2010年1月に行われた鎌田實医師と 大平光代さんによる対談が3年を経て文庫化。
今回文庫版には書き下ろし対談の『こどもの「いのち」をめぐって』が収録されている。
実は、２人の著作を拝読したことがない。
この本の対談では、２人のバックグラウンドに触れられている内容が多くあるので、前もって何か読んでおいた方が良いと感じた。
２人が、なぜ今の生活を送っているかを、その考え方とともに、対談を通して面白くわかりやすく解説されている。
今回深く感銘を受けた部分は少ないのだけども、それぞれの著作を読んでいればまた感想は変わったのかも知れない。
２人の相性とテンポがよく、気を抜いて読むことができた。
また２人の以前出された本をそれぞれ読んでみて、対談をまた読み返していたい。
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【内容（「BOOK」データベースより）】
「くらべない」「ゆるす」「伝える」「無理をしない」「繰りかえす」「つくりあげる」「泣いてみる」「さらけだす」「寄りかかる」「つないでいく」―困難な時代に生きづらさを感じるあなたへ贈る一〇のメッセージ。文庫版語り下ろし対談「こどもの『いのち』をめぐって」を同時収録。疲れ果てたとき、ゆっくり休む“椅子代わり”になってくれる一冊。
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兵庫の山深い里より（大平光代）
I 人生で本当に大切にするべき10のこと
第１話 くらべない
第２話 ゆるす
第３話 伝える
第４話 無理をしない
第５話 繰りかえす
第６話 つくりあげる
第７話 泣いてみる
第８話 さらけだす
第９話 寄りかかる
第１０話 つないでいく
II 子どもの「いのち」をめぐって
信州の田舎町より（鎌田實）
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