斎藤忍随のレビュー一覧

  • 読書について 他二篇

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    あとがき含めての読書体験でした。
    深く理解するためには当時のコンテクストも含めて見ないとならず、浅学にして理解できないと感じた部分も多かった。
    一方で、エッセンスは鋭く本質を抉ってくる箇所があり、気づいたら読み終わっていたという感覚。

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    2024年02月01日
  • 読書について 他二篇

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    読書とは他人にものを考えてもらうということ。多読するな!ー最近意識的に多読をしていたが読書の内容が頭に残らないことが悩みだったのだが、この文句が心に響き読んでみた。
    全体的にかなり辛辣で笑えたが、繰り返しも多くとっつきにくい例を出すので難しい印象だったが、それでも著者の主張はしっかり伝わった。

    今後気をつけようと思ったことは、
    読書した後、自分の頭で考えること。思索すること。
    多読するだけでは無駄。
    文章を書くときは、伝えたいことを必ず持っておくこと。
    伝えたいことは一つずつ伝えること。
    文体を飾り立てず読者の視点で伝えようとすること。
    できるだけ古典を読むこと。

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    2023年12月26日
  • 読書について 他二篇

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    なんか作者の人モテなそうってのが第一印象。流行りのものが大嫌いで、昔のヴィジュアル系とかイギリスのメタルを絶賛してる高学歴陰キャのイメージ。
    でも文書自体はとても読みやすくて、難しい言葉を使おうとしない所が良かった。同じ内容が何回も繰り返されて少しくどい所もあったけど、その分言いたい事は伝わってきて良かった。
    「名を名乗らざる卑劣漢」が罰を与えられた時の事を、「知恵の霊鳥、夜専門のふくろうは、その殊勲者を迎えて喜びのあまり、真昼に歓喜の叫びをあげるに違いない」と表現したのがめちゃくちゃシュール。

    ペンと思想の関係 意思と化石
    匿名 批評家 作者
    文体 思想の性質
    複雑な複合文章 ドイツ

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    2023年12月26日
  • 読書について 他二篇

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     ショウペンハウエルによって書かれた「思索」「思索と文体」「読書について」の3篇である。以下に、本書のまとめと自分の考えを述べる。

     読書は、自分の思索を他人に預けることであり、本を読んでもその考えに至った経験や過程を得られるわけではない。得られるのは、結論のみである。そのため、読書をしても内容を吸収できない。ただ、思索するトピックを得るために本を読むのは良い。
     知性あるものは、自分自身で体系的に物事を組み立てることができる人で、例え、その内容が間違っていても高尚な人物には違いない。

     良書を読むには、トレンドや時流に乗った本等の悪書を読まないことが必要である。その点で、古典はどの時代の

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    2023年01月25日
  • 読書について 他二篇

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    読んでる最中、厳しい〜でも分かるかも〜ってずっと思ってた。本に書いてあるのに読書すると思索が止まるから読むなって冒頭から書いてあって笑った。
    書評の匿名性や言語の文法的な変化など現代にも通じる事が多いと思う。
    ただ、言語は時代と共に変化していくものだからずっと同じ文法や単語を使っていくのは難しいと思う。
    ずっと残っている古典は素晴らしいものだから、最新の悪書を読むなら古典を読め、っていのも言いたいことは分かるけど、読書という行為やその本を読むという行為の先に何を求めるかにもよって変わってくるよなーと思った。
    ただ、本を読むだけでなく、そこから思索に転じることもやってかなきゃなと思った。これから

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    2023年01月07日
  • プラトン

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    プラトンとギリシャ神話との関係についての言及が他のプラトンについての書に比べて多い書。

    プラトンに関わる古今東西の様々な賢人たちの注釈や意見から、いかにプラトンが読まれてきたのか、勉強されてきたのかがわかる。

    また、
    ソクラテスの生き様に見える、
    死よりも恥を恐れる態度は、
    実はホメロスのイリアスにも現れており、
    ホメロスがいかに多く読まれていたかということが、実は現れているのだろうということが、新たな洞察として見えた。

    プラトン研究に神話の切り口から役立つ書。

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    2019年04月24日
  • プロティノス「美について」

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    東洋の叡智と呼ばれるような感覚に通じているような気がするが、そういう評価はないのだろうか。プラトンの考えをふまえた人らしいが宗教のフィルターがなければ結構近い感じなのかもと思わせるテキストだった。

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    2017年12月18日
  • プラトン

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    プラトン入門のようなものを期待すると、戸惑う内容ですが、著者の考える死、恋、政治、イデアという各テーマについて、ギリシャ神話や歴史に題材を取りながら展開し、プラトンの思想を紹介するいく思索の書ですね。

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    2014年05月06日
  • 読書について 他二篇

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    人生で初めて古典らしい古典を読みましたが、読みやすかったです。

    この本自体は1800年代のものですが、現代にも通ずる示唆がありました。特に「読書は他者に思考を委ねる行為である」という言葉は重かったです。読書したら勉強した気分になりがちですが、本当に大切なのはそこから何を得るか。何を考えるかだと再認識しました。

    あと、時代の関係もあるのか、「読書は古典以外意味はない」みたいな極端論が多かったです。本の中でも終始怒っていたので、敵も多かっただろうなと思います笑

    最後に、あとがきに訳者の斎藤忍随先生のことばが載っていますが、本当に上手く本のエッセンスをまとめていると思います。

    気になっている

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    2025年12月29日
  • 読書について 他二篇

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    ネタバレ

    まとめると、頭を使って本を読み自分の考えを捨てない。多読をしても自分の考えを持つ。本の引用で話すのではなく、自分の言葉で話す。
    らしい、本の引用を時にはしていいと思うが、そればかりではダメだと言うことであろう。

    良書をよめ、悪書を読むのは時間の無駄

    日本にブッ刺さる正論ばかりであった。

    内容は星4くらい付けたいが、この文章は兎に角読みにくい。疲れた

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    2025年12月04日
  • 読書について 他二篇

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    多読は必ずしも良いものではなく、筆者の意見に迎合せず批判的な自分なりの見方を持つことが大切という趣旨だと受け取った
    今後の参考になった

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    2025年03月27日
  • 読書について 他二篇

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    ネタバレ

    3編からなる作品。哲学者ショウペンハウエルが真の本とそれ以外の悪書を一貫して対比させて描いている。悪書についてその原因を突き詰め、出回っていることを示している。良書には思索があり端的な言葉で明白に書かれている。悪書に時間と金を取られないよう何度も読者に注意を払っている。
    また、ドイツ語という古典に起源を持つ言語の危機にも触れている。表現の厚さが失われているという点は日本語と似ており、曖昧な表現で済ませてしまうことが増えてきた。
    著者が持っている危機感とは言語の重要性という意味もあるが、思想についてである。言語は人の思想を表現するものであるため言語が乏しくなることにより思想も乏しくなると考えてい

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    2024年03月03日
  • 読書について 他二篇

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    辛辣な印象でなんか知らんけど終始怒られてる感じだった(笑)
    悪書や自分の頭で考えない多読は駄目よって書いてあった。
    中盤以降はドイツ語文体の乱れについて怒ってた。
    語学全般詳しくないのであまり面白くなかった。
    ヘーゲルが嫌いなのが伝わってきた。

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    2023年02月09日
  • プラトン

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    ネタバレ

    プラトンの思想とその背景について、筆者が用意した各テーマ(恋、死、政治、イデア)で考察がなされている。所々で解説などはつくが、もっと簡易な入門書でプラトン思想について学んだ後に読むのがベター。巻末のプラトン著作解説、プラトン年譜は大変有用。

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    2015年09月16日