川内イオのレビュー一覧
-
従来の農業の枠組みに留まらない、まさにネクストファーマーと呼ぶにふさわしい10名の方々の取り組みが記されている一冊。
「稀人ハンター」と自称される著者の好奇心から溢れだす、巧みな聞き出す力によって、10名の方々の取り組みが生き生きと表現されています。
随所に適切な統計データも取り入れられており、熱い...続きを読むPosted by ブクログ -
非常に狭い市場で、しかし唯一無二の製品を作り出した人たちを取りあげている。苦難の人生を歩んだ上で成功した人もいれば、大企業に努めていてそこから独立して起業した人もいる。
どの事例も共通しているのは、特定の分野に大きな興味を持ち、周囲の心配もよそに一つのことをやり抜いた姿だ。組織の枠のなかにいたら「...続きを読むPosted by ブクログ -
稀人ハンターのお話。仕事で農業に携わっていますが、それでも「こんなすばらしくとんがってる人がいるんだー」と勉強になる。今回のテーマも食のなかでもベースとなる農業の色が強い。Posted by ブクログ
-
面白かった。
まず、製品や事業それ自体が面白いし魅力的。
そしてそれらはこの人じゃないと生み出されなかっただろうな、と思わせる人となり。
自分には自分の人生があるし恵まれてる方だとは思うが、一度きりの人生、彼らのような生き方には本当に憧れる。Posted by ブクログ -
農業関連の仕事をしていても驚きや発見の多い本でした。農業に知識がない人でもこれからの農業ってこんな風になっていくのかなーと感心を持ってもらえる本かと思います。Posted by ブクログ
-
いろんなかたちで農業へのチャレンジがある。どう考えてもチャンス。
自分が関わりたいのか?どう関わると価値が出せるのか?は、現地現物に近づいて考えたい。Posted by ブクログ -
境界を超えて農業に挑戦している人達の生き様を紹介
楽な道程はなく、それでも前に進んできた方々
エムスクエアラボ 加藤 流通
ドロップファーム 三浦 トマト
みやぎ農園 宮城 養鶏
野口農園 野口 蓮根
京都おぶぶ茶園 松本 お茶
クラタペッパー 倉田 胡椒
ムスカ 串田 ハエ
ローブラボ 田中 ...続きを読むPosted by ブクログ -
今、農業に若い才能が集まっている。この本に登場する人たちのエピソードはとにかくびっくりすることばかりで、確固たる目標を持って頑張っている。一番印象に残ったのは、カンボジア胡椒を復活させた男、倉田さんが窮地に陥り逃げ出しそうになった時の友人の励ましの言葉「カンボジアバカからカンボジアを取ったらただのバ...続きを読むPosted by ブクログ
-
著者は稀人ハンター。農業で独自の視点から成功を収めた10人を紹介する本書。農業という分野は同じでも、それぞれがトップランナーという意味では違うベクトルだと感じた。そして、本書で紹介された農業者が「世界」を知り、それをローカルである日本で実践しているということ。コロンブスの卵を見つけ出すのは、非凡な才...続きを読むPosted by ブクログ
-
農業というと、高齢化、休耕地増加、自給力の低さなど、ネガティブな事柄が頭に浮かぶ。
その中で、全く異なる分野から農業に関わるようになった方々の話。
新しい技術、新しい知識、新しい意識、新しい人材を活かして、農業を活性化させているなーというのが、印象的。
この著作が出されたのは、2019年。
あれ...続きを読むPosted by ブクログ -
中国雲南省に10年近くいたので、日本の農業がどのような変化を起こっているのかを知りたくて読んだ。「僕は農業って最高だと思ってますよ」という冒頭の言葉が、10人の農業を担う人たちを表す表現と言える。私も以前は「農業 面白すぎるぜ」と言っていたのだが。
著者の「稀人ハンター」という視点が、よく活きていて...続きを読むPosted by ブクログ -
個を生かした隙間産業に飛び込んだ方々。
スプーンデザイナー、ペットの義足士など。
穿っているのかもしれませんが、下積みが経歴を美化しているように感じます。Posted by ブクログ -
「ガイヤの夜明け」の農業版といったところ。
日本の農業をいかに産業として成り立つようにするかの取り組みを探りたくて本書をひらく。
個人の想いやこだわりで特定農産物を手掛ける話が多い。
ピーナツ、お茶 バナナ ハーブ、、、ただこちらにはあまり関心はない。
産業として成り立つ取り組み(物流・改善・...続きを読むPosted by ブクログ -
・学生の時にアメリカにいってKPMGでインターン、会計士に正式採用されたけど地元に戻って、科学的に落花生を栽培する試行錯誤をしたり、ピーナッツバターのラインナップやパッケージデザインまで一人でやってしまった人
・デュポンで働いていたけど、梨園で畑仕事ではなく「農園のマネージャー」としてカイゼンプロジ...続きを読むPosted by ブクログ -
本書の最後の方に、日本のメーカーに勢いがあった時代は、エンジニアがトップに立っていた、とのコメントに改めて感心した。Posted by ブクログ
-
「稀人ハンター」という肩書を標榜し、ジャンルを問わず「世界を明るく照らす稀な人」を取材して紹介する著者が選んだ10人を紹介した本。
結果的に成功している方々なので、当然、生存バイアスがかかってるのは承知しておりますが、サクセスストーリーまたはシンデレラストーリーを楽しめる人には良いと思います。
...続きを読むPosted by ブクログ -
どの人もこの市場はニッチで一儲けできるぞというような✍️計算があってモノづくりをしていなくて。なんとなくこれを作りたいな。から始まっていたりすり。途中で断念するチャンスもたくさんあったなかで成功というか続いているのはやはりその人の魅力で応援する人を惹き付けたり、自分が信じて作ったものにニーズがあるこ...続きを読むPosted by ブクログ