斎藤忍随のレビュー一覧
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Posted by ブクログ
ネタバレ岩波文庫を読んでみたいが挫折しづらい本を探して手に取りました。ページ数が少なく基本的には読みやすいです。
自分で考え抜いたものに価値がある。
本というものは他人の考えを書いているので、多読するのは他人の考えに影響され自分で考えなくなる。
などが書いてありましたが、僕としては他人の考えを聞いていない場合、視野狭窄に陥りやすいのであまり賛同はできませんでした。
ただ匿名の情報に関しては現代のネットの悪い部分に通じる所が多くこんなに昔の人がこのような発想が出来るのかと素直に凄いと思いました。
※さらさらっと読んだので再読するとまた評価が変わるかもしれません。 -
Posted by ブクログ
人生で初めて古典らしい古典を読みましたが、読みやすかったです。
この本自体は1800年代のものですが、現代にも通ずる示唆がありました。特に「読書は他者に思考を委ねる行為である」という言葉は重かったです。読書したら勉強した気分になりがちですが、本当に大切なのはそこから何を得るか。何を考えるかだと再認識しました。
あと、時代の関係もあるのか、「読書は古典以外意味はない」みたいな極端論が多かったです。本の中でも終始怒っていたので、敵も多かっただろうなと思います笑
最後に、あとがきに訳者の斎藤忍随先生のことばが載っていますが、本当に上手く本のエッセンスをまとめていると思います。
気になっている -
Posted by ブクログ
ネタバレ3編からなる作品。哲学者ショウペンハウエルが真の本とそれ以外の悪書を一貫して対比させて描いている。悪書についてその原因を突き詰め、出回っていることを示している。良書には思索があり端的な言葉で明白に書かれている。悪書に時間と金を取られないよう何度も読者に注意を払っている。
また、ドイツ語という古典に起源を持つ言語の危機にも触れている。表現の厚さが失われているという点は日本語と似ており、曖昧な表現で済ませてしまうことが増えてきた。
著者が持っている危機感とは言語の重要性という意味もあるが、思想についてである。言語は人の思想を表現するものであるため言語が乏しくなることにより思想も乏しくなると考えてい