室脇慶彦のレビュー一覧

  • SI企業の進む道 業界歴40年のSEが現役世代に託すバトン

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    SIer の目線で IT システム開発や DX について色々と語られた本ですが、終盤は国や顧客への提言も含んでいます。このため、正直このタイトルで良かったのかなという気はする本です。
    (まぁ、業界内部の人が読んで、そこから広めたいのかもですが)

    業界内部の人間として色々と共感する部分は多く、ボリュームはありますが読んで刺激になった本です。

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    2023年09月23日
  • IT負債 基幹系システム「2025年の崖」を飛び越えろ

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    マイクロサービス化するIT DXというバズワードを中心にSOEとSOR、マイクロサービスなどIT知識がないとピンとこない部分が多いかもしれないが、今のレガシーシステムの問題点と今後のマイクロサービス化の指針を理解しやすく多面的にまとめている。

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    2025年12月06日
  • PMの哲学

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    プロジェクトを体感する PMとしての視点から、プロジェクトを提案から保守まで一気通貫で体感できる。PMは何を意識しなければならないのか、各工程で示してくれるので、自分のプロジェクトに当てはめて考えながら読んでみた。
    基本ウォーターフォールの流れなので、アジャイル開発におけるプロジェクト進行も参考にしてみたいと思った。

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    2025年12月06日
  • IT負債 基幹系システム「2025年の崖」を飛び越えろ

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    「2025年の崖」問題に対して、老朽化したシステムの維持保守に多くのランニングコストを支払う必要がある現行の日本企業の体制を、どのように変革していくのか、ということを書いた本。

    いわゆるDX本だが、かなり読みやすく、またモノリスシステムからマイクロサービスへの移行を目指している企業の中で理解する場合には、有用な知識が詰まっている。

    いわゆる技術者向けではなく、経営向けに書いているように思われ、基礎的な用語(TCP/IPやウォーターフォールなど)も含めて簡単な補足説明がつけられていることから、DXに関わるすべての人の入門書向けにおすすめ。

    この本で、かなり5年後・10年後のIT業界のあるべ

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    2020年11月28日
  • IT負債 基幹系システム「2025年の崖」を飛び越えろ

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    ネタバレ

    無茶苦茶示唆に富む本。今の時代だからDXって言わなければいけないのかもしれないけど、DXがあってもなくても、基幹系システムの更改はとても問題。ウォーターフォールモデルが体に染みついてしまっているので、なかなかアジャイルとかユーザーエクスペリエンスとか懐疑的なのだけど、とにかく結合テスト、無影響確認にはウンザリ。もっとやることあるとは思っていて、システムもそういう作りにしないとどうしようもないなと思っていたところに出てきたキーワードはマイクロサービス。もう少ししっかり勉強しようと思いました。

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    2019年10月14日
  • SI企業の進む道 業界歴40年のSEが現役世代に託すバトン

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    SI業界の成り立ちの話が印象的でした
    どんな背景でいまの多重請負構造ができあがってきたのか
    多重請負構造自体が悪だと思ってきましたが、そんな単純な話ではないと思い直しました。

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    2023年12月02日
  • IT負債 基幹系システム「2025年の崖」を飛び越えろ

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    レガシーIT資産が日本で問題となりつつある背景のストーリーを整理するのにちょうど良い内容の本だった。展望や提言としては、主にDX推進にフォーカスが当てられていたため経営者の意識や企業体制といった話が少し多めだった印象。

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    2022年07月18日
  • IT負債 基幹系システム「2025年の崖」を飛び越えろ

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    基幹系システムの問題点をまとめた本が少ない中で、本書は日本のシステムが置かれた状況を踏まえて、今後のDX実現に向けてシステムがどの方向に進むべきかを鋭く突いている。今後の自分の検討に大いに参考になる内容だった。
    ただ、誤字や、文章構成が少し乱れているところがあったのは気になった。

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    2020年11月15日
  • IT負債 基幹系システム「2025年の崖」を飛び越えろ

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    以下抜粋~
    ・「ソフトウエア」の特質で重要なことは、品質が堅牢であることだ。
    「ソフトウエア」はハードウエアと異なり、暦年劣化を起すことはない。酸素にも水にも温度にも強いのである。バグが無い限り、基本的な部品は、理論的には永遠に利用可能である。
    「主役はハードウエアからソフトウエアに変わる」

    ・米国では、ITベンダーとの契約は時間制である。ITベンダーは成果物の責任を負わない。

    ・システム形態は、①バッチ型、②オンライン型、③ゲートウエイ型、④Web型(インターネットでのシステム形態)の4種類である。

    ・SOE側の体制は、これまでのように要件を確定させることが困難であるため、ユーザー企業

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    2020年09月22日
  • IT負債 基幹系システム「2025年の崖」を飛び越えろ

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    「2025年の崖」に代表される現在の基幹システムや従来型開発方式の限界など、日本のシステム開発に関わる課題を把握できる。また今後のトレンドとしてマイクロサービスが照会されている

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    2020年08月04日
  • IT負債 基幹系システム「2025年の崖」を飛び越えろ

