大森洋平のレビュー一覧

  • 考証要集 秘伝! NHK時代考証資料

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    「感動・元気・勇気をもらう、あげる」って言葉ずーっと違和感があったのだが、やはりその感覚は正しいようだ。
    本書によると、
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    「感動をありがとう・感動をもらった」そもそも感動は身の内から湧き出るものであって、他人とやりとりするものではない。「元気・勇気をもらった」も同様。
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    とのこと。
    言葉は時と共に変化していくものなので、あんまりこだわるのもどうかと思うが、本来の意味を理解しておくことは害にならないでしょう。

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    2015年03月06日
  • 考証要集 秘伝! NHK時代考証資料

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    【雑感】
    ●「マジ」は実は江戸時代から使われていた古い言葉←黄門様、ファイト!
    ●ウッチャンナンチャンのTV番組でやっていた映画のパロディー(たしかナバロンの要塞だったような)で、ドイツ兵がウジーサブマシンガン持っていて笑った。
    →ウジーサブマシンガンは、第二次世界大戦後に、ナチが虐殺をおこなったユダヤ人の国イスラエルが開発したもの。持つならシュマイザーだろう。
    ●西木正明が「夢顔さんによろしく」で柴田錬三郎賞を受賞した時、自著をチョンマゲの無い時代劇と言っていた。

    以下、引用省略

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    2014年10月11日
  • 考証要集 秘伝! NHK時代考証資料

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    よくある雑学本。出典が書いてあるのは非常に高評価ですが、番組制作のための資料が元々なので、記述量に物足りないことが多いし、内容も無味乾燥な感じ。
    もっと時代考証の方法論とかを詰め込んでエッセイっぽくした方が面白くなったと思います。

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    2014年09月30日
  • 考証要集 秘伝! NHK時代考証資料

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    NHKの時代考証用資料。トイレ本。
    こういう資料は意識的に集めておかないとおかしなことになるんだろうな。あまりに日常的な言葉になると,武士が外来語を喋ったりしても気づかないこともあるだろう。一方で,全然分からないことは何をされてもそんなもんだろうとも思う。裏方の仕事だけど,大切だ。

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    2014年07月14日
  • 考証要集 秘伝! NHK時代考証資料

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    オーストラリア:使わせていただきました。話した翌週に「軍師官兵衛」で江口「信長」が地球儀を回し、オーストラリアは表示されていませんでした。

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    2014年07月01日
  • 考証要集 秘伝! NHK時代考証資料

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    所変われば品変わる、という。時が変わればもちろん、風習・風俗も変わる。
    現代において、時代劇の舞台をそれらしく見せるためのお膳立てとして欠かせないのは「時代考証」である。
    この時代、このような道具があり、このような言葉遣いをしていた、あるいは反対に、こんなものはなかった、こんなことは言わなかった、という点を押さえておかないと、飛んだ噴飯ものができあがってしまう。
    極端な話、江戸の道に電柱が立っているのが見えたら、ストーリーがすばらしくても、俳優が熱演しても、鑑賞する側は興ざめするに違いない。
    そんな違和感をなくそうと勤めるのが考証担当の仕事である。

    本書の著者はNHKのドラマの考証を担当する

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    2014年06月24日
  • 考証要集 秘伝! NHK時代考証資料

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    時代劇などで、使われる言葉、道具などの時代考証を単語ごとに解説。何気なくみているドラマの裏でこんな苦労をしている人がいるとは。NHKのネタ帳がもとになっているとのこと。大河ドラマから梅ちゃん先生まで、いろいろなドラマで活躍しているらしい。また、テレビを見て突っ込みをいれる人も多いらしく、著者が後輩達に「この本がでたからにはこんな間違いは許されない」と言い聞かせているのだとも思う。

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    2014年05月08日
  • 考証要集 秘伝! NHK時代考証資料

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    雑学的にたいへんためになった。
    しかしテレビドラマにいちいち
    「この時代にアレは・・・・・・」
    と意見する人たちってヒマなのね。

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    2014年04月13日
  • 考証要集 秘伝! NHK時代考証資料

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    知り合いに、「友人が出版したので読んでみて」って言われて購入協力したけど、むちゃ売れてるやん。あいうえお順に用語を解説してて、辞書のような構成で読み終えるの大変かなと思ったけど、簡潔にユーモアのある文章で解説されており、楽しく読み終えた。うんちくも仕入れれて、歴史小説や時代劇好きなひとには凄く良いのでは。

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    2014年03月30日
  • 考証要集 秘伝! NHK時代考証資料

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    ネタバレ

    辞書風に、あいうえお順の時代考証本。
    歴史小説等読む時の参考にしたい。また、テレビドラマ(特に時代もの)のチェックにいいかも。

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    2014年02月21日
  • 考証要集 秘伝! NHK時代考証資料

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    ネタバレ

    NHKの時代考証担当の著者による、歴史ネタ本。
    ○○が伝来したのは□□時代だから、△△時代のドラマに用いるのは間違い、みたいなネタが満載です。
    「下田は駿河ではなく伊豆」「浜松は駿河ではなく遠江」など、静岡県民には常識だよ、というネタもありますが、「第一次世界大戦という名称は、当然ながら第二次世界大戦が始まるまでない」や「淀殿は単独の個人名ではなく淀城におられる方だから淀殿」みたいに、そう言われればそうだよな、というネタ、「洗濯板が登場したのは明治の中頃」のように、えっ、そうだったの?というネタもあり、かなり楽しめました。
    軍隊用語と切支丹関係は知らないことがたくさん。
    一つ一つのネタをもう少

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    2014年01月31日
  • 考証要集 秘伝! NHK時代考証資料

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    NHK-TVのドラマ番組部チーフディレクターで時代考証担当でもある著者が10年間に渡って作成してきた「考証メモ」の中から何度も繰り返し指摘したものや役に立つこと等を纏めて制作現場に提供したものを一般向けに直して出版したもの。
    元が現場用のマニュアルだからアカデミックに突き詰めたものというよりも「○○したほうが無難」とか「○○が適切」等の表現が面白い。
    メンマの項目は特に受けた。

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    2014年01月26日