小松のレビュー一覧
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ネタバレ 購入済み
どのお話でも、よく言えば繊細、悪く言えば女々しい性格の人物が多い印象でした。
思春期の年齢のキャラが多いから?
素敵な表紙とタイトルに釣られて購入しましたが、表紙に描いてあるような笑顔のエンディングは望めません。
儚い瞬間を描くのが得意な作者さんだと思います。
静かめで雰囲気を重視するBLが好みな方におすすめです。 -
Posted by ブクログ
高校生ものが4作入った短編集。どれも思春期の男の子の揺れる気持ちがストレートに伝わってくる話でした。
ペンタッチとか、どこかノスタルジックな作風なんですよね。
表題作は片田舎で育った高校生のタカシが、現状につまらなさを感じ夢と希望を求めて東京の大学を受験しようとする話。でも、ヤスはタカシがいたからこそ、ここに暮らす大切な意味があったんですよね…切なかったです。今後はどちらかが勇気を持てば、まだ発展の余地がありそうな二人です。
『最後の命令』
状況は大体つかめましたww
それで?というその後の部分が少しくらいは欲しかったですね。
これだったら、リーマン部分はいらないような。高校時代だけで充分切ない話になると思うので。
リーマンの現在からの回想シーンになると、どうしてもそこに再会愛を期待しちゃうんですよね~
『Young oh! oh!』
タイトルが往年のあの番組…!なぜ??
いろいろとりつくろってるうちに、なぜかヤンキーとつきあってることになってしまった話。コミカルでかわいくて切なさもあって、胸キュンになりました。
『夜明け前が一番暗い』
唯一Hシーンがありました←
家族のごたごたから逃避したくなり、自分の居場所を求めて悩み苦しむ要。思春期特有の不安定な心が上手く表現されてるなと思いました。
こういう時期あったな~と懐かしく感じました。
そんな要を見守りつつ気持ちを押さえきれなくなる、いい人代表みたいな大輔もよかったです。
大人になるには少し未熟ながらも、確実に成長している二人の姿がよかったです。
初コミックスで短編集でしたが、その中にも作者さんの才能の片鱗をうかがわせるものがありました。
次回作も楽しみです。 -
Posted by ブクログ
優しいやわらかな切ないお話が多い。
特に表題作は、こういうの大好きなんだけど、商業でやられると「えっえっこれで終わりなの?幸せになんないの??」ってなる…同人なら大好きなんだけど…いや商業でも好きだけど、やっぱり商業って、BLって、幸せになってなんぼみたいなところあるし、自分も思った以上にその典型に期待してるんだなあ。
これは下手にハッピーエンドじゃないし、蛇足もないからいいのかもしれない。
最後の、受けの親が離婚して~みたいな話は受けの性格というか境遇がものすごくストライクだった。
全体的に、BLの王道展開に頑張って逆らってる感がある。意表をつくような展開ってわけじゃないんだけど、「BLってこうなるよね!こうなるって思うよね!」ってわかって描かれてる感っていうか…きっと作者さん自身たくさん読んできたんだろうな~っていう…なんて言えばいいんだろう。
あと、とうでもいいところだけど、やたら言葉がちゃんと使われてて逆に違和感があった。「~してる」じゃなくて「~している」とか。