丹野未雪のレビュー一覧

  • あたらしい無職

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    何も知らない人の何も知らない記録なのが好き。
    何も知らないのに、なんか匂いはして、なんか心はきゅっとなって、じんわりする。

    働くってなんだろうなあ。自分もしている、この先の労働の不穏な気配。

    ただ淡々としててそれが好き。
    (J子さんとのお金を貸し借りのところはちょっぴっと胸が掴まれ泣けてしまった)

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    2021年01月07日
  • あたらしい無職

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    同じく会社員からフリーランスになった身として、他人と思えない日々として読んだ。スリリングで、財政難な日々、でも、悲壮感はなくて救われる。作者が後悔する描写がほぼなく、時々でただ、解決策を見つけていく様子に元気をもらいました。私もどんな状況になっても、生き抜こう…

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    2020年11月19日
  • あたらしい無職

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    ネタバレ

    やりたいことを仕事にすると決めることはとても大変。潔よい。やめられずに鬱になることよりははるかに賢いし、本を作れるという職能がこれだけあっても苦労は尽きないのだな。

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    2019年05月05日
  • あたらしい無職

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    今まさに私が思っている言葉が文章として出てきてものすごく驚いた。自分の時間をドブに捨てているようなものだ。胸に刺さった。そう、ドブに捨てている。働かないとき、働いているときでこれほど文章の明るさが変わるとは。

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    2019年04月22日
  • あたらしい無職

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    読んでいてかなり辛い状況もあったのだろうが筆者の冷静な文章でさらっと読めました。本当に税金高いですよね。

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    2017年12月02日
  • あたらしい無職

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    題名にある無職への何らかの新しさというのは特になかったけれども、他人の人生や哲学に触れるのはとても楽しいですね。丹野さんと居酒屋で語り明かしたような気分です。一つ違うのは私が相手にどう見られるか、どう思われるのかを気にする必要がないということで、それは大変気楽なものです。私は人との「コミュニケーション」を特段必要としていないのかもしれません。
    転職や生き方を考え、迷い続ける日々ですが、時間、つまり命をドブに捨てることはしたくないと、正社員としての身分をあっさりと捨てる潔さ。私は何が私にとって"ドブに捨てる"ことなのか、それすらもわかりません。その答えを見つけたくてたくさん本

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    2021年08月01日
  • あたらしい無職

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    出版界を転々としながら、日々どうにか食いつなぐ。
    税金やら何やらシビアなところもあるけれど、どこか飄々と続く毎日。
    こういう人は考えているよりも多いんだろう。

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    2019年08月18日