風島ゆうのレビュー一覧

  • 零の記憶 瞬く星と見えない絆

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    人が死んだら悲しいのは当たり前なんだけど、このシリーズ読むと、なんかほんとに、どうしようもないほど、とりかえしのつかないものを失ったんだという気持ちになる。つらい。零と先生はもうイチャイチャしてればいいよ。

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    2021年05月22日
  • 零の記憶

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    あーーー、つらい。センセイと零の関係性がとても好みでぜひ続編は読みたいんだけど、とにかく悲しかった。

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    2021年06月16日
  • 零の記憶

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    ネタバレ

    何年かぶりの再読。
    (再読のために改めて買い直した)
    再読だから展開は分かっているのに、それでも号泣した。
    嗚咽を噛み殺しながらの読書になった。
    別の作品でも書いたが、風島先生は内面を掘り下げて書くのが上手いと本当に思う。
    しかもそのキャラだって本当は見せたくない本性の部分を。
    描かれたら痛いであろう弱い部分を。

    人に興味が持てず、女性を使い捨てているようなロクデナシ、鈴宮先生だって、零ちゃんにかかれば暴かれたくなかったであろう内面が掘り下げられてしまう。
    この洞察力、というかこの感受性。
    彼女は霊の記憶が見えてしまう目になってしまったゆえに、ただでさえその世界に引っ張られて自分を見失いがち

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    2021年04月11日
  • まぼろし科・天雫透の診療記録

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    ネタバレ

    病気には完治できるものと、治療法すら分からないものがある。
    放置しておけば、死に至る病もある。
    それは現実世界でも、フィクションでも、そして「まぼろし病」なる病が存在するこの物語でも同じだ。
    いくらお医者さまに診ていただいても、そのお医者さまが最後の砦だったとしても、救えるものは救えるし、そして救えないものは救えない。
    そして、患者の意志を覆すことは、お医者さまでも無理なことがある。

    「まぼろし病」は、まるで物語のような病だ。
    体から星屑のように光がこぼれ落ちていく病。
    単音が聞き取れず、ハーモニーでないと音が聞き取れなくなる病。
    ある言葉を口にしようとすると泡になってしまう病。
    そして、主

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    2021年03月29日
  • 祇園ろおじ 香り茶寮の推理帖

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    ネタバレ

    粗筋に惹かれて手に取ったので、作者さまが『零の記憶』シリーズの方だと後から知りびっくり。
    『零の記憶』好きだったので、別レーベルでまたお会いできるとは思わず。
    これは嬉しい再会!

    日本茶を楽しめるカフェを舞台にした日常ミステリもので、帯には「路地から出られない探偵」とあったが、彼は絶対的な「探偵」ではないなと思った。
    大体は彼が謎解きをするのだが、彼は一から十全て分かる訳でもないし、彼がまるっと全てを解決する訳でもない。
    この作品、探偵役が必ず彼だとは限らない。
    彼に救われた少女、萌が気付いてくれたり、彼女が推理をして見せたり。
    彼の兄がお茶の力で心を癒したり、弟をアシストしたりする。
    この

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    2021年03月28日
  • 零の記憶 瞬く星と見えない絆

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    今回の事件は悲しくもあり愛情の深さも感じられるお話でした。お話の中にキリストの聖書について書かれていて、その中のインマヌエルという言葉の意味が素敵だなと思いました。

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    2017年07月31日
  • 祇園ろおじ 香り茶寮の推理帖

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    これとても好きだった!みんな優しくてあたたかい。先生のお話もおじいちゃんのお話も涙出た。椿さんの「親の思いを盾に子どもに我慢させちゃダメ」みたいな言葉、いいなぁ、心に刻んでおこう。

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    2021年06月16日
  • まぼろし科・天雫透の診療記録

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    あー、これ好きだったー。結ちゃん臨床心理士としてはどうかと思う部分多々あったけど、それは本編でも言われてたことだし。透と結のからみがいい。まぼろし病はどれもせつない。

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    2021年06月16日
  • 祇園ろおじ 香り茶寮の推理帖

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    引かれそうになった女子高生は
    無言で自分の鞄を持っていく少年についていく。

    主人公がなかなかにまごまごしています。
    頑張り屋さんのようで、友人になった少年と
    その兄に見守られつつ、バイトしつつ成長中?w
    周囲の人達もほんわかしていて、場所が場所なのに
    お約束な展開は出てきませんでした(笑)

    小さな謎を解きながら、見え隠れしている
    少年が出ていけないのは何故なのか、という疑問。
    そして最終明らかに! な感じですが、なるほど、と。
    それだけ、ここがよい所だった、という証左です。

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    2024年04月09日