A.A.ミルンのレビュー一覧
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Posted by ブクログ
目次
・わたしたちが、クマのプーやミツバチとお友だちになり、さて、お話ははじまります
・プーがお客にいって、動きのとれなくなるお話
・プーとコブタが、狩りに出て、もうすこしでモモンガ―をつかまえるお話
・イーヨーが、しっぽをなくし、プーが、しっぽを見つけるお話
・コブタが、ゾゾに会うお話
・イーヨーがお誕生日に、お祝いをふたつもらうお話
・カンガとルー坊が森にやってきて、コブタがおふろにはいるお話
・クリストファー・ロビンが、てんけん隊をひきいて、北極(ノース・ポール)へいくお話
・コブタが、ぜんぜん、水にかこまれるお話
・クリストファー・ロビンが、プーの慰労会をひらきます そして、わたしたちは、さよならをいたします
『クマのプーさん展』の前に読みたかったのですが、展覧会を思い出しながら読むのもまた乙なもの。(ちょっと負け惜しみ)
人間の子どもはクリストファー・ロビンだけですが、プーもコブタもフクロも子どもそのも。
イーヨーはおじさんっぽい語り口ですが、中身はいわゆる「かまってちゃん」
「クマのプーさん」なんてタイトルなものだから、しっかり者の頼れるアニキみたいに感じていましたが、クリストファー・ロビンは「ばっかなクマのやつ!」って言うんです。
ハチミツを見ると食べたくなっちゃう。
食べたらそのこと忘れちゃう。
心のままに行動するプーは、たしかに「ばっかな」、でも愛すべきクマ。
有名な、プーがウサギの家で食べすぎて、お腹がつかえて家から出られなくなったお話。
一週間絶食してお腹が引っ込むのを待っているプーに、クリストファー・ロビンが本を読んであげるシーンの挿絵を見ると、どうもジャムについて書いてある本らしい。
なかなか辛辣な少年です。
大雨で孤立してしまったコブタを助けに行く話が好きです。
これはプーが結構頭と体を使って頑張る話。
友だちのためなら、頑張れる。 -
Posted by ブクログ
「ぼく、もうなにもしないでなんか、いられなくなっちゃったんだ!」
本の途中から、クリストファー・ロビンは午前中にプーたちと遊べなくなります。どうやらフクロが言うには「学問をしてる」そうです。
クリストファー・ロビンは、夏の日にはとくべつのんびりした気分になって、プーたちといっしょにゆっくりと流れて行く川を見つめます。
はればれとしたのんきな日には、かけ算なんてどうでもいい、という気持ちになります。
けれども(だれもがそうであるように)子供の時代は少しずつ遠ざかり、「ご解消」が必要になるのです。著者が言うように、「それがいちばんいいこと」なのでしょう。
でも、魔法の森に行けばいつでもプーに会えるという希望があります。
クリストファー・ロビンのその後を知る私たちには、それでも少し悲しい結末に思えますが…。 -
Posted by ブクログ
A・A・ミルンが息子クリストファー・ロビンのために書いたお話で、内容も同じくお父さんが息子のために話すぬいぐるみたちの物語です。
E・H・シェパードの挿絵も可愛くて楽しい。ディズニーアニメーションの方を知っている人は、「あのエピソード、原作はこんな感じなんだ〜」といった角度の楽しみ方もできます。
海外の児童書の訳だからか、日本語が逆に難しかったり、ひらがなや句読点が多かったりして、慣れるのに少し時間が必要かも。
でも、思わずクリストファーロビンと一緒に「ばっかなクマのやつ!(ディズニーの"プーのおばかさん"という表現の方が愛らしくて好きですが)」と言いたくなってしまうような、愛らしいプーさんと百町森の仲間たちが、やっぱり大好きだなと思いました。
〚 再読作品 〛 -
Posted by ブクログ
ネタバレディズニーランドのプーさんのハニーハントくらいしかプーさんへの知識が無かったため、息子のために作られた物語だと初めて知った。作者は息子のぬいぐるみたちに魂を宿して、ぬいぐるみたちの暮らしぶりや出来事を息子に語り聞かせる形式を取っている。本当にそういった意味での「物」「語」であることを、たまに挟まれる現実パートで思い出した。
プーさん世界に人間は息子のクリストファーしかおらず、しかも主人公は息子がいつも手を引いているくまのぬいぐるみの方で、ぬいぐるみがメインで動いている中にたまに唯一の存在みたいな感じで息子が登場し、みんなで比較的ハートフルにやっている。(当時としては)これまでの教訓ありきの童話とはまったくことなる、子どものための新しい童話だったらしい。そうだと思う。
自分のぬいぐるみが自然豊かな世界でいろいろ生活していて、その世界の住人はみんな自分のことが好きで、自分もその世界の住人のことが好きというのが理解できる(語り手が代弁している?)ため、子どもは嬉しいだろうなと思った。大人でも嬉しい。イギリス?らしい子どもの育てかたの一つぽいな〜と思った。作者の息子への限りない愛が現れていた。最初と最後にクリストファーがくまのぬいぐるみの手を引いて階段を昇り降りする描写があったが、小さい子あるあるなんだろうな、かわいい〜と思った。
最後の、プーの功績に対するお祝い会みたいなやつが終わったあとの、プーとコブタが夕陽の道を一緒に帰るシーンが印象深かった。世界をそのように生きていいことを忘れている気がした。大人になって、色んなことに囚われざるを得ない面もあるが、そんなふうに思える時が来て欲しいなと思った。
古めの翻訳や今日では聞かない日本語も味があってよかった。意外と読めた。岩波少年文庫、少年の心を懐かしませてくれるめちゃくちゃいい文庫 -
Posted by ブクログ
去年、清水の舞台から飛び降りる覚悟でイギリスに行ってきました。児童文学の旅というツアーに参加したのですが、その時にコッチフォードのミルンの家や、プーさんの棒投げ橋にも行きました。ミルンの家は今は全然関係ない人が住んでいるのですが、お庭を散策させてもらいました。5月のイギリスは花盛り(^o^)。
でも、そのころプーさんの本は読めていなかったので、ありがたみが全然わかんなかったわ(・_・)
ところで、近くに「プーコーナー」というお店があったのですが、中に売ってたのはディズ●ーキャラクターのグッズで、madeinChinaのものばかり。
プー横丁ってプーコーナーのことだったのね。