桂木麻也のレビュー一覧

  • 図解でわかるM&A入門 買収・出資・提携のしくみと流れの知識が身につく

    Posted by ブクログ

    M&Aにおけるありがちな失敗やその回避策などについて平易な表現でわかりやすく解説されているる。特に買い手、売り手、双方側のFA、対象会社の経営層といったそれぞれの登場人物の思惑の起点に、M&Aの各プロセスで起こりがちな失敗や注意すべき点、論点が解説されており、経験のない中でも無理なく咀嚼しやすい内容となっていた。

    0
    2025年10月29日
  • 図解でわかるM&A入門 買収・出資・提携のしくみと流れの知識が身につく

    Posted by ブクログ

    ネタバレ

    第1章 時代変遷とM&A
    p.27 欧米の金融機関や事業会社は財務状況が悪化し、株価も大きく下落しました。一方業績が向上しつつあった日系企業は、そういった欧米企業をリーマンショックを期に買収をしていきました。

    第2章 M&Aにおける登場人物
    p.34 売却の動機は大きく、投資回収、リストラクチャーの要請、選択と集中に分けられる。

    p.42 M&Aプロセスをアドバイスしてくれるアドバイザリー。大手証券会社や投資銀行は多くの場合はアドバイザリーを保有する。強みとしては顧客網の多さから売り手や買い手の情報を多く持っている。また金融機関であるためファイナンスも得意。デロイト

    0
    2024年08月31日
  • 図解でわかるM&A入門 買収・出資・提携のしくみと流れの知識が身につく

    Posted by ブクログ

    M&A業界について最低限必要な情報ぐらいは教養として把握しておきたいなと思い手に取った本。結論として、最高の入門書でした。KPMG FASのパートナーの著者の方が実務の経験も踏まえた問題意識をもとに基礎から書いてくれているので、アカデミックな内容というよりもビジネスの世界で落とし込んでいく上で参考になると思います。

    冒頭の日本のM&A失敗の歴史を振り返った上で(3割しか満足していないという事実)、そのためにDDやPMIの強化といった改善策の提案がされている。特に共感したのが日本における経営人材の枯渇。伝統的企業において社長はサラリーマンの最終ゴール地点という色合いが強かったが

    0
    2024年08月08日
  • ASEAN企業地図

    Posted by ブクログ

    アジアのタイクーンをこれだけ整理した本は珍しく、アジアを俯瞰する意味がないことが理解できる。
    また、人間関係は財閥、華人ネットワークで牛耳られていることから、富の偏りとビジネスにおいて外せないファクターが見える化されている。日本人がアジアのでタイクーンと伍すことができるだろうか。テマセク、ロペス、アダロと聞いて、反応できなければアジアのビジネスには入れてない。大前研一氏は、国ごとに戦略は違うので、国際事業部がある会社が上手くいくわけないと説く。その意味を、確り考えていかないと。

    0
    2016年10月23日
  • 図解でわかるM&A入門 買収・出資・提携のしくみと流れの知識が身につく

    Posted by ブクログ

    M&Aという言葉はよく聞くけど、どういうものなんだろうと思って読んだ本。
    初心者にもとてもわかりやすく書かれていて、情報量はあるけど読みやすい。
    特に最後の現在の日本の立ち位置についてが面白かったので、最新版でもっと現状について書かれたらまた読みたい。

    0
    2024年05月31日
  • 図解でわかるM&A入門 買収・出資・提携のしくみと流れの知識が身につく

    Posted by ブクログ

    【クロスボーダーM&A】をテーマにしている。
    M&A仲介会社の人向きかと言われるとそうでもないが、これまでの日本のM&A歴史が時代ごとに解説、M&Aプロセスや失敗、成功の方程式、ファンド解説まで多岐に渡り、入門編としてはとてもわかりやすかった。

    0
    2024年03月11日
  • ASEAN企業地図 第3版

    Posted by ブクログ

    日本語で読めるASEAN諸国の政治・経済動向に関する本のなかでもっとも参考になる。一口にASEANと言っても歴史的背景や政治動向、経済状況も多種多様で、各国ごとに理解が必要となる。かつそうしたASEANを理解するうえで欠かせないのが日本とは少し異なる「財閥」である。脱炭素とテクノロジーというキーワードを以って、ASEAN諸国の要諦を網羅的に理解することが出来る。ASEAN諸国のGoToMarketをする手がかりとして手始めの一冊としておすすめ。

    0
    2023年11月13日
  • ASEAN企業地図 第3版

    Posted by ブクログ

    アジアの財閥を国別に掲載したアジアビジネスにおける必読書。
    サリムやアヤラなど、国を代表するような企業群をさらっとおさらいできる。
    中国大陸との繋がり、ホンリョン、香港財閥の動き、コロナ禍に静かに見える彼らの世代交代を我々はどうみていくのか、非常に示唆に富むものだと思う。

