桂木麻也のレビュー一覧

  • ASEAN企業地図
    アジアのタイクーンをこれだけ整理した本は珍しく、アジアを俯瞰する意味がないことが理解できる。
    また、人間関係は財閥、華人ネットワークで牛耳られていることから、富の偏りとビジネスにおいて外せないファクターが見える化されている。日本人がアジアのでタイクーンと伍すことができるだろうか。テマセク、ロペス、ア...続きを読む
  • 図解でわかるM&A入門 買収・出資・提携のしくみと流れの知識が身につく
    【クロスボーダーM&A】をテーマにしている。
    M&A仲介会社の人向きかと言われるとそうでもないが、これまでの日本のM&A歴史が時代ごとに解説、M&Aプロセスや失敗、成功の方程式、ファンド解説まで多岐に渡り、入門編としてはとてもわかりやすかった。
  • ASEAN企業地図 第3版
    日本語で読めるASEAN諸国の政治・経済動向に関する本のなかでもっとも参考になる。一口にASEANと言っても歴史的背景や政治動向、経済状況も多種多様で、各国ごとに理解が必要となる。かつそうしたASEANを理解するうえで欠かせないのが日本とは少し異なる「財閥」である。脱炭素とテクノロジーというキーワー...続きを読む
  • ASEAN企業地図 第3版
    アジアの財閥を国別に掲載したアジアビジネスにおける必読書。
    サリムやアヤラなど、国を代表するような企業群をさらっとおさらいできる。
    中国大陸との繋がり、ホンリョン、香港財閥の動き、コロナ禍に静かに見える彼らの世代交代を我々はどうみていくのか、非常に示唆に富むものだと思う。
  • 図解でわかるM&A入門 買収・出資・提携のしくみと流れの知識が身につく
    M&Aというのは、企業間リソースの最適化に行動原理があるのが理想だと思うのだが、その揺動により発するエネルギーから利益を得ようとする周辺プレイヤーが本質を歪めている気がしないでもない。いや、そちらの方が寧ろ資本主義の本質か。

    日本におけるM&A黎明期。バブル時代の三菱地所によるロックフェラーグルー...続きを読む
  • 図解でわかるM&A入門 買収・出資・提携のしくみと流れの知識が身につく
    ■読書の目的
    近年、自社でもよく聞くM&A。概要はきちんと知っておきたいなと思い、読みました。

    ■所感
    ・初歩の初歩、用語レベルから説明があるため、事前知識はほぼ不要
    ・事例や歴史も含めて解説があるため、わかりやすい
    ・説明部分の文章は多めですが、図解ページでうまくフォローしているイメージ
  • 図解でわかるM&A入門 買収・出資・提携のしくみと流れの知識が身につく
    クロスボーダーM&A=大手の日本企業が海外の企業を買収したい場合を主体とした本。

    私としては「大手が国内中小企業を買収するケース」について学びたかったので、ちょっとはずれ。特に、企業価値や株式価値の算定方法について、中小企業に適用されるのはどれか?が不明。 だけど、一般論として学ぶこと多し。
  • 図解でわかるM&A入門 買収・出資・提携のしくみと流れの知識が身につく
    ・バブル崩壊での小売業再編の動きから、プロ野球集団のオーナーもダイエー・近鉄という従来型産業から、楽天・ソフトバンクという新興企業へのスイッチした。
    ・M&AにはFAフィナンシャル・アドバイザーという、金融系機関からのアドバイザーが必ずいる
    ・ヘッジファンドも投資信託の一種です。デリバティブを駆使し...続きを読む
  • 図解でわかるM&A入門 買収・出資・提携のしくみと流れの知識が身につく
    MAは本当複雑やわ。よくこれでクロスボーダーMA成功している企業あるよな。もっとケース学んでいきたい。 
  • 図解でわかるM&A入門 買収・出資・提携のしくみと流れの知識が身につく
    MAの基礎知識本。
    MAの歴史、MAの流れ、よくある失敗、必要最低限の専門用語がよくわかる。

    ただ、MAを本気で動いている人には情報練度が低いので、部下などに流れを教える際の教本といった印象。