藤川里絵のレビュー一覧
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Posted by ブクログ
ネタバレ最近株や投資に興味が出てきてネットで色々調べていますが、元々紙の本が好きなので、やっぱり本からも勉強したいっていう思いになり、数日前に本屋に行って買ってきた本。表紙デザインが女性向けでキレイだなと惹かれたのと、ちょっと活字中毒の気があるので、四季報の暗号のような文字が物語を持ったものとして理解できたら読書の幅も広がるし、株のこともよりわかるようになるし良いことばっかり!と感じたので選びました。
内容に関しては、四季報のある単語や文章がどういう意味を持つのか、その意味はどのような物語を背景に持っているのか、また将来どのような物語につながっていく可能性があるのか、といった点について一つ一つ丁寧に説明されていて楽しく読み進められました。小説好きにとっては、一人のファンが書いた一種の攻略本とかファンブック的なイメージかなと思います。対話形式になってるので読みやすかったですし、四季報の過去記事が具体例として掲載されているので理解もしやすかったです。投資を始めたい人、始めたばかりの人で、私みたいに小説が好きだったり、投資先に金銭面以外で愛着を持つタイプの人間にはちょうど良いのではないかと思います。そうした人たちが、本書のように四季報を読み、楽しい投資に繋げていければいいのではないかと。
一方で、このような四季報の読み方が儲けにつながったと作者は話されていますが、あくまで作者お一人の考えや経験則なので、同じようにして自分が儲けられるとは限りません。またどの程度の利益が出たかについても明言されていないので、利益幅についても不明です。こういう四季報の読み方もあるんだな、こういう投資の方法もあるんだな、というスタンスで読む本、という感じかなと思いました。そういう意味で、やはり一種のファンブックなんだろうなと思いました。
ちなみに、本文や表でいくつか間違いが目につきました。例えばp71の「脱酸素」は「脱炭素」でしょうし、p111のグローブライドの記事は、2020年3集と4集を比較している内容なのに、四季報の記事は2020年3集を2つ載せています。読み物として面白いのに、校正が不十分なのはもったいないですし、ターゲットが作者と同じような文系女子であれば特に文章に慣れている層なので、一つでも間違いがあると読むテンションが下がります。もし今後機会があれば訂正していただきたいところです。
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Posted by ブクログ
世の中には人が思いつかない発想の持ち主がいる。会社四季報という「投資家のバイブル」がある。あの分厚いまるで推理小説のように読む人がいた。それが今回の本の著者だ。
会社四季報というと各社の数字やグラフが載っていて眠くなるものだと思っていたが、そうではなかった。
記事欄の見出しや行間に、文字数の制約や大人の事情(?)」などで四季報記者さんたちがズバリ書けない匂わせ的な含みが見え隠れしていることに、著者は気づいてそれ以来、四季報をメインにした投資を行って、5年間で自己資金を10倍にまで増やしたと述べている。
会社四季報とハサミは使いようだな。
次の4つの視点を活用して四季報を読み、投資に活かすことをすすめている。
1.「記事欄」の謎を解け!
2.「会社の数字欄」の謎を解け!
3.「基本情報欄」の謎を解け!
4.「巻頭・特集」の謎を解け!
どれも気づかなかったことばかり。同じものを読んでいても見方によって変わるものだ。