ダン ガードナーのレビュー一覧

  • 超予測力 不確実な時代の先を読む10カ条
    非常に参考になった。

    全く知らない事柄に対して予測する際に、
     自分の知っていることとに細切れにして、その一つ一つを予測していく手法は面白い。

    世の中には、全く知らないことについて常に予測をしているような人たちがいるのだ。

    某国の情報機関の予測より正確だという。面白い。
  • 超予測力 不確実な時代の先を読む10カ条
    本書は予測力の高い人達の思考方法や行動原理の共通法則を、エビデンスに基づいて整理した画期的な本。本書で紹介している法則は、予測力だけでなく、学問的にも企業活動的にも仮説を立てるにあたって活用すべき思考方法として非常に有効な方法ではないかと思う。研究者、コンサル、行政や企業の企画スタッフ、そしてマネジ...続きを読む
  • 超予測力 不確実な時代の先を読む10カ条
    すごく面白いです。未来予測の本であるし、リーダーシップの本でもあるし、投資の本でもあるし、確率論の話でもあるし、機械学習に通づる話でもある。書き口も平易ですごく読みやすい。
  • 超予測力 不確実な時代の先を読む10カ条
    自分の人生を生き抜くための永遠の課題と捉えている、物事を予測すること。
    この問いに対し、心理学的な側面、資質、予測のプロセスについて、実際に米国で研究・検証したケーススタディをベースに、種々解説しております。
    巻末に、超予測者になるための心得として、10箇条の要約が明記されております。
    心理学的側面...続きを読む
  • 超予測力 不確実な時代の先を読む10カ条
    あらゆるテーマに関して予測が高確率で当たる人とそうでない人の違いを研究した本。
    著者はブラック・スワンのNNタレブとは予測可能性に関して意見を異にすると言っているが、書いてある主な内容としてはブラック・スワンで語られている不確実性を極力排除した上で意思決定を行う方法をより体系的にわかりやすく解説した...続きを読む
  • 超予測力 不確実な時代の先を読む10カ条
    ポイントは
    質問分解
    類事例の発生確率を基準に
    対立する見解を考え統合
    新しいエビデンスに従いアップデート
    結果を検証

    例にもよく登場するように株価予測に役立つと思う。
  • 超予測力 不確実な時代の先を読む10カ条
    新聞、雑誌、テレビなどで様々な予測を目にすることは多く、中には、株式投資のように、その予測に影響を受けた行動をとる人もいることだろう。しかし、そのような予測は、プロ野球の順位予想など一部を除けば、その当否が検証されることはあまりない。
    本書は、予測を検証する方法論、優れた予測を行う人の存在、そうした...続きを読む
  • 超予測力 不確実な時代の先を読む10カ条
    予測できることとできないことを明確に
     長期的な問題に関する予測はほぼ無理
    問題を明確に
     自分に都合よく解釈しない
      認識のバイアス
     大きな問題は小さな問題の集合に分割して考える
      フェルミ推定
    類似事例をもとにベースとなる確率を設定しそこから予測確率を調整
     新たな情報を得た場合は予測を調...続きを読む
  • 超予測力 不確実な時代の先を読む10カ条
    あとがきより
    「本書『超予測力』の土台となっているのは、『ソ連で赤軍がパレードをしていたロナルド・レーガン政権時代』から一貫して予測力を研究してきたペンシルバニア大学教授、フィリップ・テトロックの研究成果である。テトロックの率いる研究チーム『優れた判断力プロジェクト(GJP)』は、2011年から15...続きを読む
  • 超予測力 不確実な時代の先を読む10カ条
    面白かった。
    予測力が飛び抜けて優秀な人は、いわゆる超能力があるわけではなく、やるべき手順を知っていて、それを遂行できる能力がある。
    数学が抜群にできなくてもよいが、ある程度の力は必要。この辺はなんとかなる。

    ある程度なら自分もできそうではあるが、実際にやれるかは意志の強さが求められる。なかなか難...続きを読む
  • 超予測力 不確実な時代の先を読む10カ条
    超予測力を持つ人を、見つけ出し、要因を探る大規模実験。実験内容は秀逸。結局もって生まれたものが大きいという悲しい現実が。。しかしいくつか為になるチップスもあり、予測力を磨く必要がある人間としては読んで良かった。
    ・超予測者は数学に強い。
    ・超予測者はこまめに予測を更新する。
    ・超予測者はニュース、本...続きを読む
  • 超予測力 不確実な時代の先を読む10カ条
    先を予測することに長けた超予測者から、予測を行う心得がわかる。○か×の二項対立ではなく、確率で表そうとする点が「シグナル&ノイズ」に通ずる点を感じた。そして、世界で起きる様々な事象をもとにその予測をアップデートしていくという点が面白い。フェルミ推定も取り上げられており、テクニカルな部分でも興味深い。
  • 超予測力 不確実な時代の先を読む10カ条
    予測に関する本

    メモ
    ・超予測者を目指すための10の心得
     トリアージ 
     一見手に負えない問題は手に負えるサブ問題に分解せよ
     外側と内側の視点の適度なバランスを保て
     エビデンスに対する過小反応と過剰反応を避けよ
     どんな問題でも自らと対立する見解を考えよ
     問題に対して不確実性はできるだけ細...続きを読む
  • 超予測力 不確実な時代の先を読む10カ条
    予測を定量的に評価しようというお話。一発、ワンショットで未来を宣託するのではなく、変化していく状況などの影響因子を評価して数字(確率)で未来を見通す。だから予測も漸近的に推移していく。そと精度を評価していくところが面白い。そして評価の高い予測者とはどんな組み立てをするのかを定性的にまとめているのが参...続きを読む
  • 超予測力 不確実な時代の先を読む10カ条
    とにかく冗長。結論はシンプルで「永遠のベータ」すなわちダーウィニズム同様変化に常に対応できる「一貫して一貫性のない」人に予測力は高くそなわるというもの。
  • 超予測力 不確実な時代の先を読む10カ条
    ・超予測者にとって「自らの意見とは死守すべき宝ではなく、検証すべき仮説にすぎない」
    ・運命論的思考をする人ほど、予測の正確性は低くなる傾向がある。確率論的思考をする人ほど、予測の正確性は高い
    ・優れた予測と立てるために、超予測者の多くが踏んでいる手順。まず質問を分解する。知りえる情報と知りえない情報...続きを読む