進んでいくという構成が面白い。
サスペンス要素に加えて、18歳という年齢の少女達の心の葛藤みたいな描写がすごく良かった。

失われた愛の記憶を

クリスティーナ・ドット / 出雲さち

★4.5

子供の頃、目の前で母が殺され父が逮捕されるのを見ていたヒロイン。
その時の記憶を失ったまま伯母の元で育てられた。
一方FBI捜査官でヒロインの元夫であるヒーローも子供の頃に負った傷を抱えている。

と、まぁこう書くと元サヤものなんですが、サスペンスの部分がめちゃくちゃ面白かった…！！
犯人は誰？みんなが怪しく見えて疑ってた。

正直なところヒロインの母と父が同じところで幸せになれるのかな？なんて思っている自分もいる。
ロマンス読みとしては綺麗でキラキラした愛を求めるのさ…。
でも父親とヒロインの愛は泣けた。
父親の失ったものを想って更に泣ける。

ミッシング・ガール

ミーガン・ミランダ / 出雲さち

途中まで読んで、間違えたのかと出版社を確認した。二見書房だった。(早川かと思ってたので)息使いのひとつひとつも謎を膨らませてくれる。主人公の一挙一足に目が離せなかった。日にちを遡る手法なので、読み落としがない様に文字を伝ってほしい。

危険な夜と煌めく朝

テス・ダイヤモンド / 出雲さち

[eri]

期待したほどでは

シリーズ物だとは知らないで読みました。このストーリーだけでも十分成り立つので大丈夫なのですが、ただ誘拐犯が捕まってないのはガッカリでした。次作で判明するのかもわからないし、それほどストーリーにのめり込めなかったから、購入するかは迷うところですね。シリーズの中にはポール主役が有るらしいけど、ヒーローになれるのかしら(笑)