井上ミノルのレビュー一覧
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タイトルと中身に、若干齟齬があるようには思いますし、設定として、かなり無理があるとも思うのですが、切り口としてはとても面白いですし、何よりわかりやすかったです。
高校時代、日本史を選択してはいましたが、幕末ぐらいからは猛スピードで授業が進んだこともあり、それ以前の時代に比べると、理解がかなり浅い状態でした(それ以前の時代についても、大した理解度ではありませんでしたが…)。
この本は、幕末の主要な人物や出来事、また、その流れや関係性をうまく整理してくれており、頭の中が整理できました。
また、必ずしも時間軸に沿った一本道での説明ではなく、必要に応じて、少し時間をさかのぼることもあり、その点も、 -
Posted by ブクログ
ネタバレタイトルの『もしも紫式部が大企業のOLだったなら 』・国文学好きのイラストレーター井上ミノルさんの表紙から内容を推測出来ました。小倉百人一首の歌人たちのキャラをユーモアたっぷりに現代風にアレンジし紹介。日本一の大企業「内裏商事」。そこに勤めるアラサー・キャリアウーマンの紫式部には、実は長期出社拒否の過去がある。心のライバル清少納言は、同社退職後、OL生活をブログにつづり、一躍人気ブロガーに。そして紀貫之は、社内公用語をギャル語にするため、社内報に『土佐☆にっき』を連載中。平安古典のお笑いマンガ読本。
小倉百人一首・和歌の世界をぐっと身近に、紫式部・清少納言・在原業平に興味があれば、書店でもち