岸田雅裕のレビュー一覧
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Posted by ブクログ
外資系コンサルティングでコンサル業務に従事する著者。パルコにてマーケティング業務も経験。
本書は、小難しいマーケティングの知識本ではなく、、、顧客に対してどのような姿勢・行動を取るべきかということが分かりやすく書かれています。
様々な例を用いて、何故この会社は生き残ることができたのか、今顧客にどのような視点をもつ力が必要とされているか解説されています。
読んだ感想としては、売り手は常に自分自身のポジションに敏感になり、変化していく顧客・市場に柔軟に対応していかなければ、生き残れないということ。
顧客の気持ちを先回りできるようになることがマーケターにとって重要だということを理解できました -
Posted by ブクログ
非常に参考になりました。
以下、自分用メモ。
初めてモノに出会う新鮮な顧客は減る。だから新しい顧客争奪戦になり、広告投資の効率は悪化する。従って何度も買ってもらうため顧客満足という視点が重要になる。
トレンドの波には、①非常に長い不可避のトレンド「大きな波」②時折起きる揺り戻しのような小さな波「揺らぎ」③全く関係ないその場限りの流行「ノイズ」の3種類がある。
基本的に八方美人はありえない。
STPをしっかり取ることが大事。でも「購買関与度」が低い製品はそれでもいいかも。
しかし細分化の行きすぎ、ロジカルにSTPを分ける結果他社と似かよる限界がある。
製品やサービスの開発には①マーケッ -
Posted by ブクログ
今の自分に大切なこと、するべきことが見えてくる、モチベーションにつながる一冊。
インテグリティは生きて行く上での基本。これからの時代は利益だけではだめ。理想を描く力=インテグリティを養う。課題設定力のある人は未来を見つめれる。非効率に商機がある。世界の歴史を知ることは、これからを知ることにつながる,なぜなら歴史は繰り返すから。この知識を身につけることにより,直感(正しい)がみにつく。歴史,人間,発明,情報の知識を身につけることで直感が磨かれる。教養を積んで幅の広い人になると信頼される。人に自慢できる趣味を持つこと。個人プレーには限界があるから,協力必要。リーダーとはマネージすることではない。 -
Posted by ブクログ
マーケティングという分野に興味を持っている方(未勉強)、
そしてマーケティングの勉強をちょっとだけ始めた方
これらの方にとってはよい教科書となるでしょう。
4Pだの4Cだの専門用語を知らずともマーケティングの考えとは
どのようなものなのかを学ぶことが出来ますし、内容にも
企業の実例が多く載っておりますので非常に分かりやすく読むことが
できます。
マーケティングを少々かじった方にとっても、教科書で学んだ難しい
専門用語だけでは実践できないことを実感するでしょう。
いかに現実に反映させることができるのか、をこの本で学ぶことができます。
さらに言うなら、マーケティングなんて分からん! でも売上 -
Posted by ブクログ
ネタバレ知人に勧められて借りたマーケティングの入門書
マーケティングにも興味があったのでちょうど良かった
著者は、パルコから日本総研とかを経てブーズ・アンド・カンパニーっていう外資系コンサルに現在所属している人
そでの部分の紹介によると「知の編集作業」って言葉が出てきていることを考えると、この人も松岡正剛好きか!?
全然関係ないけど、松岡正剛さんの本も今度また読まなきゃ、だな
で、内容はというとマーケティングの技術、というよりはマーティングをする上での考え方を教えるための本(まあ題名通りだ)
以前の「あなたの説明はわかりやすい」と言われる本の感想でも書いたけど、これも構造が非常に分かり