    0
    2023年10月06日
  • 図解でわかるM&A入門 買収・出資・提携のしくみと流れの知識が身につく

    Posted by ブクログ

    M&Aというのは、企業間リソースの最適化に行動原理があるのが理想だと思うのだが、その揺動により発するエネルギーから利益を得ようとする周辺プレイヤーが本質を歪めている気がしないでもない。いや、そちらの方が寧ろ資本主義の本質か。

    日本におけるM&A黎明期。バブル時代の三菱地所によるロックフェラーグループ買収やソニーによるコロンビアピクチャーズ買収の話から始まるのは有り難い。そして、バブル崩壊後日本企業の株価が低迷すると、安値で上場株を購入しようとするアクティビストファンドが登場してくる。現金を過剰に保有しながら新規投資や配当を行わなかったり、多くの遊休不動産を持っていたりするよう

    0
    2023年03月25日
  • 図解でわかるM&A入門 買収・出資・提携のしくみと流れの知識が身につく

    Posted by ブクログ

    ■読書の目的
    近年、自社でもよく聞くM&A。概要はきちんと知っておきたいなと思い、読みました。

    ■所感
    ・初歩の初歩、用語レベルから説明があるため、事前知識はほぼ不要
    ・事例や歴史も含めて解説があるため、わかりやすい
    ・説明部分の文章は多めですが、図解ページでうまくフォローしているイメージ

    0
    2021年01月18日
  • 図解でわかるM&A入門 買収・出資・提携のしくみと流れの知識が身につく

    Posted by ブクログ

    クロスボーダーM&A=大手の日本企業が海外の企業を買収したい場合を主体とした本。

    私としては「大手が国内中小企業を買収するケース」について学びたかったので、ちょっとはずれ。特に、企業価値や株式価値の算定方法について、中小企業に適用されるのはどれか?が不明。 だけど、一般論として学ぶこと多し。

    0
    2020年12月11日
  • 図解でわかるM&A入門 買収・出資・提携のしくみと流れの知識が身につく

    Posted by ブクログ

    M&Aの基礎を学ぶことができた。右側に文章、左側に関連する図表が載せられていて視覚的にも分かりやすくする工夫が見られた。大枠の流れを掴めたのが最大の収穫だった。

    0
    2025年06月14日
  • ASEAN企業地図 第3版

    Posted by ブクログ

    文字通り異世界であり、パラレルワールド。日本以外にも文明があり、企業がある。日本でブランディングされてよく目にする企業とは、全く異なる会社が多々あって不思議な気持ちになる。そこに日本企業が関わっていて少し誇らしくも感じる。仕事で使おうかなと思って入手した本だが、広い宇宙の地球とは異なる世界線みたいな目線で眺めてしまった。

    白昼夢のように実用書を読む。しかし、そこは流石に実用書なのだ。急に頭を殴られ、現実に突き戻されるような文章に出会う。

    ー その国におけるスタートアップ環境を評価するとき、企業数もさることながら、その時価総額に注目すべきでしょう。時価総額は、スタートアップ企業が提供する「こ

    0
    2025年04月25日
  • 図解でわかるM&A入門 買収・出資・提携のしくみと流れの知識が身につく

    Posted by ブクログ

     経営戦略から降ろしたM&Aがされるべきではあるが、実務のプロセスのなかで、M&A自体が目的化されてしまうという難しさに触れている。

     ショートリストが、究極的には売却意向に基づく整序であるのに対し、著者はシナジー効果に基づくウィッシュリストを提案している。

     経営戦略に関連して、DDの段階からPMIのことを考えておけという話も。

    0
    2024年08月24日
  • 図解でわかるM&A入門 買収・出資・提携のしくみと流れの知識が身につく

    Posted by ブクログ

    ・バブル崩壊での小売業再編の動きから、プロ野球集団のオーナーもダイエー・近鉄という従来型産業から、楽天・ソフトバンクという新興企業へのスイッチした。
    ・M&AにはFAフィナンシャル・アドバイザーという、金融系機関からのアドバイザーが必ずいる
    ・ヘッジファンドも投資信託の一種です。デリバティブを駆使して、相場が下落した際も利益を追求することを目的としています。
    ・アクティビストファンド:物言う株主
    ・バブル崩壊により日本企業の株価が低迷すると、安値で上場株を購入しようとするファンドが登場してきました。とりわけアクティビストファンドの登場は、これまでの日系企業が経験しなかったような厳しい株

    0
    2021年10月07日
  • 図解でわかるM&A入門 買収・出資・提携のしくみと流れの知識が身につく

    Posted by ブクログ

    MAは本当複雑やわ。よくこれでクロスボーダーMA成功している企業あるよな。もっとケース学んでいきたい。 

    0
    2020年11月08日
  • 図解でわかるM&A入門 買収・出資・提携のしくみと流れの知識が身につく

    Posted by ブクログ

    MAの基礎知識本。
    MAの歴史、MAの流れ、よくある失敗、必要最低限の専門用語がよくわかる。

    ただ、MAを本気で動いている人には情報練度が低いので、部下などに流れを教える際の教本といった印象。

    0
    2020年09月08日