室脇慶彦のレビュー一覧
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SIer の目線で IT システム開発や DX について色々と語られた本ですが、終盤は国や顧客への提言も含んでいます。このため、正直このタイトルで良かったのかなという気はする本です。
(まぁ、業界内部の人が読んで、そこから広めたいのかもですが)
業界内部の人間として色々と共感する部分は多く、ボリュ...続きを読むPosted by ブクログ -
「2025年の崖」問題に対して、老朽化したシステムの維持保守に多くのランニングコストを支払う必要がある現行の日本企業の体制を、どのように変革していくのか、ということを書いた本。
いわゆるDX本だが、かなり読みやすく、またモノリスシステムからマイクロサービスへの移行を目指している企業の中で理解する場...続きを読むPosted by ブクログ -
無茶苦茶示唆に富む本。今の時代だからDXって言わなければいけないのかもしれないけど、DXがあってもなくても、基幹系システムの更改はとても問題。ウォーターフォールモデルが体に染みついてしまっているので、なかなかアジャイルとかユーザーエクスペリエンスとか懐疑的なのだけど、とにかく結合テスト、無影響確認に...続きを読むPosted by ブクログ
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SI業界の成り立ちの話が印象的でした
どんな背景でいまの多重請負構造ができあがってきたのか
多重請負構造自体が悪だと思ってきましたが、そんな単純な話ではないと思い直しました。
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レガシーIT資産が日本で問題となりつつある背景のストーリーを整理するのにちょうど良い内容の本だった。展望や提言としては、主にDX推進にフォーカスが当てられていたため経営者の意識や企業体制といった話が少し多めだった印象。Posted by ブクログ
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基幹系システムの問題点をまとめた本が少ない中で、本書は日本のシステムが置かれた状況を踏まえて、今後のDX実現に向けてシステムがどの方向に進むべきかを鋭く突いている。今後の自分の検討に大いに参考になる内容だった。
ただ、誤字や、文章構成が少し乱れているところがあったのは気になった。Posted by ブクログ -
以下抜粋~
・「ソフトウエア」の特質で重要なことは、品質が堅牢であることだ。
「ソフトウエア」はハードウエアと異なり、暦年劣化を起すことはない。酸素にも水にも温度にも強いのである。バグが無い限り、基本的な部品は、理論的には永遠に利用可能である。
「主役はハードウエアからソフトウエアに変わる」
・米...続きを読むPosted by ブクログ -
「2025年の崖」に代表される現在の基幹システムや従来型開発方式の限界など、日本のシステム開発に関わる課題を把握できる。また今後のトレンドとしてマイクロサービスが照会されているPosted by ブクログ
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日本の企業における現状の課題と、その課題解消のためどのようにDXを実践するか、ということについて述べられた本。
著者自身が大手SIerでPMとして活躍していた経験などから、日本のシステム開発の課題や、海外の状況はどうかなど広い視野で話が展開される。
マイクロソフトが、過去に大成功を収めた超巨大企業...続きを読むPosted by ブクログ -
示唆は多かった。今は心地よい慣れたやり方も、それに浸かって新たな波に乗り遅れると気づいたら死んでるイメージが付いた。
大規模プロジェクト、ウォーターフォール、管理マネージャーの終焉。小規模、アジャイル、プレイングマネージャーの誕生。SORからSOEへの人材シフトとそれに伴う組織変更の必要性。請負か...続きを読むPosted by ブクログ -
PMのお勉強。関連図書では久しぶりのヒット。実務を担当している人は、目から鱗の金言が多かったのでは。ちなみに本書は、中規模クラスのプロジェクトを想定している。
・プロジェクト計画後の優先順位
Q>D=C
・プロジェクトのクリティカルパスは「基盤」
・たとえ違う会社の製品であっても、ちゃんと...続きを読むPosted by ブクログ -
PMの指南本。久々にこういう内容の本を読んだ
気がします。
経験としては、著者の規定しているところの大規模の
プロジェクトは経験ありませんが、億~十数億程度規模
のPMを何度か経験させてもらいました。
PMの経験としては、数回1・2回以外は失敗していない
と思います。
この本を読むと、失敗しなかった...続きを読むPosted by ブクログ -
PMBOK 的な細かい話ではなく、より実践的な話が多かった。
自分はいわゆるプロマネではないのだけど、リーダー的な立ち位置でも参考になる部分は多いと感じる。Posted by ブクログ -
マイクロシステムの優位性を学べた。特にエストニアのX-Roadの事例(ワンスオンリー・個人情報の分離)は参考になったPosted by ブクログ
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SoE(システムエンゲージメント=顧客ロイヤリティ向上)とSoR(システムレコード=従来の基幹システム)に関する記載や、2025年の崖、マイクロサービス、技術的負債に該当するオープンソースへの移行の必要性など、多岐に渡って昨今のIT関連ワードが描かれています。Posted by ブクログ
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自分なりにこの本をざっくり整理すると、
①ほとんどの日本企業のレガシーシステムは、維持だけでお金を使い尽くすだけでなく、今後付加価値を上げることができない、負債といっていい代物である
②その状態を打開していくこと、つまり2025年の崖を越えるには、企業内IT人材のマインドが変わらなければならず、そ...続きを読むPosted by ブクログ