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    日本の企業における現状の課題と、その課題解消のためどのようにDXを実践するか、ということについて述べられた本。
    著者自身が大手SIerでPMとして活躍していた経験などから、日本のシステム開発の課題や、海外の状況はどうかなど広い視野で話が展開される。

    マイクロソフトが、過去に大成功を収めた超巨大企業でありながら、変革に成功しているという話は非常に興味深かった。
    また、マイクロサービスにより具体的にどのようにシステムを構築していくのかは、あらためて勉強していきたいと感じた。

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    2020年02月01日
  • IT負債 基幹系システム「2025年の崖」を飛び越えろ

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    示唆は多かった。今は心地よい慣れたやり方も、それに浸かって新たな波に乗り遅れると気づいたら死んでるイメージが付いた。

    大規模プロジェクト、ウォーターフォール、管理マネージャーの終焉。小規模、アジャイル、プレイングマネージャーの誕生。SORからSOEへの人材シフトとそれに伴う組織変更の必要性。請負から時間ベース準委任へのベンダーの関わり方の変化。準委任が主流になるが、受託契約における成果責任を除くなどの法整備の必要性。

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    2020年01月08日
  • 失敗しないITマネジャーが語る プロフェッショナルPMの神髄(日経BP Next ICT選書)

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     PMのお勉強。関連図書では久しぶりのヒット。実務を担当している人は、目から鱗の金言が多かったのでは。ちなみに本書は、中規模クラスのプロジェクトを想定している。

    ・プロジェクト計画後の優先順位
     Q>D=C

    ・プロジェクトのクリティカルパスは「基盤」

    ・たとえ違う会社の製品であっても、ちゃんと自分で理解し、自分で確認して、顧客がわかる言葉で説明する。それがPMの仕事です。

    ・独立した疎のタスクに落とす
     分解のポイントは、それぞれが独立していることです。隣にAさんがいないと仕事ができないというのは、詳細化されているとは言わない。

    ・PMBOKの不十分な領域
     どうやってバグを出すか書

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    2021年08月08日
  • 失敗しないITマネジャーが語る プロフェッショナルPMの神髄(日経BP Next ICT選書)

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    PMの指南本。久々にこういう内容の本を読んだ
    気がします。
    経験としては、著者の規定しているところの大規模の
    プロジェクトは経験ありませんが、億~十数億程度規模
    のPMを何度か経験させてもらいました。
    PMの経験としては、数回1・2回以外は失敗していない
    と思います。
    この本を読むと、失敗しなかったProjectの時には、
    書かれてあるいろいろな助言や考え方、PMの要点
    みたいなところについて、大体が気にしていたような
    気がします。ただし実行できたものばかりではなく、
    こういうことが大事だよなあと思いながら、
    できていない時もありますが。

    それで、これについては自慢ではなくて、そういう要点

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    2016年06月20日
  • 失敗しないITマネジャーが語る プロフェッショナルPMの神髄(日経BP Next ICT選書)

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    PMBOK 的な細かい話ではなく、より実践的な話が多かった。
    自分はいわゆるプロマネではないのだけど、リーダー的な立ち位置でも参考になる部分は多いと感じる。

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    2016年05月08日
  • IT負債 基幹系システム「2025年の崖」を飛び越えろ

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    マイクロシステムの優位性を学べた。特にエストニアのX-Roadの事例(ワンスオンリー・個人情報の分離)は参考になった

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    2024年03月30日
  • PMの哲学

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    まあそうだよねって内容だったので、SE.PMとしての感覚が外れてないようで良かった。逃げてはいけない、とか持ち帰るって言えない、とかは気をつけないとなあと思った。

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    2021年09月05日
  • IT負債 基幹系システム「2025年の崖」を飛び越えろ

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    SoE(システムエンゲージメント=顧客ロイヤリティ向上)とSoR(システムレコード=従来の基幹システム)に関する記載や、2025年の崖、マイクロサービス、技術的負債に該当するオープンソースへの移行の必要性など、多岐に渡って昨今のIT関連ワードが描かれています。

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    2020年10月04日
  • IT負債 基幹系システム「2025年の崖」を飛び越えろ

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    自分なりにこの本をざっくり整理すると、
    ①ほとんどの日本企業のレガシーシステムは、維持だけでお金を使い尽くすだけでなく、今後付加価値を上げることができない、負債といっていい代物である

    ②その状態を打開していくこと、つまり2025年の崖を越えるには、企業内IT人材のマインドが変わらなければならず、その第一歩としてベンダー丸投げ体質から脱却することが必要である。そして、それに伴いITベンダーのスタンスも変わるべきである

    ③現在日本企業が抱える課題を克服できる技術は確立されつつあり、それをかたちにしたアプリケーションアーキテクチャが「マイクロサービス」である。マイクロサービスを導入すれば、技術的

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    2020年06月18日
  • PMの哲学

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    いい内容、ためになることが書いてあるのだと
    思います。いまリアルにあるプロジェクトで苦戦している
    状況では正直にす~っと入ってくる内容ではありませんでした。
    耳に痛い内容ばかりといえばそういうことかも
    しれませんが。

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    2018年06月14日